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魔術の殺人
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魔術の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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〇電子書籍版発行……2012年2月10日 Kindleの「メモとハイライト」「栞」機能……×(章名なし) Kindleの表紙……〇(Amazonの表示と同じ) Kindleのページ表記……〇(あり) この邦題は、米国版のMurder with Mirrorsに準じたものだろうが、英題と同様に、舞台のマジシャンが鏡を使って観客を欺くところからきていると思われる。 ならば、日本語の語感から云って、魔術ではなく『奇術の殺人』とすべきだったろう。 あるいは、『手品の殺人』――とするのは安っぽくなってしまうが、『マジックの殺人』あるいは『マジシャンの殺人』でも、本題名よりはよかった。 舞台と配役が、犯罪者となるハードルが低い大勢の少年たちを脇に置いて、やや不穏な重苦しさを感じさせる邸宅の立地と、そこに集う関係の多少複雑な準家族を扱っていることもあって、この邦題にも多少は引っ張られたのだろうか、霜月蒼はクリスティには珍しく、横溝的おどろおどろしさも感じると書いていたような。【注1】 読み始めると、やはりクリスティ的に明るくて、横溝正史の岡山もののような雰囲気はなにも感じなかったwので、やはり誤解を与えないように、オカルトではなくマジックを喚起させる題名にすべきだったと思う。 題名に拘ってしまうのは、この『奇術の殺人/鏡を使ってそれをする』というのも一種のレッドへリングになっているからだ。ミス・マープルが気づいて関係者に説明するために援用するもの、それは著者が大好きなアレである。 解決に至るまでに三件の殺人が発生するが、驚くべきことに、終盤の二人が死んだ事件は謎として吟味されず、この推理小説は最初の事件のみのワンイシューでできている。 【注1】ドラマや映画の演出はともかく、横溝正史の原作小説自体にそれほどおどろおどろしさはないw | ||||
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ミス・マープルの少女時代の友人に妹の様子を見てきてと頼まれて出かけていくマープル。 妹は3回結婚して今は億万長者になってる。3人目の夫は未成年犯罪者を200人以上も預かる施設を経営していた。 3回の結婚で複雑な人間関係のたくさんの親族がいる。 施設と同じ敷地に同居していて異様な雰囲気。ミス・マープルの到着を待っていたかのように事件が起こる。 でも、この話子供だましのようなトリックだ、犯人は逃亡に失敗して死んじゃう。 | ||||
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