(短編集)

クリスマス・プディングの冒険

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評判

クリスマス・プディングの冒険の評価:

3.90/5点 レビュー 29件。 B ランク

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全61件 61〜61 4/4ページ
No.1
(5pt)

名探偵と解き明かすクリスマス・ミステリー

ある外国の王子が高価なルビーを女に騙し盗られてしまった。英国政府からルビーを取り戻す依頼を受けたポアロは、調査のために滞在客を装ってクリスマスを田舎の邸宅で過ごすことになった。ところがそこでポアロを待ち受けていたのは、新雪のなかに血まみれで倒れた少女だった。・・・この『クリスマス・プディングの冒険』をはじめ、ポアロ物が5篇、ミス・マープル物が1篇収録されている短編集なのですが、ミステリーの出来はもちろん、何と言っても細部に至るまでの描写が見事に描かれています。『クリスマスプディングの冒険』では、おやつのホットケーキ、ケーキ、サンドイッチなどの軽食から牡蠣のスープ、2羽の七面鳥のロースト、果物が詰まったクリスマス・プディングなどのクリスマスの晩餐メニューの様子が丁寧に書かれていて、読んでいるうちに食べたくなってきます。特にプディングは「青と赤の輝かしい湯気」が立ち上って、中には独身用のボタン、指輪、貨幣などがこっそり入れられ、それで将来を占うという楽しい場面もあります。もちろん、外には大きな雪だるま!ポアロと一緒に英国の伝統風のクリスマスを満喫できます。他の物語にも、スペイン櫃、夢、黒いちごのパイなど、小道具の利いた短編ばかり。どの物語もユーモアがあって、ミステリーながら読んで楽しめます。
クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカワ・ミステリ文庫―クリスティー短篇集 (HM1-78)) Amazon書評・レビュー: クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカワ・ミステリ文庫―クリスティー短篇集 (HM1-78))より
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