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ナイルに死す
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【この小説が収録されている参考書籍】
ナイルに死すの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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エジプト行きの船上で起きた殺人事件をポアロが解決するストーリー。 クリスティーの作品中、随一の長さの作品だが、文章が展開が巧みであきさせない。 数時間かけて一気に読んだ。 クリスティー本人が自作品の中でもベストに入る自信作、としていたらしいが 自分はほかの作品の方が好き。 以下、そう感じた理由を述べる。 1.登場人物がやたら多い。しょっちゅう人物リストのページと照らし合わせて読んだ。 似たような名前、似たような特徴の登場人物が多かったためだ。(例:老婦人たちとそのメイドや娘などが複数登場する) そしてそれら多くの登場人物のエピソードが必ずしも有機的に事件本筋と絡んでいるとはいえず、 蛇足感があった。 2.本筋の殺人事件と並行して謎のテロリストが船内に潜伏している件も並行して取り扱われるのだが、 テロリスト探しの部分が盛り上がらず、これもまた強い蛇足感がある。 3.エジプトの描写があっさりめで薄い。もっとエキゾチックな雰囲気を予想していたが、舞台となる船上が西洋社会そのままで、特にエジプトじゃなくても別によくない?って印象なのだ。他作品と違う味わいを期待していたので肩透かしを食らった。 4.登場人物が語る東洋人の死生観の描写に違和感があった。「東洋人は死を何とも思わない」って、そりゃ言い過ぎ。ちょっとサイードのオリエンタリズム感あるよね。 5.自分はクリスティー作品はこれが5作目。そうなるとクリスティー作品のパターンがなんとなく読めてしまい、冒頭の登場人物のリストを見ただけで犯人が誰か予想が付いてしまった。 ミステリー作品に何を求めるかは人それぞれだと思うが、自分はトリックそのものよりも、 動機や心理描写などの人間ドラマを楽しみたいタイプ。 そういう意味では、相変わらず巧みな心理描写なので、十分楽しめたことは強調しておきたい。 まだ未読のクリスティー作品はたくさんあるので、「やられた!」といい意味で予想を裏切られるような作品に出合いたいと思う。 | ||||
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ナイル殺人事件の新作映画を見たので、購入しましたが、やっぱり翻訳物の言葉の使い方が少し気に入りませんでした! | ||||
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昔、昔、ミステリー~~ナイル~~♪♪と唄う映画「ナイル殺人事件」主題歌が流行した事があった。 この時も、映画とコラボで、文庫本が売れた。あれから40年!!! 2020年12月、新作映画「ナイル殺人事件」公開にむけて、新訳の原作が出たので再読してみた。 感想:古典的なパズル解き的ミステリーであるが十分楽しめた。ただ、素直に、ポアロの謎解き に犯人が犯行を認めるの?と強く思ってしまった。証拠は犯人の自供では、今は納得しない時代 だと思う。ゆえに、所々に、時代的なズレを感じるものの、犯人は誰だ!動機は何だ!の楽しみ がある作品だ。 現代なら、防犯カメラにすべて映っており、それで事件終了ですね!! | ||||
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小説としては面白いでしたが、心理的要素が強すぎて推理小説としてはどうなんだろうと思いました。ポワロもジャクリーンも喋り過ぎです。レイス大佐は的確でヘイスティングズよりよっぽど役に立っていました。リネットはかわいそうでした。本当のお嬢様ですね。 | ||||
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アガサはオリエント急行から2冊目です。 レビューが良いので購入しましたが、登場人物がカタカナで誰が何のかなかなか覚えられず人物表を何度も見直しました。 半分くらいまで読んで疲れてきた、、、 早く犯人知りたくて最後の部分を先に読んでしまいました。 | ||||
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最後の場面が余計だし、同じ銃が2つあるのなら、これまでの偽装の意味がないのでは? | ||||
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映画「ナイル殺人事件」の原作クリスティ得意のエジプトの旅情は読むものを感嘆させますが連続殺人事件ものとしては日本の文豪の著名作品と比較してトリック・心理的要素の双方で書き込みが浅いのが残念です。ただ、クリスティは文章が平易なので非常に読みやすいです | ||||
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映画「ナイル殺人事件」の原作 クリスティ得意のエジプトの旅情は読むものを感嘆させますが 連続殺人事件ものとしては 日本の文豪の著名作品と比較してトリック・心理的要素の双方で 書き込みが浅いのが残念です。 ただ、クリスティは文章が平易なので非常に読みやすいです | ||||
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