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(短編集)
火曜クラブ
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【この小説が収録されている参考書籍】
火曜クラブの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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集まった人達がそれぞれ経験した事件を語り、皆で謎解きに挑む異色の設定。語りから事件を理解し犯人を推測するのは骨が折れる仕事で、気楽に読むにはちょっと肩がこるかも。 | ||||
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『牧師館の殺人』に続くミス・マープルものの二作目だが、本書に収録された短篇はほとんどがそれ以前に書かれているので、ミス・マープルの初出はこちら。 また前半6篇とそれ以降で掲載雑誌が異なっていて、実は「火曜クラブ」と括れるのはその前半6作品だけ。以降は別のパーティーで、火曜クラブのような定例会ではなく、最後の「溺死」を除いて、同じ日の出来事のようだ。 再開するまでに一年ほど空いていて、総じて後半のほうが出来がよいとは霜月蒼の弁である。 わたしはそれほど差を感じなかったが、後半作品の頁数は若干多めなので、それだけ人物描写などに割ける文章も多いのが、評価の違いに繋がっているのかもしれない。たしかにわたしも★★は前半に集中しているw とりあえず、この中ではベストだと思った「クリスマスの悲劇」の感想をあげておく。 <ネタバレ注意> 恥ずかしながら、水療院というのがわからなかった。 パッと聞くと、つい先ごろも流行った活性水素水のような、保管の難しさを考えるとやや疑似科学的な臭いのする健康法を含む、多分に信心重視な療法を行う施設のように感じてしまったが、水療法は水中運動やマッサージによるリハビリなどがメインのようだ。それならセラピー効果を除いても十分意味があるだろう。そんな施設が100年以上も前からあったのに驚きだ。 別人の死体と誤認させるトリックは、12年後の長篇でも使われているが、こちらはマープル自身にもその場で役割を持たせているところに、犯人の狡猾さが光る。 「それをまあ、わたしがわざわざ止めたのですよ!」 ミス・マープルはこんなことも述べている。 「死刑の是非ということについてとやかく言われますが、人道主義的見地から死刑をためらうなんておよそ我慢なりませんわ」 わたしもミス・マープルに一票。 | ||||
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とにかく物足りない印象です。「えっ?これだけ?」と何度思わされたか。 雰囲気と登場人物のキャラは素晴らしいのですが、それだけです。 同じクリスティの短編集 "パーカーパイン登場"が非常に面白かったのでこの作品にも期待していたのですが、少しガッカリしました。 | ||||
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アガサ・クリスティーの作品が「クリスティー文庫」として改めて出版された。表紙は統一感があっておしゃれな感じ。ミス・マープルが集まった人々と昔の事件を推理する短編集。スリルには欠けるが、ミス・マープルの頭脳の冴えを感じる作品だ。 | ||||
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アガサ・クリスティーの作品が「クリスティー文庫」として改めて出版された。 表紙は統一感があっておしゃれな感じ。 ミス・マープルが集まった人々と昔の事件を推理する短編集。 スリルには欠けるが、ミス・マープルの頭脳の冴えを感じる作品だ。 | ||||
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