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阪急電車
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阪急電車の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全394件 381~394 20/20ページ
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| 関西の私鉄「阪急電鉄」を舞台にした全16編の連作短編集。 本屋で見かけた時には思わず「おぉ!」と声を上げてしまった。 まさか関西を離れて阪急電車の文字を見るとは思わなかった。しかも有川浩の小説。 阪急電車と言えば、普通は神戸・三宮と大阪・梅田をつなぐ神戸線が最もメジャーとなる。 私が神戸に居たころ最も使っていた神戸線はほとんど出てこないが、舞台となる阪急今津線には懐かしい思い出がいっぱい。 作中で紡がれる自然な関西弁も情景が思い浮かびます。 見事なつながりを見せる連作短編は、電車という限られた空間の中で輝きを放っていた。 他のレビュアの方が素晴らしいレビューを書いてくれているので、私は少し違う目線で。 可愛らしい表紙デザインも非常に好感を持てるが、個人的に嬉しかったのはカバーを外した時に見える本体カバーの色。 阪急のカラー、マルーンですよね!懐かしいなあ。 カバー最初と最後は作中のスケッチと思われる絵。 遊び心が利いた、非常に魅力的な一冊です。 恐らく、阪急電車に、しかも今津線に惹かれて本書を手に取る人は少ないように思える。 しかし、ひとたび読み進めれば、たとえ阪急電車に馴染みがなくとも物語に引き込まれるはず。 愛する地元の風景を魅力的に描ききってくれたその筆致に感嘆を覚えるとともに、書きたいものを書く。その潔さに敬意を表したい。 今年も早速素晴らしい小説に出会えました。 「下らない男ね。やめておけば?苦労するわよ。―はい、別れるだけでも一苦労でした。でも、頑張って別れてよかったです。ありがとう、おばあさん。 もし、もう一度あの老婦人に会えるならそう言いたかった。中学のときに叱られたあの老人にも、今会えるならきっと今度はお礼が言えるだろう」本文127ページより | ||||
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| 16の短編から構成されている話だが、登場する人たちが微妙にリンクして いるのが面白かった。それぞれにそれぞれの人生を抱えているのだが、電車の 中で知り合った人の何気ないひと言で、その後の人生の方向を変えようと する人もいる。ある人の人生を変えた人、その人が今度は電車に乗り合わせた 別の人から、思わぬアドバイスを受けることもある。人生は持ちつ持たれつ。 電車という限られた空間、限られた時間の中で繰り広げられる人生ドラマ。 その凝縮度がとてもいい。また、登場する人たちみんなが、前向きで生きて いこうとするその姿も、とてもいい。読後もさわやかな心地よさが残る。 何度でも読み返したくなる作品だ。 | ||||
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| 阪急電車というタイトルで、電鉄会社の社史かと思いましたが、 阪急今津線というたった8駅のローカル線を舞台にした小説。 往路でのエピソードが、復路での話しとつながって読後感がさわやかな小説です。 この路線の雰囲気が良くでています。 個人的な希望としては、この路線の話しならタカラジェンヌにも登場した欲しかったな。 | ||||
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| 有川さんの本が好きで、ましてや私の乗っている阪急電車と言うことで 発売前からとても楽しみにしていました。 期待を裏切らなくとてもホノボノとした感じで読めました。内容が繋がっている 所や電車の折り返しがとても良かったです。それに自分の沿線なので、本を読みながら 電車に乗っていると不思議な感じでした! それにしても「討ち入り」を果たした翔子さんは「男前」でした。泣き寝入りやそらぞらしく 身を引きます・・って言のじゃなくて清々しかったです。 そして、「アホな彼氏」の話も読んでいて楽しかったです。アホなのにやさしい彼氏・・ 本当にどれもとても心温まる話でした。 その後は電車に乗るのが楽しくなりました。 | ||||
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| 駅の本屋さんに並べられていると、阪急沿線のガイドかなと思って買ってしまう人がいるかもしれませんが、通勤時間の暇つぶし以上の充実度です。 一駅一話完結の短編集なのかなぁと思っていましたが、複数のストーリーが同時進行でつながりながら展開していき、折り返しできちんと消化してくれるので、読後感もさわやか。 最近のベストセラーの大部分を占めていた細切れ完結タイプではないので、久々に頭を使いながら読める本が登場したと思います。 それでいて純文学ほどの硬さもなく、推理小説を読むときほどの記憶力も必要ではなく、イマドキのリアリティーあるエピソードがちりばめられているので読みやすいです。 ハイソなお阪急といわれていますが、、ブランドに高級ランチ・・・外はご立派でも言動でボロが出てしまう似非セレブおばちゃんがいたり、電車の中でうるさくてマナー違反かなぁと思う女子高生のほうが実は他人にたいして優しかったり・・・ もちろんつらいエピソードがある人もいるのですが、そのあときっとこの人は立ち直れると思わせる救いが残っているので悲壮感もありません。 個人的には、孫を連れたちょっとおせっかいな良識的なおばあちゃん(年齢的にはまだおばさん)のキャラが秀逸だと思います。 また地元の人にとっては、沿線の街の描写がよくわかって楽しく、テレビに自分の知っている街の風景がうつったときのようなうれしさがあります。 | ||||
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| このところ関西が舞台の本に目がなく、これもその流れで購入しました。 そんな基準で買ってしまって大丈夫なのか?という意見もあろうかと思いますが、 この作品に関して言えば、大丈夫どころか買って良かったというのが私の 読後の感想です。 作品の傾向としては、単なる恋愛モノの短編集ではなく、恩田陸さんの「ドミノ」や 伊坂幸太郎さんの「ラッシュライフ」のように、複数の人たちと彼ら彼女らに起こる 小さな出来事がそれぞれ絡み合い、全体としてひとつの人間ドラマを紡ぎだしている ように感じました。 具体的には、前半の登場人物それぞれの物語も秀逸ながら、それら物語の主人公が、 後半の物語ではふとしたきっかけで知り合い、そこでまた新たな物語が紡がれていく という具合です。そしてそれがこの作品を良作たらしめているポイントなのではないかと 思います。 また、女性作家だからかどうかはわかりませんが、作品全体を通して流れる透明感のような ものが心地よく、読み終わった後は、なんだか幸せな気持ちになれました。 | ||||
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| 阪急今津線。 全部で8駅。片道たったの15分という電車を舞台にした短編連作です。 出会って恋が始まる男女のすぐ側には、元婚約者の結婚式で闘ってきた女がいる。 彼女が降りるのを見送るカップルは、身勝手な暴力男と彼の横暴に耐えている女。 偶然乗り合わせている彼らにはそれぞれの人生があって、電車に乗っているわずかの間に、彼らの人生がほんのいっとき交わる。 この今津線というのは作者が住んでいるところだそうで、ツバメの駅なども、本当にあるそうです。 「空の中」「海の底」のような大事件が起こるわけではなく、ほんの日常の一部を描いたほのぼのとした雰囲気の本でした。 | ||||
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| この作品は今津線の宝塚駅から西宮北口駅までの 片道たった15分の行程の中で、 様々な人間模様を見せてくれます。 恋愛を始める人、 恋愛を終わらせる人、 人との付き合いを考え直す人、 いろんな人が、この片道15分の電車の中で 自分の人生を見つめなおしていきます。 電車のことをまだ汽車と呼んでいる 我が地元では考えられないくらいの出来事が詰まってますが・・・(笑) そう、電車に乗っている人、それぞれが自分の生活を持っていて、 何やかやと一所懸命生活している。 電車に乗る人の生活が、なんだか愛おしく感じられる内容の作品でした。 甘〜〜い恋人同士の話もあれば、 修羅場を迎える人たちの話もある。 電車に乗る人がそれぞれ違うように その人が抱えているものも、もちろん、違う。 でも、なんだか微笑ましかったです。 みんな頑張れ、って声をかけたくなりました。 | ||||
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| 行って帰って16章という電車で読むのにちょうどよい構成、女性心理を巧みに描いていること、小説としてはよくできている部類でしょう。ブックばっかり見てないで、こういう本を読まないと。でも、ここにでてくる“きつい子”たちは、今津線には合わないでしょう。ヤイヤイ言うたら嫌われるに決まっとうやん。もっとあっさりしてないと。“よそは知らんけど、この辺にはそんな人おらへんよ”と言いたい震災前からの住民はいっぱいいそう。それに実在の街を舞台にしているにしては明らかに調査不足。具体的内容は地域情報系の掲示板に載るのでしょうが(何なら私が書こか)、誤り・不明確な表現多数。エイリアンに占領されてしまったという噂は東京でも耳にするけど、ちょっとひどいかな。高級住宅地の代表で、駐在所のあるような田舎とは全く違うエリアにふさわしくない登場人物が多すぎる。もっというと、あれだけのキリスト教の教会があることの影響を無視しないでほしい。小説にとりあげられた大学も、完全に無視された女子大も、悪く書かれた小学校も(なんぞ恨みでもあんの?)チャペルあってのものだし、シスターと生徒さんが乗っていなければ今津線ではないのです。あと、セリフの言葉づかいも方言がうまくできていない。今でも河内と阪神間では違いがあるのです。地方出身者にはわからないでしょうけど。正直、これだったら倍の長さになるけど東急大井町線を舞台にしたほうがよかったのではと言いたくもなる。3つドアの電車と競馬場のイラストが入った装丁にだまされた。仁川のできそこない(山や川どころか渓谷やダムもある)を住民どころか外部者まで超一流みたいに思い込んでいる、私の住む街ならこんな筋でもありでしょうけど。それにしても準急で北口(西北なんていわないで)を通過して会社に行く生活をいつか手に入れたいものだ。 | ||||
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| この本は、図書館戦争と違ってそんなに迫力はないですが 人生偶然だなぁって感じます。 電車に乗ってくるいろいろな人たちが、いろいろな人生を向かえてて 進んでいく。偶然その隣にいた人と恋が始まったり、別れたり 助けられたり、、、、人生は一本道じゃないって思いましたね。 最初は、「呪い」とかが出てきたのでちょっとビックリしましたが 最後のほうになると、なんか生きてるっていいなぁってホッコリした 気持ちになりました。図書館戦争とはまた違った雰囲気を味わえて おすすめです! | ||||
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| 図書館シリーズも好きだったけれども…。個人的には『阪急電車』の方が好みだったかも。 いろんな人の人生を運ぶ電車だからこそ多々の出会いがある。彼を寝取られてしまった女性、『生』の字がご縁で付き合うことになったカップル、高校生達の話しから彼と別れる決意をする女性等の人生が交錯して行くお話。 身近でも何処かでありそうなお話なだけに共感出来ます。そして、恋愛問題であったも後くされなくサッパリなので読んでいても爽やかでした。物語の中の数多の出会い素敵でした。 | ||||
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| 毎日同じ時間、同じ車両に乗っていれば、見かける顔ぶれは決まってくる。毎日同じ顔を見ていれば、日々の違いに気づくことだってあるかもしれない。たまたま乗り合わせた人でも、何か特徴があれば、その人生を妄想してしまうこともある。この本は、正にそういったところをついて来たといえるだろう。 片道わずか15分の阪急今津線。この電車に乗り合わせた人達が、ほんの少しのきっかけで物語を織り成し、そして各々の行き先に進んでいく。このまま分かれていくと物語として寂しいのだけれど、交わったまま行き先を同じくして行く人たちもいるので、ちょっとほほえましい。 いつもと同様、ちょっと甘いお話の中に、作者がおそらく普段思っていることを叩き込み、綺麗な連作として仕上げている。普段の生活で、電車に乗り合わせた人の物語は断片としてしか知りえないので、その欲求不満を軽減する作品となるかもしれない。 | ||||
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| 一話完結の短編集であると見せかけて、幾つかの筋が同時進行で進む大きな物語になっている。 何人もの人を乗せて、その人数分の物語を載せて、電車が進んで行くように。電車は阪急電車の今津線だ。元阪急ユーザーとして見逃せないタイトルだ。 雑誌で掲載された、宝塚駅から西宮北口へ。折り返して、西宮北口駅から宝塚駅へ。後半は書き下ろしだから、雑誌で読んだ人も本書を読まないという手はない。 通りすがりの触れ合いだけでほぐれていった糸が、今ひとたびよりあわされる。 凍えきって強張った心を溶かし、解きほぐしていくような温もりに、この本は溢れている。 生きているからには、くだらない恋に自分を削るのではなく、気の済むまで呪ったら、今度こそは幸せになろうと励ましてくれるような、素敵な本だ。 自分を大切にしてくれる大事な誰かと幸せになろうよと呼びかけるような本だ。 阪急以外であっても、電車に乗るのが楽しくなりそう。 | ||||
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| 電車という動く舞台の中で、乗っている一人一人に物語がある。 川の中州にある『生』の文字から始まる出会い。 婚約者を寝取られた仕返しに結婚式に白いドレスで乗り込む。 最低最悪の彼氏との別れを決意するまでの一言。 恋人いない歴=年齢の二人。 そのほかにもたくさんの人がわずかな時間の中で様々な思いを感じ、時には途中下車したりします。 電車の中で繋がっていく、見知らぬ人と人の一瞬の繋がりがとてもいとおしく感じます。 恋愛は多くも少なくもありません。この本ではそれがメインではないんでしょう。 もちろん途中の駅ではそれぞれ恋物語があったりもします。当然のごとく甘いです。 生まれてからずっと東北に住んでいるので、本物の「阪急電車」は未だ生で見たことがないのですが、一度本物を見に行って、その車内でこの本を読みたくなりました。 | ||||
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