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阪急電車
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阪急電車の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全387件 321~340 17/20ページ
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いろんな話が繋がってて、とても面白かったです! | ||||
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ずいぶん前に読んだのですが、幾つかの場面が鮮明に印象に残っていて また読みたいと思っている本です。 連作短編集という形も好きですが、 この本はそれだけでなく、それぞれの人物が 電車が折り返して走っていくにつれ、決断したり成長したり。 駅が進むにつれ日々変わっていきます。 それがみんな気持ちの良い、いい方向への流れなので なんともいえずいいのです。 登場人物全員に味があるのですが、まだまだこの人たちの先を読みたいなーという人もいて、スピンオフを読みたいです。 私自身は関東の人間ですが、みなさんのレビューを読んで 阪急電車にいつか乗ってみたいなと思っています。 | ||||
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昔、阪急で学校に通っていたこともあって買ってしまいました。 短編集なんですが、それぞれの阪急電車での姿や生活がみえて どの話も面白かったです。 大きなドラマはないけれど、日常の小さな人間模様を集めた そんなほんわかする話が多かったです。 読みながら懐かしくなりました。 | ||||
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いつもは難しい専門書とか、推理小説とかを読んでいますが、病院の待合室で、読み始めて、最後まで読みたくなり、購入しました。 なじみのある駅での風景をスケッチ風につづっている、ライト感覚の作品だと思います。 二人の人に勧めて読んでもらっていますが、一人は同じように良い評価をしています。もう一人は読んでいる最中です。 | ||||
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会話がリアルでいきいきしていて、 書いた人は人間が好きなんだなと思いました。 それぞれの人間に向ける視線のあたたかさが、たまらなくいい。 最近読んだ本でベスト。 | ||||
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阪急沿線のよいところも悪いところも すべて乗っけて電車は走っていきます。 宝塚線と神戸線をつなぐマージナルな存在 今津線。 だからこの話は一層魅力的なのではないではないでしょうか。 都会でもなく、田舎でもない街を走る阪急電車。 そのなかで断続的に起こる、なんでもない、でもかけがえのないドラマ。 コンセプトからタッチまで、素晴らしい。 | ||||
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ご存知、阪急電車を舞台にした恋愛短編小説。 これは阪急の中でも”今津線”が舞台。 作者が、今津線沿線にお住まいだそうで、一駅ごとに想像を膨らませたそうな。 ワタシも電車に乗るたびに、多くの乗客を見てよく思う。 「ひとりひとりに人生があって、たくさんのストーリーがあるんだろうな」って。 だからこそ、こういう本を待ってた! * 阪急今津線 宝塚駅から物語りは始まる。 一駅ごとに主人公は変わり、ひとつの物語として終わるけど、一駅だけの登場ではないところが、この本のいいところ。その後の主人公に話が繋がっていくところが面白いし、気になる主人公達のその後(折り返し)も分かる。 なんてったって、主人公たちがとてもいい恋愛をしている。読んでいて、微笑んでしまったり、もう一度、青春時代に戻りたい!と思わず思ってしまったり(^^; それくらい純粋で、心になじむような物語。 | ||||
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本書を読むまで、私の中で「レインツリーの国」が氏の最高傑作でした。 けれど、 ”一冊に織り込まれた数々の恋愛模様!” ”幼稚園生から高校生、大学生やОLや主婦や年配者までが袖触れ合う贅沢!” ランキング変更を余儀なくされるのかと危ぶみましたが、 ”いやいや「レインツリー」の二人はやはり至高!” 同時一位で決着をつけました。 優しくも正義感の強い女子が多くて本当に嬉しい。 こんな人たちばかりなら、世の中まだまだ捨てたもんじゃない、と思えました。 | ||||
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物語のはじまりは「電車の中での恋のはじまり」。 おぉ、流石は有川浩さん、たっぷり心を温めてもらおうと思った矢先に、 次の場面では結婚を目前にして婚約相手に別の女と結婚すると言われた不幸な女の話。 しかも、その相手は友達だったというきつい話。 どうなるんだこれは? 名も知らない行きずりの人からのひとこと。袖振り合うも多生の縁。 それぞれの縁が人生を紡いでいく。 ほのぼのしあわせな気分になれるエッセイ風小説でした。 | ||||
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沿線に住んでいますので、一気に読むことが出来ました。 1つの話の登場人物が、次の話に少し絡んできて。。。 というのは阿刀田さんの「夜の観覧車」でもあった手法ですが こちらはその後日談も「折り返し」で描いてくれてよかったです。 討ち入りを果たした女性、 オーサカの迷惑おばちゃん(さすがに阪急電車内ではこんな人たちはあまりいない・・・はず)に 一歩も引かないおばあさん、 かっこいいです!!! ただ、 イジワルな小学生の話は、後味悪いものです。 たぶん、沿線のお嬢様学校がモデルなんでしょうが、これって駅の外の公立小学校にしたほうが良かったんじゃないかな。本文では私立とは書いてないですが、電車通学する公立ってあまりないですものね。 | ||||
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非常に良かった。他の人のレビューにあるようにこの本は短編から成るけど、全てが内容的につながっている。1駅目の話では「ふーん」程度だったけど、2駅目の話になると「おおっ、そうきたか!」と思い、3駅目あたりで「これはすごく面白いぞ」と思い、結局一度も本を置くことなく一気に読み終えた。 電車の中で一瞬だけ出会う普通の人々の表に見える部分とその奥にあるさまざまな人生が、ドラマチックに緊迫感をもって描かれている。一瞬足りとも飽きさせない見事な筆致だった。 最初、この作家を男性と思っていたので「ここまで女性の心理、視点を知り尽くしてるいるなんてすごい!観察眼が完全に女性だ!」と思ってたが、なんのことはない、あとがきでこの作家が女性であると知って納得。えぐるような鋭さがある。個人的には結婚式の話が秀逸だと思った。自分がそういう状況になったことはないけれど、この話の主人公の心理と行動にはものすごい説得力とリアリティがあった。 | ||||
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ツマが読んでいた。 今津線が舞台。駅ごとの、老若男女の物語が、絡み合う。 ホッコリ、ヒヤヒヤ、ウーム・・・あっという間に宝塚−西北−宝塚、往復し(読み終え)ました。 阪急電車、ここに出てくる、清荒神〜宝塚〜西宮北口は、乗ったことがないなぁ・・・。 | ||||
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『1つ1つの出会いを大切に』 そんなことを教えてくれる作品でした。 『年齢性別関係なく、相手に敬意をもって接する。』 って、簡単なようで難しいと思いました。 読んでみて、『おもしろくなかった』『駄作』etc... そのようなこと言う人なんていないと思います。 | ||||
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解説は他の方が十二分にされているので、小説好きのダメ親父が読むとどうなったかを。 若い本好きの男性が図書館で好みのタイプの女性と出会い交際に発展する場面で若き日を思い出し、胸をギュッと鷲掴みにされる。女子大生が我侭で暴力ダメ男と別れを決意する場面で、そうだ!そんな男はダメだぞ!と助言したおばあちゃんの後ろでエールを送る。美人OLが5年も付き合ってきた彼氏を「ちゃっかり女」に横取りされ結婚式でささやかな復讐を果たすが自身も傷ついていれば、そんな馬鹿な奴はこっちから願い下げだ!怒りつつ、一方で、そんな間抜けが居るか?とか、その「ちゃっかり女」が自分の娘だったらどうしよう?と思いつつ、自分のささやかな人生の分岐点を振り返る。 各駅毎に与えられたそれぞれのエピソードに喜んだり、おろおろしたり、怒ったりと、作者の術中にどっぷり嵌っている自分がいた。恋愛って良いなーと。 しかし、この作品は軸が有る。それは、義である。正義という程偉そうなものではなく、人が人として生きていくうえでのマナーみたいなものだ。それは実はかなり強力なエネルギーを作中から凛として放出している。このエネルギーは健全でまともな精神を持つ良き人や人生これからの若い人には生きる活力として機能するだろう。人に誇れるような人生を構築したいと思いながら行動が伴っていない私のようなダメ親父には痛みを伴う力となる。貴方は相手に義を尽くしていますか?自分に誇りがもてますか?と。 良薬口に苦し。足つぼで痛いつぼを微笑みながら押してくる整体士のような本だ。しかも、一見やさしそうで器量の良い整体士だから困る。痛い目にあうと知りつつまた行きたくなる。 もし貴方が私のように少し後ろめたい人生を歩んできたダメ親父なら、取り扱いに注意されたし。 | ||||
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ここで会ったのも何かの縁。 同じ電車に乗り合わせたくらいでは、なかなかそう思えるものではないけれど、この本を読むと、少し他の人のことも気にしてみたくなる。 物語の中心には、いつもたくましい女性たちがいる。 "結婚式に白いドレスで乗り込んだ寝盗られ女"×"孫娘の教育に厳しいおばあちゃん" などなど。 すれ違うだけのはずの人生が、ちょっと声をかけたことがきっかけで、それぞれの人生ドラマを豊かに前進させていく。 ローカル線のほのぼのとした風景と人の優しさに、心がほっこりする作品。 | ||||
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時江さんはとびっきりの美人!! 人間的な魅力の塊ですよ、あのひとは。年齢やら性別やらイロイロと立ち位置は違っていても「自分もかくありたい」と胸にストンと仕舞わせてくれるような御方です。 この本の何処に魅力を感じるかは、じつは人それぞれで全然違うところにあるんじゃないかなぁ――なんて思ってしまう、小さくても温かい出来事のたくさんある本でした。おすすめですよ? | ||||
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思わず、阪急電車の今津線、全駅制覇をやりました。 一日乗車券を買って。。 それくらい、心に残ったので。 幸せほのぼのな話、胸がちくりと痛くなる話、 この人の作品は相変わらず人間に優しくて厳しい。 けど、最後にはみんな何かしら 前向きな気分になって終われるのが、すごい。 いっつも使う駅が出てくるのも楽しい! 他の路線でも書いてくれないかなあ・・・さすがに無理だと思うけど。。 | ||||
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こちらもお気に入りの作家。 ベタベタな恋愛小説かと思いきや、ピリッとスパイスの効いた粋な恋愛小説になってる。 阪急電車の各駅を舞台に、何組かの登場人物の恋愛模様を巧みな構成で読ませる。 阪急電車は、一度しか乗ったことがないが、車内や駅、そしてその周りの街、人々が生き生きと描かれており、その姿が脳裏に浮かぶ。 こういう」、小説も書けるんだな。得した気分。 | ||||
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ちょっと、そろそろワンパターンもいいとこ。 共感しづらいですね。特にカップルの女の子の価値観。 そして、男の子が、いい加減ワンパターンですね。 面倒見がよくて、ちょっとしたことで 「ちくしょう、かわいい」とか思ってくれ、 死角で赤くなり、 なんでも一緒に楽しもうとしてくれ、 うじうじしない、 女の子の不思議価値観にすぐに共感できる、 恐ろしく物わかりのいい男の子。 ファンだからこそ、「いいのか?これで」と思っちゃうねぇ。 | ||||
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高校生の息子が、学校の先生(20代の女性教師だぞ、オイ)に借りてたから、横取りして読んだ。 おお!オープニングが清荒神の宝塚市立図書館じゃないか!なつかしい〜。学生時代の行き着けだったぞ、ここは。 その思い出割引をしても良かった。いろんな人間模様があり、出会いと別れ、男と女、老と若、それぞれの人生の一瞬が見れる。 この後、有川さんの本を大人買いしたけど、これがベスト。大人の男でも楽しめます。 あとHPで知ったけど、これって「ありがとう浜村淳(関西人の朝の定番)」でラジオドラマになったらしいです。聞きたいわぁ。 | ||||
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