■スポンサードリンク


凍れる森



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
凍れる森 (講談社文庫)

凍れる森の評価: 4.13/5点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

やや期待外れ

<ジョー・ピケット>シリーズ3弾。
シリーズ人気者ネイト・ロマノウスキ初登場!ネイトは制約に囚われないアウトローで本当にかっこいい。ジョーが退屈に思えるほど。かすんでしまう。ネイトがシリーズの主人公ならもっとヒットしたかも。
この後の巻(#12『鷹の王』)では中心人物になることもあるらしい。楽しみだ。

本作は今一つおもしろいと感じなかった。ストーリーはやや退屈だし、悪役にも惹きつけられるものがない。もちろんジョーは今回も奮闘するが。
里子エイプリルが連れ去られることもあって、ピケット家のホームドラマ色が濃かった。
本シリーズでは一貫して、ジョーは実にいい夫、いい父親を演じている。ハードな仕事で疲労困憊しどんなに寝不足でも、翌朝には妻メアリーベスに命じられてパンケーキを作る。妻を愛し信頼し、仕事内容を包み隠さず話しアドバイスすら求める。メアリーベスが情緒不安定になってジョーに当たったりしても、何故か彼が折れる。彼が家族に不機嫌になることはない。居座る不快な義母ミッシーに対する愚痴を漏らしたくても、娘であるメアリーベスが受け入れないため、ぐっとこらえる…。
アメリカの男性は妻を愛し敬い、しかもそれを態度に現し、家事も分担するということはよく耳にする。日本人女性にとっては羨ましい限りだ。
しかし、本書で悪役を含めここまで女性たちの取るに足りない面を列記されると、反面いかに女性が狭い世界に生きているかを語られているようにも感じた。C・J・ボックスは男性優位者なのか?(私はフェミニストではないが)

本作でシリーズに対する熱意が少し冷めてしまったが、これで中断するほどではない。
気を取り直して次巻に期待しよう。
凍れる森 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:凍れる森 (講談社文庫)より
4062752190
No.1:
(3pt)

もう一つ物足りないけど、シリーズを続けて読んで行こう

このシリーズは,深い描写が少なくて気に入れば素直に読み進めて行けます。広い意味でのミステリであって、複雑な事件を解決して行く推理小説ではありません。いわゆるアメリカ風に家族を愛し、正義を貫く、孤独な主人公の勧善懲悪物語です。舞台となっているワイオミングの森の様子を見たい人は、巻末に記されている現著者のホームページに行くと良いです。
凍れる森 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:凍れる森 (講談社文庫)より
4062752190

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!