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阪急電車



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【この小説が収録されている参考書籍】
阪急電車
阪急電車 (幻冬舎文庫)

阪急電車の評価: 4.15/5点 レビュー 387件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.15pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全387件 121~140 7/20ページ
No.267:
(4pt)

阪急今津線に乗ってきました。

読書後、映画を観て阪急今津線に乗って確かめました。宝塚ホテルにも宿泊しました。3倍楽しませていただきました、
阪急電車 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:阪急電車 (幻冬舎文庫)より
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No.266:
(4pt)

阪急電車今津線を舞台に織りなされる人間模様

非常によく売れている本である。中谷美紀を主演に2011年には
映画化もされ、2012年には文庫本として100万部を突破したという
のだから、歴代の文庫の中でもかなりの有名作品ということになる
だろう。

本書は、阪急今津線の阪急宝塚駅から西宮北口駅までの8つの駅
を舞台に、その乗客によって織りなされる人間模様をえがいた作品
である。とにかく本書はアイデアが面白い。阪急電車の中でも決して
知名度が高いとは言えない今津線を舞台にとり、8つの駅を往復し、
16の短編集として仕上げる構成は、他の小説にはあまり見られない
だろう。この後も個性的な作品を出し続ける有川浩氏らしさを感じる。

婚約寸前までいった男性を寝取られた女性、おばさんたちのがめつく
自己中心的な席取り、図書館で何度も顔を合わせていて阪急電車内
で恋の萌芽を見せるカップル、同じ教科書を持っていたことからやはり
恋が始まる地方出身の私大生カップル、DV男ときっぱり縁を切ること
を決心した女性、おばさん仲間との付き合いから遠ざかろうとする女性
など、この阪急電車内での出会いがきっかけとなって、新たな方向に
動き出す登場人物たちが所々で交差しながら、実に軽快にえがかれている。

これは好みの問題だが、やや展開が速く(それが読みやすさにつなが
っている面もあるのだが)、もう少し人物や背景や物事の展開の描写が
丁寧であると心に染み入る箇所も出てくるだろうが、この軽快さが本書
の魅力でもあるのかもしれない。軽く、明るいイメージのする小説です。
阪急電車 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:阪急電車 (幻冬舎文庫)より
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No.265:
(5pt)

活字が映像に勝っている珍しい例です。

多くの読者のレビユーと同じことを書くのは避けましょう。なんにしても、関西へ行き、外装は少々暗い印象さえ与えるブドウ色、反して内装は木目を使ったレトロな明るさと落ち着きを持つ阪急の車両に乗ってみないと、この作品世界には溶け込めまいと思います。幸いなことに映画が制作され、車両とその沿線の印象とをよくとらえています。出演者の演技も好印象が持てました。なかなかの作品であったと思います。

 残念なことに、最近の小説は時として映像に負けてしまいます。ところが、先の映画を見てこの作品を読み返すなり、内容を思い出してみると、不思議なことに、書物、即ち活字の方がより鮮明にそこに登場する人間模様を描き切っているように感じるのは私だけでしょうか? 

 著者の有川浩さんは独特の「有川ワールド」といわれる小世界を構築される人気作家のようですが、描写力・人間を描く観点が優れており、そこいらに見られる軽い大衆作家のようには思えません。この作品も単なる「読み物」にはなっていません。図書館戦争シリーズのようなラブ・コメも結構ですが、文学に人生を感じたいという時代に育った一読者として望むのは、今後著者におかれては、創作なさる作品を選んで、「人間」を書いてくださるように切望します。(純文学を書けという意味ではありません。)才能のある方ですから、器用なだけの小説家にはならないで頂きたいと願うのです。
阪急電車Amazon書評・レビュー:阪急電車より
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No.264:
(4pt)

他者とのつながりが人生を転がす

文句のない小説だった。笑いあり涙あり、箴言ありで。
電車内の各駅で起こる出来事を短編の一章ごとにして、進んでいく。この構成は素晴らしいの一言。
不思議と、この土地と沿線に勝手な愛着がわくのである。それを狙っている節もあるので、作者の志向は大成功だったといえる。
短編同士の人々がうまい具合に全員つながり、長編としても読める。
ただ、こんなにみんなが電車内の他者と積極的に関わることは、まーないかもなーと思ってしまうのは都会に住んでいるからだろうか。
誰か一人でも、関わりに無関心だったなら、この物語は続いていかないなー。
そう考えると、他者とかかわることで、人の人生は転がっていくんだよ、とそういうこともテーマにしているのかな。
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No.263:
(4pt)

おススメです。

色んなエピソードがつまっていますが、混乱することなく、最後まで楽しみました。
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No.262:
(5pt)

おもしろい

三匹のおっさんから続きで読みました。
この本はおもしろかったです。有川さんの本はレビューを見ていると、私的にはなかなかおもしろそうなのが少なくて残念。
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No.261:
(4pt)

電車で読書。

さらっと読めて、じんわりできる、文庫本で持ち歩きたい一冊です。
交差する人生の妙が魅力。
何気なく乗っている電車が素敵なものに思えてくるから不思議。
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No.260:
(5pt)

おすすめです

私が以前阪急沿線近くに住んでたこともあって、それぞれの駅や車内が浮かんできて実感できました。キャラクターも生き生きしていて、会ってみたいと思える人ばかりでした。
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No.259:
(4pt)

人間模様が素敵な小説でした

宝塚駅から西宮北口駅までの阪急今津線が舞台。
恋愛が始まるドキドキの瞬間だったり、逆に恋人と別れる辛さだったり。
短いストーリーが絡まりあった、ひと駅ひと章の構成の短編小説です。

電車って日常生活の中でみるなら、他人ともっとも接近する異様な空間です。
どんな人か知らない人と隣合わせで座ったり、満員電車に押し込められたり。
不思議なすれ違いの中でふと言葉を交わすことで繋がりあっていく人間模様がとても素敵な小説でした。
映画化されたのも、小説がミリオンセラーになったのも納得できます。
軽いタッチでさっと読める爽やかな小説でした。
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No.258:
(5pt)

友達に勧められ

一気に読み終わりました、とても面白かったです。映画も見ましたが、本の方が随分良かったです。
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No.257:
(1pt)

一気に読める。そして何も残らない。

文章がブログのように軽く簡単なので一気に読んでしまえるようなものでした。
しかし、文章や恋模様の書き方がなんせ女子っぽくてむず痒いものがありました。
「女性」ではなく、「女子」ですね。
それでも私も一応女なので最後まで娯楽として読み切りましたが、これを買ってきたのは主人で、先に読んだのも主人。男に読ませるもんじゃないだろう…と思いましたし、感想は聞くまでもないという感じで、お互い無言でした。
なんというか、男に見られちゃいけないもんを見られた気分になりました。しかも先に。恥ずかしい…

翔子さんの描写も「あちこちに人脈がある」とか「勤務評価が高い」とか「(寝取り女に)一方的に懐かれた」などと、稚拙な気がして、
中心人物なのでもうちょっと魅力的に表現して欲しかったです。
関学カップルは前半は結構お気に入りでしたが後半はなぜだかゴンちゃんをあざとく感じてしまいました。人物の描写がいまいちでした。
登場人物達を良く描こうとした結果逆にイラっとするキャラクターの出来上がり、といったところでしょうか。

全体を通して心に残る台詞やかっこいいと思う言い回しは無かったです。

話の内容そのままで人物の描写や文章を変えたら好きになりそうです。
男も読める恋愛小説だったらよかったかなと思います。(男性ファンの方いたらごめんなさい…!)
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No.256:
(5pt)

2冊目です

1冊目はなくなってしまったので、2冊目の購入です。本当に面白いです。涙あり、笑いありで、いろいろ考えさせられます。だから人生はおもしろい!って思えます。
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No.255:
(5pt)

袖触合うも

(片道15分ほどだという)コンパクトな私鉄路線の、一駅ごとに小さなドラマが生まれ、それが自然につながり合っていくという構成が、なんともそそられます。そのドラマは、5組のカップルの話を中心としつつ、フザケたやろー、人間をナメたやろーへの啖呵も、スパイスが効いています。ただ、映画ではそうでもなかったですが、原作はところどころ砂糖のかたまりが(有川節)。血糖値上がります。
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No.254:
(5pt)

こんな出会いがあればな…と思わず感じてしまった

登場人物が徐々に繋がっていくストーリー展開は読んでてお見事と感じました。

登場人物みんな素敵だけど、物語の最初の主人公のカップルに一番癒されました。
相手を意識しているのは自分だけだと思っていたら、まさかの相手も自分のことを意識していたなんて!!!

そこから恋愛に発展していくのは在り来たりだと言う人もいるかもしれないけど、私はとても前向きな気分にさせて
もらいました。

有川さんの作品を読むのはこれが初めてだったけど、これからも読んでみたいと思える小説でした。
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No.253:
(3pt)

ホッコリする暖かい物語

最近はサスペンス・推理物を多く読んでいたので
こういった暖かいヒューマンドラマ系を読むと、優しい気持ちになります。
短編、短編なのかと思いきや、登場人物数名を交互に登場させるあたり
憎い演出のように思えます。

サスペンスや推理ものばかり読んでいると頭が凝ってしまうので、
たまーにこういったほっこり系を挟むのも悪くないな。と
思いました。
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No.252:
(4pt)

暇潰しに

一時間ほどで読めました。
電車の乗車時間とか手持ち無沙汰の時にオススメです。
読み終わった後、ちょっと清々しい気持ちになりました。
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No.251:
(5pt)

楽しかったです

阪急電車に乗ってるような気分で楽しく読ませていただきました。
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No.250:
(5pt)

寝取り女の結婚式に討ち入り!

自分勝手な生きざまを振り返りたくなる物語。
 日常の中で見かける身勝手な言動に、それは恥ずかしいことなんだ、と確認できる。
阪急電車の各駅ごとに物語の小片が描かれ、それが全体で大きな物語になる。
よくできています。
 でもね、結婚式討ち入りの話が一番迫力があったなあ。
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No.249:
(5pt)

さらっと読める何気ない日常にある面白さ

駅名で区切られた章と登場人物の接点が、日常的なのに非日常がすっとした文章で書かれていました。もともと阪急電車は生まれ育った地域のものだったので、懐かしくもあり、新鮮さもあり…読み応えのある一冊でした。
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No.248:
(2pt)

恋愛小説として

人間模様は面白い
だが比重が置かれている恋愛に関しては
女性が女性の視点から書いた恋愛小説の域を出ない感じがする
各章の主人公が女だから仕方ないのだが
まるで少女マンガを読んでいるようだった
阪急電車 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:阪急電車 (幻冬舎文庫)より
4344415132

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