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阪急電車
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阪急電車の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全394件 281~300 15/20ページ
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| 懐かしさから「タイトル買い」した本。読んでみると、舞台は阪急電車じゃなくてもよいような気がした。知らない人同士で突然会話が始まる場面が繰り返されるやや無理のある設定のためには、知らない人にでも平気で話しかけるという関西カルチャーが必要だったのだろうか? 出会いは図書館の一冊の本をめぐって、という導入部分で早くも鼻白む思い。同じ路線の住民というのは長屋に住んでいるご近所さんのようなものなのだな、というあたたかい気持ちに多少はなるのだが、いかんせん、どの話もオチが最初から見えているような展開で、登場人物の輪郭もぼやけていて、覚えていたいような一節などもなく、まさに電車の中でなにもやることがない時に読むくらいがちょうどいいウルトラライトノベル。個人的には「自分のなかにこんな感情があったのか」と軽く衝撃を受けるような小説のほうが好みなので、関西とはいえ味が薄すぎた。 | ||||
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| 何気ない日々、電車の中で紡がれる 様々な人間模様を描いた、ほのぼのと 心温まる短編集でした。元カレの結婚式に 「討ち入り」した女性、非常識なおばさん連合 に売られた喧嘩を買ったおばあさんの話は 特に秀逸で、何度も読み返してしまいました。 久しぶりに「買って良かったなぁ・・・・・・」と 思えた小説でした。 | ||||
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| 阪急電車の今津線(宝塚駅から西宮北口駅の往復)を主人公とした物語。って電車がしゃべるわけではありません。各駅停車の電車に乗り合わせた見ず知らずのそれぞれの人生が乗り合わせた電車の中で少しづつ絡み合い作用する。白装束の綺麗な女性の「仇討」?の顛末と行きずりのおばあちゃんの「その後の指南」・夫を亡くしたおばあちゃんの犬にまつわる思い出と再び飼おうと決心するまでや車窓の風景に気を取られ素で出会った若い男女の飾らない付き合いとその後・DV彼氏との決別を決心させた言葉と再スタート・女子高生と社会人の笑いを誘う?交際・子供の中学校のPTA以来の付き合いになるはた迷惑で非常識なおばさんグループとの付き合い方と今後・・・・。電車にたまたま乗り合わせたまったくの赤の他人同士。また会うこともないだろう行きずりの人からもらった言葉が彼らに人生を振り返ったり、方向修正をしたり、立ち直らせたりするきっかけを与え、しなやかに生きていく自信のようなものをくれる。往復の今津線は当然ながら生きた人を乗せている。これまた当然、その分だけの人生が電車の中でひしめいている。電車の中での乗客の会話、次から耳をそばたててしまいそう(^_-) | ||||
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| 関西では大きな私鉄である阪急電車の中でも、かなりローカルな片道15分の「今津線」を舞台にした連作短編小説です。 個人的に今津線は大学生の頃通学で何度も利用しているので、細かい駅の描写が出てくるだけでも懐かしくて楽しくて仕方がなく、☆5点をつけたのは内容はもちろんですが、「よくも今津線を舞台に小説書いてくれたなあ」という気持ちもかなりあります(笑) で、その肝心の内容ですが、「漫画か!」と突っ込みたくなるぐらい甘〜〜い話がほとんどなので、著者の作品を読むのが初めてだった私は「いくら小説だからと言っても、オジサンがこんなの書いてて恥ずかしくないんだろうか・・・」と思いながら読んでいましたが、巻末の解説を読んで初めて気が付きました。 著者は女性の方なんですね!(笑) ずっと「ありかわひろし」さんという男性(しかも勝手にオジサン)を想像しながら読んでいたので相当違和感がありましたが、女性だと知ってしっくりきました(笑) 実際は男性もこういう甘いシチュエーションが好きな人は多いんじゃないかと思いますが、余りにもそれがストレートに表現され過ぎていて、男性の作家なら恥ずかしくて普通書けないんじゃないかと思うので(笑) 展開は特に驚くようなところはなく、良く言えば安心して読むことができ、悪く言えばちょっと軽過ぎるかなという感想ですが、たまにはこういう本でほっこりのほほんとするのも悪くないかなと気付かせてくれた良いお話だと思います。 | ||||
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| 普通に生きてる普通の人々に訪れる、出会いと別れ。 袖振り合うも多生の縁、といいますが、電車に乗り合わせるのだってきっとひとつの縁なのでしょう。 基本的に登場人物たちの初々しい恋愛模様がベースなのですが、片想いの高揚感や恋人への胸高鳴る描写のリアルさに、思わずニヤけてしまいました。笑 また、章ごとに主人公が変わり、他章の人物が脇役として登場していくという構成も面白かったです。 一話一話、良く言えば非常に読みやすく、逆に言えばあっさりと、そして都合良く進み、全体的にボリュームの少なさを感じました。 なので、普段から分厚い本を読んでいる方にとっては少し物足りないかもしれません。 ですが、だからこそ、普段は忙しさに追われ、あまり本を読む時間が取れていない方に手には是非取っていただきたい一冊です。 読後には爽やかで、ほっこりとしたものが心の中に広がる作品でした。 | ||||
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| ペットセラピーとか世の中にはさまざまな癒しの商売があるが、 まさにこれは、読むセラピー。 列車に乗り合わせた人をそれぞれの立場から追うスタイルそのものは、 そう目新しいものではない。 でも、そのひとつひとつがたまらない、優しさとあったかさに満ちている。 有川さんの作品の女性はいつも、背筋が伸びて、とても正しい。 自分の根っこがしっかりしていて、誇り高いんだ。 だからあたしも、そうありたいと思える。 振り返って顔の赤くなるレンアイや失敗、もう数えきれないあたしだけど、 有川さんの作品を思い出したら少しだけ、誇り高くいられるような気がしてる。 すべての、これからレンアイをするみんなに、がんばろうね!ってコトバとともに、 勝手ながらこの本を、勧めます。 あと、もっと胸を張って生きたい人にも。 | ||||
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| 息子とこの夏初めて大阪に行き、新大阪の駅の本屋で山ほど平積みにされた文庫本をお土産のつもりで買った。 アマゾンのレビューも2010年の11月で112とすごい反響だ。きっと短編連作で読みやすいのと、ご当地本として私みたいに手を出してしまったんじゃないのかと思う。良きにつけ悪しきにつけ何かしら考えさせる本なのだ。 で、私と言えばストーリーは嫌いでは、ない。駅や電車での一瞬の接触から恋愛がはじまってしまったり、大阪のおばちゃんが座席をカバンを投げてまでして確保したり、恋人を寝取られた女性が結婚披露宴に白いドレスを着て出席して復讐したり、そんなことあるかいな!と思ってしまうが、でもそれぞれの主人公たちの心理はわからないわけではない。登場人物が擦れ違いながら物語を紡ぐ場が電車というのもなかなかのものだ。 しかし、 あまりにも設定が安易すぎまいか。売れればいいのか!空の中、図書館戦争と読んできて、図書館内乱とか革命とか危機とかきたあたりで、「終わったな、有川!」と思い読むのをやめていた。「才能は消費される。」シミタツが昔、テレビの中で話していた。 大阪土産にということで久々に手にしたこの著者の本。期待しただけにまだまだだなと思ってしまう。編集の意見がたくさん入っているようで読んでてだんだんつまらなくなっていくのだ。 本当にこういう作品を書きたいのか、有川!もう「空の中」みたいな度肝を抜く作品は書けないのか!と叫びたくなるんですけど。 | ||||
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| 学生時代に関西に住んでいたので、懐かしくて買いました。簡単に読めてすっきりした気分になって、よし自分も頑張ろう!と思う気持ちになれます。話ができすぎているという感じがしなくもないですが、こんな事があってもいいよね、あるかも、と思わせながら一気に読めてしまいました。個人的には孫と登場するおばあさんが好きです。 | ||||
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| 女子バージョン「萌え」だと思う。 女子がキュンキュンくるシチュエーションをさりげなく入れている。 くそう、と思うくらいだ。 こういう「キュン」から離れている既婚者読者にとっては、ちょっと毒づいてみたくなるほど。 ただ恋愛だけのものかと思いきや、おばさん同士の微妙な人間関係や、 おばあちゃんと孫、小学生のちょっとしたいじめのヒトコマなども入っている。 そんな、色とりどりの人間劇が阪急列車を舞台に繰り広げられていく。 ローカルネタも多いので、その地域の人にはうれしいだろう。明日にも自分に起りそうな、 ちょっとした奇跡の数々。 しかもそのどれもが、基本的にはハッピーで、すかっとするエピソード。 読者の期待を裏切らない。 口元がニマニマするのをおさえられないだろう。 しかし、あえて星一個減らしたのは、やっぱり、どこか夢見がちな、乙女の理想的な、 ちょっと「よくできた」物語過ぎるからだ。 こういう恋を信じるのもいいけれど、どちらかといえば中・高・大学生向きの恋愛小説だと思う。 そのまま少女マンガにできそうなくらいのノリだ。 私はそういう年齢ではもはやなくなってしまっているので、 ちょっとこそばゆいくらいの恋模様が、楽しくていいんだけど、しっくりは来なかった。 とはいえ、万人受けする、非常に読後が爽快な小説ではある。 | ||||
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| 著者も書いているが、普段当たり前に乗っている電車の中での目のやり場や何を聞いているかということを改めて意識した。都会では電車の中とは言え知らない人に声をかけることがまずない。かりにそれが親切な助言であっても逆襲されてしまうだろう。 阪急電車はちょっと田舎で、大阪とは違う京阪神の知的センスが漂う雰囲気がとてもよく出ている。乗ったことのある方もない人も一読の価値あり。 | ||||
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| テンポ良く進むストーリー。全く無駄のない表現。 ストーリーの軽やかさには、カメラワークのようなものを感じる。 話そのものは、市井にありふれたモノながら、抜群のウィットと仕掛けにあふれる。 読後感が非常に心地よい作品。 | ||||
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| 女性作家さんなんですねぇ。 初めて読みましたぁ。 とにかく、この本にでてくる登場人物は死ぬほどウザい上に気持ち悪い。 彼等は電車の中で他人にいきなり話しかけ、忠告したり、仲良くなったり、恋人になったり…。 ん?いい話なのか? いやいやいや、普通、話かけねーだろ…。忠告しねーだろ(する人はするか)。仲良くなんねーだろ。恋人に…(おいおい)。 小説だから!という事なら、まぁ仕方ない。 しかし、この小説、小説でありながら全くドラマが展開しない。 その場限りのラジオの素人投稿コーナーの「ちょっと電車であったいい話〜」的なストーリーが16回、何の関係性もなく語られるだけだ。 フィクション的なドラマ展開もなく、完全にリアルでもない世界観と人間観にはとにかくイライラさせられる(俺だけ?) 無理やり、つながりのない話を関係性があるように見せているところはもしかしたらこの作家の技量なのかもしれないが。 伊坂幸太郎の『フィッシュストーリー』ばりに無理のあるつなぎは、もはや神がかっているとさえいえる。 特に、後半は酷い。 もはや電車とか駅とか関係なくなっている。 電車に乗っている時の回想話って…。 もう電車関係ないやんけ! どう考えても後半は前半の伏線を回収するべきだった。 つまり、前半の主人公の話にでてきた人物の一人称で同じ話を語りなおさせれがよかったのだ。 図書館での恋話なら前半が男側、後半は女側。 DVな大学生カップルの話なら前半が女側、後半は男側ってなかんじで。 前半も後半も語り手が同じ…。だったら折り返しの意味ないじゃん! そして、最大に問題なのがこの小説の登場人物は誰一人として成長しないことだ。 この小説の主人公達は決して自分の考え、行動が間違っているなんて微塵も思わない。 自分が悪いのではなく、私を嫌な気持ちにさせる相手に原因があると確信している。 そして、そんな彼らに他の登場人物達は「そうだ、あなたは正しい」と背を押すだけだ。 「自分は正しい」と言い続ける人を他人は好きにはならない。 恋愛は法律ではないし、正しいか正しくないかは関係ないからだ。(詳しくは『結婚失格』の町山解説を読むべし) 非常識で暴力的な彼氏だっていい面はたくさんあったはずだ。 電車の中で偶然であったババアに「つまらない男ね。別れなさいな」と言われるだけの存在ではなかったはずだ。 被害者意識だけを持ち合わせた登場人物は、理想的な彼氏・彼女に出会おうと必死だ。 確かにこの小説の中では奇跡としか言えないような(?)出来事が起こりカップルになった奴らもいるが…。 断言してもいい。 お前らに理想の相手は現れない。 「自分は正しくないかもしれない」そう思うところから始めてはどうだろうか? | ||||
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| 映画になるし、今話題なので購入しました。 有川浩さんも初めてです。 阪急電車を舞台に、様々な人物が折り重なるのですが、 話にまとまりがあるようで、ないようで..... 出てくる女性は、皮肉めいた発言が多いし、 女性の嫌な面ばかりが目だっていました。 それが女性作家の鋭い視点と言われる方もいると思いますが、 あまり気持ち良いものではありませんでした。 | ||||
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| 全てのエピソードに深みや新鮮さを感じなかったが、若い恋愛の描き方はさわやかだった。 申し訳ないがすぐに忘れてしまう類の小説。 | ||||
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| この本、大阪界隈の少し大きな書店では、山盛りの陳列がされています。 タイトルの「阪急電車」にまず関西の人は惹かれると思います。 阪急電車はマルーンと言われる海老茶というのか栗色というか、の車両なのですが、レトロっぽくもあり、真面目そうでもあり、電車が持っている雰囲気を良く伝えた小説だな、と感想を持ちました。 東京、大阪で結構引越しをしましたが、阪急沿線の特徴は、沿線住人が阪急電車をかなり好いている点だと思っています。 「阪急沿線に住んでいる」ということを少し誇らしげに語ったりするのです。 この小説は阪急の少し奥まった今津線の一駅毎のある日の情景をオムニバス形式で連作したものです。 基点は宝塚駅で、そこから阪神競馬場のある仁川を通って西宮北口まで8駅。往復して16駅で、駅の名前がタイトルになっています。 恋の予感を運んでいた往路。しっかりと幸福を抱えて戻ってきました。 これが、とても嬉しくて、電車は幸せを運ぶのに似合っていると思うんです。 昼間の電車ってどこか夢の中を走っているような感じがします。通勤時に目に入らない風景が目に映ったり・・・。 電車で始まる恋って、清々しいですね。 | ||||
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| 2008年1月の単行本の文庫化.タイトルは関西に実在する大手私鉄電車になります. その電鉄会社にあって駅数は8,所要時間10分強という短い路線で織りなされる物語. 一駅ごとに一編,乗り降りにあわせてメインとなる人物も入れ替わり進んでいきます. また,前の編での様子が次の編では別の視点から描かれるなど少しずつ繋がりがあり, 短い時間に乗り合わせた人たちのそれぞれの時間,本当にありそうな何気ない日常など, 長編とありますが駅から駅,人から人へと繋がっていく様子は連作短編集に近く感じます. そして物語は半分を過ぎたところで電車と同じように折り返しての再出発となります. ただ,それまでの電車がそのまま折り返したのではなく,半年ほどの時間が経っており, 行きでの人たちのその後,あの恋の行方や傷心からの復活,新たに乗ってくる人々を加え, 電車の往復という形式をうまく使い,気になっていた部分も最後までフォローされています. いくつかの物語が繋がっていくという構成自体はそれほど目新しいものではありませんが, 若者から老人まで幅広い『乗客』たちが,親近感あふれる様子で描かれているのが好印象で, 他にも素朴ながら魅力的に映る沿線の様子は,一度は訪れてみたいと思わせられてしまいます. 巻末には文庫版のあとがきに加え,俳優で読書家としても有名な児玉清さんの解説を収録. これがテレビで拝見するイメージとは大きく異なり,ユニークな口調で楽しませてくれます. | ||||
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| 阪急電車今津線の電車の中を舞台に、たまたま乗り合わせた人たちの物語です。 普通に通勤している電車でも起こりうる物語で、読んでいて楽しく感じました。 物語としては、前半と後半で半年ぐらい季節が違うのも面白く感じました。 文中にも出てくる言葉ですが、「人生の機微」とはこういう事をいうのだ、と感じました。 電車通勤している人には楽しんで読める本だと思います。 電車の中で読むのがお勧めです。 | ||||
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| この本。 軸になってる主人公は、一歩間違えれば『怖い女』。 でも 自分を客観的に捕らえて、潔く責任を持ってます。 だから 『怖い女』じゃなくて『かっこいい女』。 阪急電車の独特のたたずまいと、 各駅で乗り降りする登場人物たちの生活が絡み合って なんともいい感じに話がすすんでいきます。 読み終わったら 恋がしたくなる。 そして ちょっと自分を頑張りたくなる。 そんな、 澄んだ空気を感じる作品です。 | ||||
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| 映画化というので読んでみました。 あまり読み応えが無いというか、暇つぶしに電車の中で読むには良いかもしれません。 でも、私は阪急電車を知っているだけに、阪急電車の中では読みたくありません。 登場人物やその言葉遣いも違和感だらけ。 実際にある電車だけに、もう少し調査したほうが良かったのではないでしょうか。 映画化も微妙な気分になります。 もし、この本を購入されるのであれば、文庫で十分。 -あとがき- この電車は回送になりますのでご乗車になれません。 …ハイ。乗った私が悪かったです。 なんか、後味が悪い…。 | ||||
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| 一つ一つのエピソードは、ごくありふれた、よく掲示板で話題になるような身近なものです。 出てくる人も、どこかで会ったような人ばかり……あ、おばあさんはちょっと違いました。 観察されている人も、どこかで見たような困った人たち。 起こるトラブルも「あるある」といったものばかり。 思考の流れやちょっとしたトラブルも、一駅で決着がつくような浅いもの。 でも、半年後の折り返しとあわせてみると、すべての登場人物のエピソードが微妙に絡み合いながら、表面的なエピソードの背後にある何かが浮かび上がってきます。 電車で目の前に座った乗客を見るともなしに観察するうちに自分の生き方を少し深く考えてしまう……といったような深みにはまります。ゆきずりの人たちだからこそ、普段は見ずにすませている何かをズバっと見せてもらえてしまう感じです。 話の舞台が東京だと、これは成り立たないかもしれない……とは思いました。関西の、神戸の、阪急電車ならではの雰囲気なのでしょう。 読後感はすっきり爽やかに終われる小説です。 | ||||
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