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第三の女
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第三の女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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冒頭で若い女性に「年寄りだから依頼するのやーめた」と言われて、自尊心をズタズタに傷つけられたポアロがとても面白いです。 その後の拗ねてるシーンには思わず笑ってしまいました。 今回のポアロはちょろっと出てくるだけの安楽椅子探偵ではなく、靴底をすり減らしながら調査をします。 熟考とはおよそかけ離れた、脈略のない発言がユニークなオリヴァ夫人も大活躍します。 この2人の活躍と掛け合い、そして冒頭のシーンも相まって、比較的明るい雰囲気の作品に感じました。 トリックですが、張られた伏線は印象深いほど何度も何度も描かれているので、犯人は比較的わかりやすい方かと思います。 しかし私の見落としが無ければ、その正体はそれまで作中で一度も描かれたことが無かった人物だったので、拍子抜けしてしまいしました。 犯人に関しては少々不満があるものの、全体的に見ると良く出来ており、ポアロとオリヴァ夫人の活躍のおかげで楽しく読める作品でした。 | ||||
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そしてやっぱりアガサの小説にはロマンスが必要なのね ノーマに幸あれ! | ||||
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Third Girlとは、部屋を何人かで借りるときに、最初に借りた契約人が、2人で協同で利用していて、もう一人、一緒に分担するときに、第三の女と呼ぶ。部屋数が多ければ、第四、第五もあるらしい。周囲から、精神的に追い詰められた人の、心理的な葛藤を表している。自分で、自分が何をしたかをはっきりとは覚えていない。そんな人が、犯罪に巻き込まれたときに、犯人であることを押し付けられてしまう。ポアロは、冷静に事態を調べる。自分だけでなく、警察や調査担当、探偵小説家にまで調査をお願いする。今回は、調査だけでなく、精神科医による支援もある。結末は、ある意味でハッピーエンド。 | ||||
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この作品ほど後半に急展開を見せる 本はないかと思います。 一見して普通に会話が成立しているんだろうなぁ と思ったところで犯人発覚!という なんとも珍しい感じでの解決になってしまうもので。 ちなみにこの作品は かなり途中の展開は地味です。 ポアロも年をとってしまったせいか、 ちょっと感覚が鈍ってしまっているようです。 なので冴えるポアロを期待する人には向かないです。 発想は面白かったですよ。 | ||||
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「第三の女」。これだとまるで悪女物、「犯罪の陰に女あり」「女を探せ」的な想像をしてしまうが、違う。原文ではそのまま「サード・ガール」、共同生活をしている女性同士が、家賃やもろもろの理由から募集する「三人目のルームメイト」のこと。冒頭から女性の依頼人に「思っていたより年寄り」と言われて傷つくポワロがかわいい。彼とは性別を超えた親友である推理作家(彼女の作品は日本でも!紹介されているという)アリアドネ・オリヴァの大活躍も楽しい。題名を見て「恋愛サスペンス?」と思わずに楽しんで下さい。 | ||||
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