月明かりの闇
- ギデオン・フェル博士 (23)
- フェル博士 (1)
- 安楽椅子探偵 (187)
- 足跡 (6)
- 足跡のない殺人 (33)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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カー作品の欠点が如実に現れた作品である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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カー晩年の作品ということで、確かに往年のような精彩は欠いているけれど、思いのほかスラスラと読むことができた。これは、田口俊樹氏の訳がとても優れていた、というのが大きいと思う。 原文はおそらく、いかにもカーっぽく冗長な文章なのだろう。何かといえばフェル博士が「これはこれは、これはアテネの執政官」などと、しつこく繰り返すクドさからも推して知るべしである。 ミステリとしても、カーのわるいクセである「竜頭蛇尾」の印象が免れない。でも、フェル博士ともこれでお別れだし(特に思い入れはないのですが…)ちょっと甘めで★4つということにしておきます。 | ||||
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面白かったです | ||||
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いいね!と致しましたが、傷み本で残念でした!!本当は、返品交換してほしい、出来ませんが。 ★評価は5.甘いかもしれません。 | ||||
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1967年発表の本作品は、フェル博士が登場する最後の作品。 舞台は1965年(21ページに明記)のサウスカロライナ州、チャールストン港近くのジェイムズ島。 メイナード邸は、17世紀から続く由緒ある家柄で、1867年には、当時の当主ルーク提督が浜辺で頭蓋骨を割られて死亡するという事件が発生していた。 周辺には、彼自身の足跡しかないという密室状態。 果たして、同じシチュエーションの事件が再びメイナード家を襲うが…。 副題は「フェル博士最後の事件」ですが、後続の作品がないため、「結果的に」最終作となったようです。 そのため、「最終作」らしい工夫というものはなく、いつもの「カー作品」という印象でした。 ただ、ひとつだけ、読んだことのない趣向はあります。 それは、メイナード家の当主ヘンリーの娘、マッジが冒頭で、「彼氏」とデートをしているのですが、それが誰なのか分からないという点。 小粒な謎ですが、事件の真相と深く結びついています。 ところで、巻頭の登場人物欄の紹介の仕方の大半が、「…の友人」というのには、参りました。 カーは登場人物の描き分けがあまり得意でないので、登場人物欄は必須なのですが、これでは頭の整理になりません。 せめて職業を載せてほしかったです…。 さて、肝心のメイントリックですが、こちらはもともと期待していなかったので、特別失望はありませんでしたが、正直なところ、意外性には乏しいという印象でした…。 本書の巻末解説は、フェル博士への語りかけ形式で、カー作品への愛着が感じられて楽しい一編です。 解説者は幼少の頃、「曲がった蝶番」の児童向け翻訳「踊る人形の秘密」を読んだことがあるそうで、その翻訳本の解説には、カーのオススメとして、『絞首台の秘密』『どくろ城』『弓弦荘殺人事件』が挙げられていたとか。 「何も二流作品ばかり挙げることはない」という一文に、最近その3作品を読んだ自分としては、思わず苦笑してしまいました…。 | ||||
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本来はといいますと、 限りなくこの作品は ☆1に近いといってもいいでしょう。 しかしながら設定は面白いのです。 ただし、つながり方はむちゃくちゃなのですが。 まず、いつものフェル博士シリーズを 知っている人だったらあまりの冗長さ あるいは展開のだめさかげんにがっかりすることに なるでしょう。 最後の作品ですが読まないほうがいいです。 幻滅します。 | ||||
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