疑惑の影



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初公開日(参考)1982年03月
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長編小説

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疑惑の影 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-10)

1982年03月01日 疑惑の影 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-10)

弁護士バトラーはテイラー夫人殺害の容疑で捕われた娘ジョイスの弁護を引き受けた。不利な状況から無罪判決を勝ち取るが、今度は夫人の甥が毒殺された。フェル博士とバトラーが突き止めた真相とは? バトラー初登場。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点1.00pt

疑惑の影の総合評価:7.40/10点レビュー 5件。Eランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(1pt)

二番煎じ感にムリが祟って…

読者の復刊希望アンケートで上位にランクインし、それを期にこのたび復刊の運びとなった本書は、弁護士バトラーとフェル博士が共演する(バトラーの出演する作品を読むのは初めてなので実は常にフェル博士は出ているのかもしれないが)事を謳い文句にしていたが、意外だったのはバトラーが気障ながらも有能な弁護士でしかも推理力に富み、行動力もあるという美点が強調され、フェル博士が狂言回しの役割に終始していた事。バトラーのプレイボーイ振りが際立っていることもあり、通常のカー作品とは異なり、かなりロマンティシズムが濃い。

テーマはカー特有の毒殺物で、裕福な老婦人を毒殺した廉でその秘書が逮捕され、その法廷場面から始まる。その裁判ではバトラーの活躍で秘書は無罪になるものの、第2の毒殺事件が起こる。しかしこれら2件以外にもここ頻繁に毒殺事件は起こっており、フェル博士は殺人集団の仕業と見て捜査を始めるといった内容。
恐らくカーはこの作品を書いていた頃は過剰なまでのオカルト趣味に嵌っていたように推測する。

登場人物が少なく、事件も地味なせいもあり、真相が判明してもびっくりするような仕掛けもなく、前述にある悪魔崇拝集団という設定も妙に浮いてて、バランスが悪い。次の『眠れるスフィンクス』に期待しよう。


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No.4:
(5pt)

商品届きました。

迅速かつ丁寧な対応で安心して取引出来ました。また機会がありましたらよろしくお願いします。
疑惑の影 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-10)Amazon書評・レビュー:疑惑の影 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-10)より
4150703604
No.3:
(5pt)

これぞ幻の名作

カーを日本に紹介した江戸川乱歩が「期待して読んだがたいしたことはなかった」と評したせいか、
いまも不当な評価がまかり通っている気がしてならない。
カーをほぼ全作(通俗的過ぎてさすがに途中で落ちた「最後の密使」以外)読んでいるが、
三度読み直したのは今作だけだ。
乱歩好みの密室?出てきません。不可能犯罪?出てきません。
だが、全編を覆う不気味な迫力(本当に怖い)、ストーリングテリングの妙は、まさにカーならでは。
なにより今作を傑作たらしめているのは、ちょっと類例がないような読者に仕掛けた心理的トリックだ。
スリラーの衣装をまとった一発勝負の本格だと思うのは自分だけか。傑作だ。
疑惑の影 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-10)Amazon書評・レビュー:疑惑の影 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-10)より
4150703604
No.2:
(4pt)

バトラー弁護に

黒ミサ教団、毒殺魔等々怖がらせの展開事件解決の先頭にたつバトラー弁護士のスピーディーな行動とそれまでのサスペンスタッチの際立った部分とそれ以降の冒険活劇調の部分を中庸に取り入れた物語。事件の雰囲気だけで行けば前半のまま、フェル博士にサイコスリラー調に解決させればもっと怖かったのにと思えなくもありませんね
疑惑の影 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-10)Amazon書評・レビュー:疑惑の影 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-10)より
4150703604
No.1:
(4pt)

バトラー弁護に

黒ミサ教団、毒殺魔等々怖がらせの展開
事件解決の先頭にたつ
バトラー弁護士のスピーディーな行動と
それまでのサスペンスタッチの際立った部分と
それ以降の冒険活劇調の部分を
中庸に取り入れた物語。
事件の雰囲気だけで行けば
前半のまま、フェル博士にサイコスリラー調に解決させれば
もっと怖かったのにと思えなくもありませんね
疑惑の影 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-10)Amazon書評・レビュー:疑惑の影 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-10)より
4150703604



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