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阪急電車
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阪急電車の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全387件 241~260 13/20ページ
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時間にして3時間程度でしょうか?あっという間に読み終わりました。 今から20年前に住んでいた門戸厄神、そして毎日のように利用した今津線。自分にとってはまるでその場にいるかのような、臨場感あふれる本でした。いや、正確には、阪急にに乗って車内をぼーっと眺めて、その目に映る老若男女の動きと、そこから感じる愛や人情を汲み取ろうとしている自分を思い浮かべていました。今津線はあっという間だけれども、おしゃれな宝塚と、こてこてな西宮を結んでいるから、いろんな人が沢山いたことを思い出しました。宝塚ファミリーランドに行くファミリー客、甲子園や競馬場に向かうおじちゃん、厄神さんにお参りするご老人方、関西学院のおしゃれな学生、そして、宝塚歌劇団を観に行く多くの女性達、、、。 実のところ、北口〜甲東園までは、震災前と震災後でずいぶん印象は変わりましたが、震災前も震災後も変わらない、電車から見えるあの穏やかな情景を忘れることはありません。もう一度、田んぼの横を通って歩いた門戸厄神駅から今津線に乗って、宝塚、北口に繰り出す生活をやりたいな、と思わせてくれた一冊です。 | ||||
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阪急電車という首都圏の人間にはいまいちなじみが無い電車の路線を舞台に さまざまな人の人生が交差する、不思議な小説です。 一気に読み終わる事ができますが、ところどころに仕掛けてある読者への問いかけ のようなエピソードが自分の人生のある一点を思い起こさせてくれます。 幼児期、高校生、大学生、恋愛が生まれる時期 恋愛初期、別れ、中年期そして老年期…。そしてそれぞれの時期を代弁する登場人物が他の人物に働きかけるエピソードは 自分の中の葛藤のような気もしないではありません。 でも単純に 恋愛って素晴らしいと思っておきます。 | ||||
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映画化されると聞いて読みました。 一足早い春を感じました映画も是非観に行きたい。 | ||||
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読みやすい本でした 有川浩さんの本ははじめて読んだのですが図書館戦争のアニメをみておもしろかったので買ってみました 自分の回りでも自分がしらないだけで色々な人間のストーリーがあるのかと思うとワクワクしました また機会があれば有川さんの本を読みたいと思いました | ||||
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人ってみんなつながってるんだなぁって思った!嫌なことがあっても他の人に助けられた経験って誰にでもあると思う(*^^*)そーゆー時ってなんかほんの小さな幸せでもすごい自分の人生に影響したりして☆これからは小さな幸せを見逃さないように生きていきたいなと思わされた作品です(^-^)b心がポカポカします◎ | ||||
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実家に帰る電車の中で一気に読んだょ。 緻密な構想で、各駅でのストーリーが少しずつ繋がってぃて。 自分も同じ電車に乗ってる気になっちゃったり(笑) 自分の今後の生き方について考える今日この頃。 色んな生き方がぁるよなぁって再実感。 読み終わって、自分も前に進まなきゃなって思った。 | ||||
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大阪周辺をカバーする私鉄である 阪急電鉄の今津線を舞台にしたオムニバス形式の小説。 宝塚駅から出発し、西宮北口駅に着くまでの8駅において それぞれ主人公を変えながら話が進む。 そこからまた折り返しで続くため、行きと帰りで16エピソードがある。 オムニバスとはいえ、別のエピソードでの主人公を引き継いだり、 あるエピソードで見かけた人物が次のエピソードで主人公になったりと エピソード間のつながりは強め。 ひとつひとつのエピソードはそれほど長くないのでサクサク読める。 電車から見た景色や駅周辺の様子などが生々しく、 その周辺で生活している人にとっては非常に親近感が湧くだろうが、 同じ阪急電鉄でも神戸線の利用者であったり、 まったく別の地域で生活する人にとってはいまいちピンと来ない部分はある。 さわやかな話ばかりでなく、いろいろと嫌な悩みが絡んだりするが 総じて軽い印象で読むことができる。 特別大きな感動は得られないが、駄作というわけでもない。 背景の変化や登場人物の違いで、ひとつの電車が 駅を経由しながら進んでいく様子を感じられるのは新鮮。 | ||||
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映画化するようで、最近話題になっているようですね。 読んだのは何年か前ですが、私はいまいち“ほのぼの”とか“甘い”とかいう感想は抱きませんでした。 有川作品は大好物ですが、これは翔子のお話での“寝取り女が確信犯で妊娠”というのが生々し過ぎて、他の印象が薄かったです。 実際に自分の身にそんなことが起こったらと思うとお腹が痛くなる…。 翔子は確かにかっこいいですが、エンタメ系の小説はやっぱり、甘い部分だけを楽しみたいです。 元婚約者と寝取り女がもっと苦しめられていたら、もっとすっきり楽しく読めたかもしれない。 | ||||
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関西弁なのでとても読みやすくておもしろかった。電車の中など、自分の学生時代にタイムスリップしたみたいな感覚に なって、すべてにおいて頷けたし、川のオブジェが震災の後に作られて、それがライトアップされる、と震災16年目目前に知って それも書かれていたのですごい感動してしまった。 わたしは実際、この阪急宝塚線をのったことないんですけど、ぜひ機会を作って一人でぶらっと乗ってみたいと思ってます。 読んだ後、母に貸したら母も絶賛してました。60代にもウケた本です。 | ||||
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幼い頃、阪急沿線に育ったので、カバーをみて郷愁に誘われて、ついつい買ってしまいました。奥書に「装丁者 高橋雅之」とあります。この方はいいセンスしていると思います。ついつい読んでしまいましたが、読まずにきれいなままずっと書棚に飾っておけばよかったです。そんな内容の本です。装丁者に☆5つ | ||||
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片道15分の阪急今津線。 すれ違う乗客たちが紡ぐ、ほっこりとした胸キュンストーリー。 魅了されました。 新しい恋の始まりから、 結婚式で復讐をはたした女性まで。 登場人物も子どもから大学生から、おばあさんまで、 みんな魅力的。 たまたま同じ電車に乗り合わせただけだけれど、 少しずつつながっていて、 少しずつすれ違っていて。 春にでも、ゆっくりと阪急電車に揺られたくなっちゃうじゃないですか。 “やだな、と翔子は小さな声で呟いた。 「いいもの見ちゃった」恋の始まるタイミングなんて。” | ||||
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いくつもの人々の出会いを阪急電車とその沿線で語られているが、東京に住んでいても、大阪の電車を想像できる温かいお話で良かった。 恋愛の話がほとんどだが、読んでいてどれも応援・共感してしまう内容。 それぞれの話に繋がりがあり、電車の折り返しになぞらえて話も半年後へと綴られていく話のもっていきかたが自然と入れてうまい!とも思った。 これは一押しの本であることは確か! | ||||
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皆さんとても好意的な意見なので、普段レビューなど全く書かないのですがあえて感想を。 映画化される話題作なので、読んでみました。 平易な文章で読みやすく、すぐに完読できましたが、読後感はモヤッっとしたものでした。 以下あくまで個人的感想です。ファンの方はお気を悪くなさらないでください。 軽い。登場人物にリアリティや親近感を感じませんでした。 奪略婚された女も、本当に美人でいい女なら、いくら悔しくてもそんなことしないでしょう。 すれば相手の女とその周囲に、私は悔しいのよ!とアピールするようなものだと思うのですが。 奪略した女の方もまた、それだけしたたかに事が成せる度量があるのであれば、 自分の結婚式に声を荒げて怒ったりせず、不美人だろうが勝利の笑みを浮かべているんじゃないのかと。実際勝利者なのですし。 図書館カップルも何とも薄気味悪く、唯一リアリティを感じる関学カップルも、 あーいるいる、こういう田舎くさいおたくっぽいカップル・・・と感じてしまう。 良く知らないのですが、作者さんは関学出身で、自分の思い出とか入れ込んで書いてるんじゃないの?と思ったり。 関学をエリート校と持ち上げるところもなぁ。私も関学は好きですが。 他、マナーに関することも、なんとも偽善的な臭いのする表現だし、ひねくれ者の私にはダメでした。 最後の内輪受けのあとがきに関しては、読むことが出来ませんでした。ファン以外にはきついのではないでしょうか。 こんな感想持つのはひねくれた自分だけ?とも思いましたが、家族もうーーーん・・・と、無言で途中で読むのを止めていました。 言いたい放題ですが、本心です。作家さんの人気度や、装丁や表題で、もうちょっと重みのある人間模様があるのかと期待しすぎでした。 | ||||
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「長篇小説」とのことですが、構成としては、短編集のようなかんじ。 個人的に、短編集は登場人物に深く踏み込まないうちに終わってしまう気がして、あまり好きではないのですが…この作品は別。 章ごとに主人公が変わるが、別の章においても脇役として登場する。同じ車両で同じ時間を共有する登場人物たちが、それぞれ違った背景をもちながら、違った目線で、ひとつの出来事を捉える。それがとても面白い。 2011年4月に映画化が決定しているようで、思わず検索してみた。映画版のストーリー紹介を見ると、結婚式帰りのOL・DV彼氏をもつ女子大生・孫と犬を連れて乗車する祖母がメインになる模様。 ただ、小説の方は、愛すべき登場人物は他にもいる。各章の登場人物たちは実にいい味を出している。 たしか、ダ・ヴィンチ(2011年1月号)の文庫ランキングの3位に入っていた。 その評価に見合う面白さのある作品だと思う。 | ||||
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はじめてこの作者の本を読みました。 うん、読みやすい。 そしてああっという間の物語 だけど何か残る。。(とてもいい意味で) 1つ辛口で言わせてもらえばこの物語のような事は 今の電車では絶対遭遇しないお話 少なくともこの物語の中にいる素敵な方々のような人には 今だ残念ながらお会いした事がないですね だから何か残るのかな? | ||||
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好きな小説家を増やそうと思い、「そういえばあの人の短編おもしろかった」と あるオムニバス集に参加されていた作家さんの作品を買ったつもりが、確認不足… 急いでいたせいもあり、作家さんを間違えていました。 有川さんの短編も読ませて頂いたことがありますが、正直、文体や主人公が苦手で、もう読まないだろうと思っていました。 しかし買ってしまったものは「読まなきゃもったいない」と、読んでみました。 が、 内容が薄い… 登場人物が皆してわざとらしい… 小説だからそれでいいのかもしれませんが、なんだかもう少しリアリティがあっても良さそうに感じました。 電車をよく利用している身からすると、えぇ〜…と思ってしまうところが多々。 せっかくタイトルもお洒落で、場面設定は良いだけに、 もっと素敵な表現、人物設定が出来なかったのかな…と残念。 一言で表すと、 「しらけました」。 ただ、ライトな作品を好まれる方には良いかもしれません。 私はこの作家さんの作品にでてくる女性たちが苦手なのですが、 男性には好まれるタイプの女性たちではあるような気がします。 長々と失礼いたしました。 今度はしっかり確認して買います。 | ||||
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とても面白かった。 電車の中で偶然乗り合わせた他人との触れ合い、心温まるストーリーの数々。 それぞれのストーリーが、電車と共に流れて行く…。 阪急今津線の沿線に住みたくなってしまいました。 | ||||
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率直に面白かったです。 私は、有川さんの『図書館戦争』シリーズに撃沈してます。 あれ、あまり得意じゃなくて、いずれ文庫になったら再読し てみようとは思ってはいますが… ベタ甘っていうのですか? ツンデレ? そういうの、さすがに40のあれもこれも体験してきた女性に は通用しないのです(って私に夢がなさすぎか)。 ですが、この短編集は良かった。 特に2篇めが痛快〜♪ 彼氏をとられた女性が復讐する話し…個人的にとても好きで す。ちゃっかり女、いるよなぁ、こういうオンナ、、、と思 いながら読みました。 白いドレスで、元彼氏の結婚式で新郎の視線をくぎ付けにす る。そしてすっきり立ち去る。いいね、いいねぇ〜と拍手喝 さいを送りたいほど。 まあ、電車の中であれほどのコミュニケーションが成り立つ かどうか、という賛否は置いておいて… (私個人としては、そこまでリアリティを求めなくても良い かなと思ってはいます。だって、小説だもの) レビューで『義を尽くしているかと問われる小説だ』と拝見 しましたが、なるほど、この小説のすっきり感はそこにある のですね。 お孫さんと一緒のおばあちゃんもそう、花嫁を威嚇した元カ ノもそう(じゃない部分もあるけれど、義を裏切られた訳だ からいいよね)で、なるほどなるほど…という感じ。 彼氏と彼女のべたべた感は、かつての新井素子さんに通じる ものがあり、若いころ新井素子さんに傾倒した私としては、 違和感なし。こういうツンデレ?って若いころは可愛く見え てよかったけどな。 時代も違うか〜… 40のおばちゃんは、若い子カップルのべたべたに鷹揚です。 言葉でべたべたしてる分にはね(後は手をつないだり、肩抱 いたりくらいまではOK。キスはダメ〜)。 読後感もとても良くて、気持ち良い小説でした。 他の小説も読んでみようと思わせる程度の魅力がありました よ。食わず嫌いかな、と、クジラの彼、と、レインツリーの 国の2冊、買いました。 楽しみです♪ | ||||
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電車の中には、いろんな人が乗っていて、その人たちには色んなドラマがあって、 ホントだったら出会うことのなかった運命が交錯する場所。 たぶん、それって人生と同じで、生きていくうえで、たまたま出会った。とか、何かの拍子でたまたま自分の人生に何かが入ってきて、人生が変わる。 東京は、「電車」で見たら、今や携帯見たり、音楽聞いたり、外部を遮断する人のほうが多くなって、人と人とが交わる機会ってあんまりない気がするけど、 たぶん、日常生活、ちょっと目を外に向けるだけで、色々なドラマに出会うことできると思うし、 それによって、自分の人生も変わっていくんだろうなって思いました。 | ||||
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「フリーター、家を買う」のドラマが好きだったので、 同じ作家さんの本も読んでみようと思い購入。 大きく二部に分かれていることを目次で知って、 「あっ!この後半部分ですべての物語が繋がって面白くなるのかな」と思い わくわくしながら読み始めました。 しかし、それはただの思いこみでした。 ただ、日常の恋物語やいい話がつらつらと書かれているだけで、 ドキドキとかハラハラとか、感情の起伏もなくあっという間に読み終わってしまいました。 短編小説をつなぎ合わせたオムニバスが、この「阪急電車」でした。 でも、全体的にほのぼのとする話なのかなー。 こういう小説を好きな方もいるとは思います。 | ||||
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