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第三の女
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第三の女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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「人を殺したかもしれない」との相談で訪れた依頼人がポアロを見て、「年を取りすぎているから」という理由で依頼をキャンセルされるという印象的な場面から始まる本作。軽い失意と気懸りから、依頼者の身許を調べ、自ら事件に関わろうとするポアロ。おなじみのオリヴァ夫人も登場し、ちょっとした冒険を企て、災難に遭ったり、オリヴァ夫人の証言で事件が大きく展開していく。物語がかなり進んでも死体がなかなか出てこず、ポアロが「死体探し」に頭を悩ますところも異色。 真相は相当意外なものであり、真相を知ると伏線があちこちに散りばめられていることが解り、その伏線が真相に活かされているところは流石。しかし、この真相は相当無理があると感じてしまう。ヒロインの女性が記憶を失うタイミングが都合良すぎるし、真相の核となる事柄にはヒロイン等が気づくだろうと思わざるをえない。また、ソニアの本の件の真相が説明されていない。 | ||||
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ノーマは女3人組でルームシェアしている。 ポワロの友人アリアドネのマンションの上の階に住んでいる。 ノーマは人を殺したかもしれないとポワロに助けを求めにくるが、 ポワロを見てじいさんじゃない!帰る!と言って帰ってしまう。 この話、意地悪そうな女は普通の常識人で、 親切そうな女が悪い人だった。 ノーマは乳母を殺したのか? 本当の悪い人は誰? | ||||
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現代のミステリ好きならば概要を読んだだけでネタが読めてしまい、 それ以外のいくつかの仕掛けも大体予想はできてしまうだろうが展開は 中々先が読めず魅力的で、読み物としては満足できるレベル 読んで損をする作品ではないだろう | ||||
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1966年発表の本書は作者最晩年の作品の一つで、本書ではこの時期の作品に多い「何が起きたのか」「何が起きるのか」に焦点が絞られている。 ヒロインのノーマは、自分が人を殺したようだとポアロを訪ねる。ノーマの周辺には、未確認の発砲事件や継母の毒殺未遂事件などがあり、いずれもノーマの仕業であるかのように見えるが確証がない。何よりも「自分が殺したようだ」に該当する殺人が見つからない。やがてポアロは一つの死を発見するが、それもノーマとどのように関連するのかがわからない。そうするうちに、最後にようやく明らかな殺人が起きる。果たして犯人はノーマなのか、あるいは誰かのワナなのか? 一応、犯人の一連の行動には筋が通っている。が、ネタばれになるので詳述できないが、犯人はものすごくリスクの大きい賭けを行っている(肖像画や写真など)。犯人はリスクが大きすぎるから絶対にこんなことはやらないだろうと考えると、かなり無理のある作品。 | ||||
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