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魔女の隠れ家
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魔女の隠れ家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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別の方のレビューと同様、私が初めてこの小説をよんだのも、今絶版となっているあかね書房版少年少女世界推理文学全集に収録されていた本作でした。小学生の頃に読み、怪奇小説のような描写に震え上がり夜、怖くてトイレに行けなくなったことを覚えています。そればかりかこの作品を読んだことで、私はすっかりカーファン「カーキチ」になってしまいました。大人になり再読して改めて、本作の素晴らしさを痛感した次第です。トリック自体は驚天動地、という訳ではないと思いますが、前半に語られる不気味な伝説伝承は、読者を小説の中に引き込む魅力が十分です。またカー作品に登場するフェル博士の初登場作品も本作ですし、後の作品にも登場し夫婦になる、ドロシーとランポールの二人が、出会うのも本作です。そういう意味でも、この小説は「カー入門」に最適の一冊であると思います。また、現在進行中の創元推理文庫の「カー新訳シリーズ」の仲間に本作も是非加えてほしい、と切に願うものです。 | ||||
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とても面白かった❗️ 探偵のフェル博士はすぐスネたりする可愛いおじさん。著者がアメリカ人なので、イギリス人を描いてもついアメリカ風になるのも微笑ましい。 率直なアメリカ人青年とお転婆なイギリス娘のロマンスも愛らしくて好き。 冒頭のアメリカ人青年がイギリスの硬貨に戸惑う描写やフェル博士がイギリスのお茶について演説をぶつのも楽しかった。 推理や事件だけでなく、風刺やユーモアをさらりと入れるカーのセンスに舌を巻いた。 | ||||
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かなり、古い物なので、あまり、期待はしてなかったのですが、案外 状態良くて安心しました。お世話になりました。 | ||||
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他のレビューアさんも昔に読んだものを再読したという方が多いようですが、私も同様です。内容はほとんど忘れていましたが、これがあのギディオン・フェル博士が登場した最初の作だったのですね。カーの作品では、パリを舞台にしたアンリ・バンコランもの4冊から始まって、次にノン・シリーズが1冊、その後の6作目になります。 英国リンカーンシャーの村で、監獄の長官を勤めてきた貴族の当主は首の骨を折って死ぬという伝説があり、また、長男が25歳になる時、旧監獄の長官室にある金庫を開けなくてはなりません。それが地所を相続する条件という奇妙な遺言が代々伝えられてきました。そして今期の当主もやはりその夜に首の骨を折って死んでしまいます。が、今回はどうも殺人らしい・・という出だしで、怪奇趣味、古い伝説と怪しい屋敷、密室での不可能犯罪など、これぞカーというべき要素が詰まっています。おどろおどろしい雰囲気の中にも、これもカー独特のファース(ドタバタ劇)的ユーモアが含まれていて、充実した作品になっています。 最近のミステリと比べると悠長な感じはするかもしれません。個人的には英国の田舎の描写がとても美しく、読んでいてうっとりしました。緑の芝生が広がり、木々が濃厚に香り、その向こうには村の家々の屋根と教会の尖塔が見える、歴史ある領主館、そして夜明けや夕暮れの空の色の変わりゆく様。外は霧が降り湿度が高くても、部屋の中は暖炉の薪がパチパチと音をたてて燃え、暖かい、ウィスキーをすすりながらゆったりと会話を交わす、そんなシーンが何度も出てきます。 この作品は、大学を出て英国へやってきたばかりのアメリカ青年ランポール君の目を通して描かれていますが、初めての外国で異なった国民性や習慣、風景にとまどったり驚いたりしている様子がとても初々しいです。カーは1932年に英国へやってくる船上で英国女性と出会って結婚、ブリストルに住み始めたということですが、この作品はその翌年のものですから、ランポール君がドロシー嬢に一目ぼれしてしまうシーンや、彼が英国に感じる感慨は、カー自身の経験と重なっているのではないかと感じました。 今、同じく1933年に書かれた「帽子収集狂事件」を再読中です。今度はロンドンに舞台を移し、やはりランポール君が登場します。こちらもカーの代表作であり、おすすめです。 | ||||
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創元新訳カーシリーズの印象が良く、1930年代のJDC/CDを全部読みたい! で昔の文庫本を引っ張り出して再読。四十年ほど前に一度読んでいるのですが全く内容を忘れていました。目の前の事件をよそに古文書を読んでしまうブッキッシュな態度や、井戸調査の描写をコミック仕立てにしてしまうので、怪奇は全然盛り上がりません。肝心の謎もあまり謎めいていないのでこちらも小盛り上がり。でも全体的にフレッシュな若々しさが感じられる楽しい探偵小説でした。米国と英国の間で戸惑う(もちろんイギリス贔屓)記述が多めでJDCの心情を正直に吐露している感じです。登場人物がやたら歌ったり飲んだりするのが初期フェルシリーズの特徴かも。出てくる歌などを原文から調査してみました。 p21「ラウス ヴィ二 エクセルシタス クルシス」1187年の第一回十字軍のさいブイヨンのゴドフリーの部下たちが歌った『酒の歌』Laus Vini Exercitus Crucis… Drinking Song of Godfrey of Bouillon's men on the First Crusade in 1187: この歌は『朝まで家に帰るまい』We Won't Be Home until Morningと同じ旋律らしい… We Won’t Be Home… の方はググると何件かヒット。 p46 古い文句「地には大いなる叫びが満ち…」There was a great crying in the land: King James Version, Exodus 11:6 And there shall be a great cry throughout all the land of Egyptのこと? p67 ずっと昔に流行った戯れ歌の楽譜 sheets of long-forgotten comic-songs 『マリーよ、すぎし憩いの日、そなたはどこにおわせしか』という悲歌 a lament called "Where Was You, ‘Arry, on the Last Bank 'Oliday?" 『ブルームズベリー広場のバラ』The Rose of Bloomsbury Square: いずれも不明 (‘ArryはHarryでは?) p192『蛍の光』Auld Lang Syne: イギリスやアメリカ合衆国など英語圏の国々では大晦日のカウントダウンで年が明けた瞬間に歌われる、とwikiに書いてありました。 フェル博士が二本杖を使うのはこの作品だけ。銃は「旧式のデリンジャー」an old-style derringer revolver が登場。Remington Doubleはrevolveしないんですが… 他に「銃身の長いピストル」a long-barrelled pistol (後に出てくる「ブラウニング型拳銃」a Browning pistol と多分同じ)も登場。 | ||||
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本書は今回で読むのが3度目。犯人だけがなんとなく記憶に残っているものの、ストーリーは忘れている。凄く面白かったという記憶もなかったけれど、フェル博士初登場の作品(1933年出版)なので、久しぶりにカーを読みたくなり、手に取りました(全302頁)。そして・・・ 「いやあ、とても面白かった」。現在、外灯の少ない田圃ばかりの地域に住んでいるせいでしょうか、事件を取り巻く環境・・片田舎の寂れた雰囲気、街灯のない暗い夜道、朧月、雨中の蛙の鳴き声、こんもりとした林等々がよくイメージできました。さらに、事件発生日が7月12日の夏日で読んだ時期が一緒。最初の頁の「垂木(たるき)」や「イチイ」(植物)って何?という、知識不足をインターネットで補ったら、作品世界にずんずんと入っていけました。それに、主人公のアメリカ青年タッド・ランポール君。大学出たてのウブな青年。大学の恩師にイギリスに居るフェル博士への訪問を勧められ、独りでロンドンに来たものの心細く・・・。高齢者の私ですが、退職後のこれからの人生の道が明確でないためか妙に共感。ランポール君の視点で、本書を読み勧められたのが楽しめた一因だと思います。 様々な曰く付きのチャターハム監獄、『魔女の隠れ家』等という話を持ち出さなくても、充分に謎めいていて怖いです。そして、このトリック。脱帽でした。 この作品、小説として充分素晴らしいのですが、より作品を味わうためには、チャターハム監獄のイラストがあるといいので、http://www.oocities.org/~betapisces/marshcas/hag.htm や https://thegreencapsuleblog.wordpress.com/2016/11/23/hags-nook/ を参考にされることを是非お勧めします。 | ||||
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カーはオカルト趣味とバズル的要素がうまくマッチした作家で、本格推理ものでは古典といってよい。 | ||||
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フィル博士ここにあり。暗号あり。オカルトあり。恋愛あり。懐かしい本です。まさかアマゾンで手に入るとは思いませんでした。また手に入れるまで40年以上かかりましたが相変わらず面白い。ありがとうございます。 オカルトと、古きよき探偵ものとがミックスした本。カーに、ここからはまりました。 | ||||
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子供のころ児童向け推理探偵小説シリーズで読みました。ストーリーを忘れてしまい購入。こんな展開だったのかと改めて読みました。意外な結末は相変わらず。 | ||||
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カーの怪奇趣味が満載でいかにもカーらしく、彼の入門書としては最適と思う。 ただ事件そのものは、容疑者の数が少なすぎて条件を絞るとわかってしまって、ヒントは随所に書きこまれているので、それを上手につなぎ合わせれば合理的な解決が導き出せそう。(自分は色々と塾考するのを途中でやめて、筋を追ってしまいましたが。) 又、事件が起こるまでの過程がやや冗長で、少し退屈気味。 背景のおどろおどろしさは印象に残るが、推理小説としてのインパクトは結構薄いかもしれない。 | ||||
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本書はフェル博士の初登場作にして怪奇伝説に彩られた作品で、とくに謎の裏側に潜む犯人の慌ただし過ぎるほどの動きは後の傑作「帽子収集狂事件」や「三つの棺」を思わせ、緻密な構成や複雑な謎に対して一片も余さず整合性のある解決を見る点、中々の秀作である。 ただし、本書は犯人が分かりやすい点、意外性には欠けている。 ティモシー・スタバースが犯人の名を記した紙を長官室の金庫にしまうことを知らされた人物は限られており、それに加えてフェル博士が解決編で挙げた手がかりのうちの一つでも気に留めれば犯人は容易に分かるだろうし、どういうことが行われていたのかも大まかには見当がつくことだろう。 | ||||
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チャターハム監獄の長官を何代も務めてきたスタバース家では、 その当主が、必ず首の骨を折って死ぬ――という伝説があった。 先代のティモシーが、“魔女の隠れ家”と呼ばれる絞首台の近くで 首の骨を折って死んだ二年後、監獄の長官室で相続儀式を終えた ティモシーの長男のマーティンもまた、伝説通りに首の骨を折って死 に、さらに、彼の従兄弟のハーバートが行方不明になってしまう……。 “従兄弟の失踪”が、最重要なポイントになりますが、それがどのように 事件に絡んでいるかは、なかなか見極められないつくりになっています (とはいえ、真相究明のための手がかりは読者に十分与えられています)。 初代長官が残した奇怪な日記と詩の謎、呪われた伝説などのオカルティズムを、 読者の心理的盲点を突くトリックと有機的に融合させることに成功した佳作です。 | ||||
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怪奇趣味と不可能犯罪の巨匠カーの作品中で最も有名な名探偵フェル博士の記念すべき初登場作です。初登場のギディオン・フェル博士は体重110キロを越える巨漢で‘太った山賊’と形容され、豊かな黒髪と口ひげを蓄え黒いリボンのついた眼鏡をかけ黒のフェルト帽をかぶっているという容貌のビールが滅法好きなユーモラスで愛すべき好人物です。ワトスン役はアメリカからイギリスへ博士宅を訪ねて来たランポール青年が務め、彼は本書で知り合ったドロシー嬢に一目惚れして恋に落ち熱烈なロマンスを演じます。本書には、おっちょこちょいで何時も何かを壊している陽気なフェル夫人も登場し笑わせてくれます。 チャターハム監獄の長官を務めてきたスタバース家の男達は昔から幾人も首を折って死んでいた。先代の老人ティモシーも〈魔女の隠れ家〉と呼ばれる絞首台の近くで首の骨を折って死んだが、臨終間際に秘密の遺書を遺していた。その2年後、監獄の長官室で相続の行事を行った長男マーティンもまた首の骨を折って怪死を遂げ、従兄弟のハーバートが失踪する。近所に住むフェル博士は早くから警戒していたが犯罪を防げず、遅ればせながら地元警察を助けて捜査に乗り出す。 今回は著者の十八番の密室物ではありませんが人間の一瞬の思い込みによる大胆な錯覚トリックを描いており、お馴染みの犯人隠しのテクニックも健在で満足出来ます。本書はビール片手にご陽気なフェル博士の語りの魅力や若い男女の情熱的なロマンス・シーンが味わえて読み所が満載です。唯やや残念なのは本書が構成上犯人判明の後にサプライズがやって来るという形式なので印象的に損をしている点、フェル博士が犯人に疑惑を抱いた経緯がやや歯切れが悪く犯人の自白の手記で幕を閉じる構成が探偵の推理を中途半端にしている点です。著者に寄せる期待が大きいので最後やや辛口の感想を述べましたが、本書は★4つに十分値する通好みの秀作だと思います。 | ||||
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原題は、 HAG'S NOOK −−直訳すると、魔女の隠れ家。 「魔女の隠れ家」とは、 チャターハム監獄の近くに作られた絞首台の名称です。 監獄の長官を数代に渡ってつとめてきたスタバース家では、 当主が首の骨を折って死ぬという呪いのようなものがあり、 先代のティモシーも「魔女の隠れ家」の近くで首を折って死にました。 そして、今度は、跡継ぎの息子マーティンが、 相続の儀式を行うために、監獄の長官室に籠もるのですが、 果たして、バルコニーの下の井戸で 首を折って死亡しているのが発見されます。 現場の状況は、 カーなら当然のことですが、「密室状態」・・・。 本作は、ディクスン・カー名義の第6作にして、 ギディオン・フェル博士が初登場となる記念すべき作品です。 その後23の長編に登場することになる フェル博士のデビュー作だけあって、 カーお得意の不可能犯罪の謎に加え、 怪奇趣味や暗号解読、意外な犯人と ミステリの面白さを詰め込んだ本作は、 カーに興味のある方なら、 是非とも読んでおきたい一作です。 ただ、肝心の不可能犯罪に関するトリックが あまり印象的ではなかったのが、ちょっと残念。 物語の展開は面白く読ませてもらいましたが、 ★は3つとさせていただきました。 | ||||
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怪奇伝説、密室、暗号、宝探し、意外な犯人、およそ推理小説の要素を総て集めたと言っても良い作品。 異色の探偵ギデオン・フェル博士のデビュー作。おそらくカー初期の作品の中で、一番取っつき易い。 犯人はカーの作品としてはかなり簡単な部類(それでも半数以上は当たらないのでは?)で、これが当たらないのなら、他の作品ではまず当たらない。 てんこ盛りの内容は、読者サービスをしすぎる悪い癖(?)の始まりか。とにかく面白い。 | ||||
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愛すべきフェル博士の初登場作!!!いかにも英国が舞台らしい描写とワトスン役のランポール 青年の感情とがとても瑞々しくて、カー独自の怪奇趣味がカラフルに色付けされてる異色の 作品だと思う。 構成も本腰を入れれる読み応えがあり、センス滲み出る暗号解読に不可能を可能にする謎解き の妙もしっかりあります。そして云うまでもなくフェル博士はとてーも魅力的。またタイトル の響きもとてーも魅力的。オススメ! | ||||
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記念すべきフェル博士のデビュー作。これで不可能犯罪、オカルティズム、ファースと言うカーの三大要素が揃った。本作もその線に乗った快作。 リンカーンシャー州のチャターハムにある「魔女の隠れ家」と呼ばれる古い監獄跡。この陰惨な監獄を管理するスタバース家には、代々ある儀式が伝えられていた。その時の長男が監獄を相続する儀式で、一人で監獄内の長官室で金庫を開け、代々伝えられる文書の内容を確認する事であった。そして、この時の長男マーティンがその儀式を執り行おうとするのだが、フェル博士を含む衆人環視の中、マーティンは殺されてしまう。古い監獄での儀式、オドロオドロしい雰囲気、不可能犯罪。如何にもカー好みの設定である。読んでいて雰囲気に圧倒されるが、解決は良く考えてあり、カーの作品に多く見られる尻すぼみの感じはしない。 フェル博士のデビューを飾る、異様な雰囲気とトリックがマッチした初期の秀作。 | ||||
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カーの名探偵、フェル博士がいよいよ登場。のっけから笑わせてくれる方です。事件も歴史あるイギリスらしいものです。日本だとちょっとこうはいかないでしょう。あぁ、カーはいいなぁ。暗号もひらめきさえあれば日本人でも解けます。極端に突出した部分はないですが、全体的に読んでいて楽しいミステリです。 | ||||
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フェル博士の初登場作品ですが、ここからカーの全盛期が始まったとでも言うべき名作です。ちゃんと評論してみるとカー得意のハウダニット系の作品なのですが、犯人も実に意外。犯人が明らかになってからの展開も実に面白く、ラストの一行も印象的です。 また、初期のように読みにくいところがなく、怪奇趣味も事件と上手くマッチしています。男女の恋愛を入れるところもトリックが際立つ作風なのもフェル博士の登場と共にここから始まったという感じで、本格ミステリとしても上出来、長さも手ごろなカーを初めて読む人にもちょうどいい作品だと思います。 | ||||
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カーが良く書いた、不可解な状況での墜落死もののひとつフェル博士初登場作品牢獄の長官をつとめてきた一家の当主が必ず首の骨を折って死ぬという伝説そして相続儀式を終えた男が首の骨を折って死んでいるのが発見され恐怖のどん底に落ちる・・・トリックをうまく神秘儀式と呪われた伝説に溶け込ましている作品です | ||||
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