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ハロウィーン・パーティ



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ハロウィーン・パーティの評価: 3.88/5点 レビュー 32件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(2pt)

翻訳が作品を台無しにしているかも

大半はポアロが靴底をすり減らしながら調査をする話なのですが、息を飲む展開や大仕掛けのトリックなどはなく、淡々としていてあまり楽しくありません。
ポアロのシリーズを順番に読んでいて、この一つ前の「第三の女」はポアロとオリヴァ夫人の掛け合いがとても楽しかったので今回も期待していましたが、その掛け合いも精彩を欠いています。
また、不要と思われる描写や無駄に長い台詞もあり、内容のわりに冗長に描かれていて、ちょこちょこ斜め読みしてしまうほど退屈でした。
唯一、犯人が今までにないタイプなのは面白くて良かったのですが、暴かれた後のカタルシスが皆無なのはとても残念でした。
子供が殺されたという非常に痛ましい事件なだけに、このラストはもう少し溜飲が下がるようなものにして欲しかったです。

また、翻訳が酷く、文脈が分かりにくいというか文意が通らないというか、変な言葉や文章が多く非常に読みづらかったです。
新訳が出ているようなので、そちらを買った方が良いかと思います。
レビューを書いていて今気付きましたが、この翻訳が作品を台無しにしているかも。
楽しいはずの作品も読みづらいと楽しめませんから。
ハロウィーン・パーティ (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ハロウィーン・パーティ (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U24W
No.4:
(2pt)

独特な犯行動機

クリスティーがこの作品で描きたかったのは、独特な犯行動機を持つ犯人像であったのだろうか。
ハロウィーンパーティーで起こった殺人事件と、被害者が目撃したという過去の殺人事件に関する関係者の取り調べが中心の話。本筋と関係のない事件が含まれていたり、不必要と思われる登場人物が出てきて、拡散しすぎ、未整理、冗長と感じる部分があった。
特にこれといったトリックが使われているわけではなく、ポアロの推理も根拠薄弱で、最後まで読んでも成る程と思うようなところはない。パーティーの主催者が花瓶を落とした理由も推測どおりであった。
ミステリ作家オリヴァ―は、作者自身なのだろうか。自作の登場人物に関して言及する箇所があり、興味を引いた。
ハロウィーン・パーティ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-26))Amazon書評・レビュー:ハロウィーン・パーティ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-26))より
4150700265
No.3:
(2pt)

子どもが読んでます

内容があんまり面白くないのでしょう。
読み進むのに時間がかかるというより、読むのを忘れているようです。
子どもは正直だから、面白いとテレビもそっちのけでよみふけります。
これ、レビューを見ても評価が低かったのですが、ハロウィンの表紙に惹かれた
娘から「買って買って」とせがまれて。
1円で買ったから文句ないです。ありがとうございました。
ハロウィーン・パーティ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-26))Amazon書評・レビュー:ハロウィーン・パーティ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-26))より
4150700265
No.2:
(2pt)

魔女のイラストを描いた旧版カバーの方が好き

13歳の少女、ジョイスが殺された。以前、殺人事件を目撃したことがあると話したために...とくれば、『マギンティ夫人は死んだ』や『死者のあやまち』などの焼き直しに過ぎず新味に欠ける。
作者最晩年の作品なだけに、いよいよ作者の創作力も枯渇したということだろう。

推理作品としても、真相には意外性もなく、ポアロの推理も論理によって導き出されたものとはとてもいえず、凡作中の凡作である。

なお、本書ではスペンス(元)警視が『マギンティ夫人は死んだ』以来の3度目の登場にしてオリヴァ夫人との再共演で、この後『像は忘れない』でもこの組み合わせでの共演となる。

それと、本書のカバーデザインだが、私は魔女がほうきにまたがって空を飛ぶイラストを描いた旧版の方が好きである。
ハロウィーン・パーティ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-26))Amazon書評・レビュー:ハロウィーン・パーティ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-26))より
4150700265
No.1:
(2pt)

魔女のイラストを描いた旧版カバーの方が好き

13歳の少女、ジョイスが殺された。以前、殺人事件を目撃したことがあると話したために...とくれば、『マギンティ夫人は死んだ』や『死者のあやまち』などの焼き直しに過ぎず新味に過ぎない。
作者最晩年の作品名だけに、いよいよ作者の創作力も枯渇したということだろう。
推理作品としても、真相には意外性もなく、ポアロの推理も論理によって導き出されたものとはとてもいえず、凡作中の凡作である。
なお、本書ではスペンス(元)警視が『マギンティ夫人は死んだ』以来の3度目の登場にしてオリヴァ夫人との再共演で、この後『像は忘れない』でもこの組み合わせでの共演となる。
それと、本書のカバーデザインだが、私は魔女がほうきにまたがって空を飛ぶイラストを描いた旧版の方が好きである。
ハロウィーン・パーティー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:ハロウィーン・パーティー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300317

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