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第三の女
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第三の女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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冒頭で若い女性に「年寄りだから依頼するのやーめた」と言われて、自尊心をズタズタに傷つけられたポアロがとても面白いです。 その後の拗ねてるシーンには思わず笑ってしまいました。 今回のポアロはちょろっと出てくるだけの安楽椅子探偵ではなく、靴底をすり減らしながら調査をします。 熟考とはおよそかけ離れた、脈略のない発言がユニークなオリヴァ夫人も大活躍します。 この2人の活躍と掛け合い、そして冒頭のシーンも相まって、比較的明るい雰囲気の作品に感じました。 トリックですが、張られた伏線は印象深いほど何度も何度も描かれているので、犯人は比較的わかりやすい方かと思います。 しかし私の見落としが無ければ、その正体はそれまで作中で一度も描かれたことが無かった人物だったので、拍子抜けしてしまいしました。 犯人に関しては少々不満があるものの、全体的に見ると良く出来ており、ポアロとオリヴァ夫人の活躍のおかげで楽しく読める作品でした。 | ||||
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残念なのは、画像は「ポケットブック版なのに文庫版の商品が送られてきたこと。 | ||||
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「人を殺したかもしれない」との相談で訪れた依頼人がポアロを見て、「年を取りすぎているから」という理由で依頼をキャンセルされるという印象的な場面から始まる本作。軽い失意と気懸りから、依頼者の身許を調べ、自ら事件に関わろうとするポアロ。おなじみのオリヴァ夫人も登場し、ちょっとした冒険を企て、災難に遭ったり、オリヴァ夫人の証言で事件が大きく展開していく。物語がかなり進んでも死体がなかなか出てこず、ポアロが「死体探し」に頭を悩ますところも異色。 真相は相当意外なものであり、真相を知ると伏線があちこちに散りばめられていることが解り、その伏線が真相に活かされているところは流石。しかし、この真相は相当無理があると感じてしまう。ヒロインの女性が記憶を失うタイミングが都合良すぎるし、真相の核となる事柄にはヒロイン等が気づくだろうと思わざるをえない。また、ソニアの本の件の真相が説明されていない。 | ||||
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市場に出ている他のオプションに比較して非常に安価な まったく問題はありません。 私は非常に推薦して、そのような偉大な価格で評価されます。 近所の人もそれを愛した。 絶対に完璧! これは私の第2の購入です、そして、私は確かに再び購入します! | ||||
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そしてやっぱりアガサの小説にはロマンスが必要なのね ノーマに幸あれ! | ||||
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ノーマは女3人組でルームシェアしている。 ポワロの友人アリアドネのマンションの上の階に住んでいる。 ノーマは人を殺したかもしれないとポワロに助けを求めにくるが、 ポワロを見てじいさんじゃない!帰る!と言って帰ってしまう。 この話、意地悪そうな女は普通の常識人で、 親切そうな女が悪い人だった。 ノーマは乳母を殺したのか? 本当の悪い人は誰? | ||||
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現代のミステリ好きならば概要を読んだだけでネタが読めてしまい、 それ以外のいくつかの仕掛けも大体予想はできてしまうだろうが展開は 中々先が読めず魅力的で、読み物としては満足できるレベル 読んで損をする作品ではないだろう | ||||
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1966年発表の本書は作者最晩年の作品の一つで、本書ではこの時期の作品に多い「何が起きたのか」「何が起きるのか」に焦点が絞られている。 ヒロインのノーマは、自分が人を殺したようだとポアロを訪ねる。ノーマの周辺には、未確認の発砲事件や継母の毒殺未遂事件などがあり、いずれもノーマの仕業であるかのように見えるが確証がない。何よりも「自分が殺したようだ」に該当する殺人が見つからない。やがてポアロは一つの死を発見するが、それもノーマとどのように関連するのかがわからない。そうするうちに、最後にようやく明らかな殺人が起きる。果たして犯人はノーマなのか、あるいは誰かのワナなのか? 一応、犯人の一連の行動には筋が通っている。が、ネタばれになるので詳述できないが、犯人はものすごくリスクの大きい賭けを行っている(肖像画や写真など)。犯人はリスクが大きすぎるから絶対にこんなことはやらないだろうと考えると、かなり無理のある作品。 | ||||
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Third Girlとは、部屋を何人かで借りるときに、最初に借りた契約人が、2人で協同で利用していて、もう一人、一緒に分担するときに、第三の女と呼ぶ。部屋数が多ければ、第四、第五もあるらしい。周囲から、精神的に追い詰められた人の、心理的な葛藤を表している。自分で、自分が何をしたかをはっきりとは覚えていない。そんな人が、犯罪に巻き込まれたときに、犯人であることを押し付けられてしまう。ポアロは、冷静に事態を調べる。自分だけでなく、警察や調査担当、探偵小説家にまで調査をお願いする。今回は、調査だけでなく、精神科医による支援もある。結末は、ある意味でハッピーエンド。 | ||||
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この作品ほど後半に急展開を見せる 本はないかと思います。 一見して普通に会話が成立しているんだろうなぁ と思ったところで犯人発覚!という なんとも珍しい感じでの解決になってしまうもので。 ちなみにこの作品は かなり途中の展開は地味です。 ポアロも年をとってしまったせいか、 ちょっと感覚が鈍ってしまっているようです。 なので冴えるポアロを期待する人には向かないです。 発想は面白かったですよ。 | ||||
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いわゆる本格推理ではないです。ゆるいサスペンスというのかな。 この作品が発表された当時1960年代のイギリス風俗が描かれています。 そこで、ポワロが出てくるのですが、クリスティーとしては異色の作品。 | ||||
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いわゆる本格推理ではないです。ゆるいサスペンスというのかな。この作品が発表された当時1960年代のイギリス風俗が描かれています。そこで、ポワロが出てくるのですが、クリスティーとしては異色の作品。 | ||||
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「第三の女」。これだとまるで悪女物、「犯罪の陰に女あり」「女を探せ」的な想像をしてしまうが、違う。原文ではそのまま「サード・ガール」、共同生活をしている女性同士が、家賃やもろもろの理由から募集する「三人目のルームメイト」のこと。冒頭から女性の依頼人に「思っていたより年寄り」と言われて傷つくポワロがかわいい。彼とは性別を超えた親友である推理作家(彼女の作品は日本でも!紹介されているという)アリアドネ・オリヴァの大活躍も楽しい。題名を見て「恋愛サスペンス?」と思わずに楽しんで下さい。 | ||||
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