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雲をつかむ死
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【この小説が収録されている参考書籍】
雲をつかむ死の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 21~31 2/2ページ
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雲の中での死、つまり飛行機の中での殺人の物語。 最初に殺人があり、順に謎解きをする、 探偵ものの基本的な構成。 ポアロに興味がない人には、面白みにかけるかもしれない。 小型の飛行機が、都市間を飛び回っている状況が理解しやすかった。 具合を「工合」という文字を使っていて、最初は違和感があったが、辞書を調べると、そういう表記もあることが分かりました。 | ||||
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本書では、前年の「オリエント急行の殺人」の雪で停車した列車内と同様、飛行機内という閉鎖空間での殺人を扱っているため、犯人は機内の乗客・乗員に限られる。 それをポアロは乗客たちの手荷物から犯人を推理するのだが、これが論理的で納得性が高い。 本書は1935年の作品で、前年には「オリエント急行の殺人」、翌年には「ABC殺人事件」と「メソポタミヤの殺人」、翌々年には「ナイルの死」と、作者の代表作が目白押しで、それらの中に本書は埋もれてしまった感があるが、謎解きの論理といい意外な犯人といい充分に楽しめる作品で、着想だけが奇抜な「オリエント急行〜」や「ABC〜」よりは上だと思う。 1点だけ不満を言えば、飛行機の乗員を身元が確かだというだけの理由で容疑から外したのは安直過ぎると思う。 なお、本書で扱われたのはあくまでも飛行機内という閉鎖空間での殺人であって、いわゆる「密室殺人」ではない。 | ||||
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本書では、前年の「オリエント急行の殺人」の雪で停車した列車内と同様、飛行機内という閉鎖空間での殺人を扱っているため、犯人は機内の乗客・乗員に限られる。 それをポアロは乗客たちの手荷物から犯人を推理するのだが、これが論理的で納得性が高い。 本書は1935年の作品で、前年には「オリエント急行の殺人」、翌年には「ABC殺人事件」と「メソポタミヤの殺人」、翌々年には「ナイルの死」と、作者の代表作が目白押しで、それらの中に本書は埋もれてしまった感があるが、謎解きの論理といい意外な犯人といい充分に楽しめる作品で、着想だけが奇抜な「オリエント急行〜」や「ABC〜」よりは上だと思う。 1点だけ不満を言えば、飛行機の乗員を身元が確かだというだけの理由で容疑から外したのは安直過ぎると思う。 なお、本書で扱われたのはあくまでも飛行機内という閉鎖空間での殺人であって、いわゆる「密室殺人」ではない。 | ||||
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フランスからイギリスへ飛ぶ旅客機で、一人の老婦人が変死した。 死体の首筋には、針のようなもので刺された痕があり、 足元には、黄蜂に似た羽のついた矢針が落ちていた。 針にはおそるべき毒ヘビの毒が塗られており、 少し離れた座席の下には吹矢筒が隠されていた。 毒矢の先を拾い上げたため、ポアロは検死審問で 陪審員たちに、犯人と名指しされるのだが……。 飛行中の機内で起きた密室殺人。 被害者はマダム・ジゼルという金貸しを兼ねて人の弱みを握り 恐喝する因業婆で、彼女の莫大な遺産が、犯人の動機です。 乗客の所持品から犯人を特定していく、ポアロの推理に注目してください。 | ||||
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本書はパリ・ロンドン間の航空機内の殺人を扱った作品で、「吹き矢」を凶器と思わせるカムフラージュには、そのあまりの「前時代性」に苦笑させられたものの、一読すると被害者マダム・ジゼルに誰が・どうやって近づいて殺したのかが最後までわからず、そのトリックと犯人の意外性から、これはクリスティーのベスト10級の傑作ではないかと思った。 しかし、よく読み返してみるとポアロの推理に致命的な欠陥があることに気がつく。 ポアロは機内の乗客たちのトランクの荷物のリストを見て、その中に犯行時に用いられたはずの“ある物”を持っている人物が犯人だと推理したが、その“ある物”を、犯人が誰にも見られずにトランクから持ち出し、またそれを誰にも見られずにトランクにしまう機会(あるいは、犯人が誰にも見られずにトランクを持ち出す機会)がまったくないのである。 このような推理の欠陥はクリスティー作品には珍しく、その分大きく減点せざるを得ない。ストーリーもヒロインのロマンス・ストーリーを絡ませて面白く仕上がっているだけに、実に惜しいことである。 なお、本書の前年、クロフツが『クロイドン発12時30分』で、本書と同様、飛行機内の殺人を扱っている。 民間航空機の歴史は第一次大戦後、1919年にロンドン・パリ間を毎日運行するようになって以来のものだが、『クロイドン〜』や本書で機内の殺人が描かれているのは、1930年代には航空機での旅が一般的に定着してきたことを示している点、本書には歴史資料としての価値を見出すことができる。 それと本書の表題は、原題“Death in the Clouds”の訳題で、創元推理文庫『大空の死』は米国版“Death in the air”の訳題、そして新潮文庫『マダム・ジゼル殺人事件』は作品の内容そのままの表題である。 違う表題だから別の作品だと思って読むと同じ作品だったりするので、注意が必要である。 | ||||
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私が読んだ際の邦題は「大空の死」。現在の題に変えたのは、犯行方法が不明で「雲をつかむ」ような話の意か。若い男女2人が乗った飛行機で後部座席に座っていた老婦人が蜂の毒で殺されるという事件が起きる。飛行機という密室の中で起きた殺人事件である。偶々居合わせたポアロと男女2人が協力して事件解決にあたるが...。 捜査の過程はクリスティの作品らしく、それなりに楽しめるが、物語の進行上犯人はあの人しかいない(コナン風)。しかし、犯行方法には頭を捻った。最後に明かされる犯行方法は杜撰過ぎて成功する確率はほとんど無いであろう。この無茶な犯行方法を1頁足らずでサラッと説明してしまうのがクリスティのクリスティたる所以である。 トリックに拘泥せず、気楽な読書タイムを過ごすには好適な一作。 | ||||
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当時珍しい飛行機を犯行現場にした初期の作品であったと思います。 そのため現代からすれば物足りなさがあります。 もう少しトリックを複雑にしてもらいたかったと思います。 1930年代と現代では技術や設備はかなり変わっているので仕方ないでしょう。 しかし推理小説ではなく、ジェーンのロマンス小説として読むと トリックの「初期性」を無視でき、以外に楽しめました。 | ||||
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当時珍しい飛行機を犯行現場にした初期の作品であったと思います。 そのため現代からすれば物足りなさがあります。 もう少しトリックを複雑にしてもらいたかったと思います。 1930年代と現代では技術や設備はかなり変わっているので仕方ないでしょう。 しかし推理小説ではなく、ジェーンのロマンス小説として読むと トリックの「初期性」を無視でき、以外に楽しめました。 | ||||
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クリスティーの作品としては、質がかなり落ちるんじゃないだろうか。長編にするのに題材が乏しく、短編にすれば結構読めたように思う。 | ||||
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これも、ポワロが最初から登場する作品。ある飛行機の機内で金貸し業の女性が亡くなっているのが発見され、同じ機内にいたポワロがその死に不審を持ちます。ポワロがヘイスティングズ以外に何らかの協力を頼む時は、何某かの考えがあるというのが常ですが、今回もそのパターン。注目すべきは、何故、事件の機内にいたジェーンとノーマンという二人に協力を求めたのか?ということでしょう。 そして、ポワロは機内にいた人物の持ち物にとても興味を持ちます。そのリストが文中に表示されますので、読んでみようと思われる方は『ポワロがそこまで気にしているものは何なのか』をご一緒に考えてみられてはいかがでしょうか。 | ||||
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飛行機という名の密室で起こった殺人事件を私立探偵ポアロが解決していくと言うお話ですが、まずこの本の見所は大胆不敵なトリックだと思います。そのトリックは最後まで読んでからのお楽しみですが・・・・最初からこのトリックを推理できる方はそういないと思います。アガサ・クリスティの推理小説の中で飛行機内を舞台とした殺人事件はこれくらいじゃないでしょうか?まぁ是非読んでみてはいかがでしょうか? | ||||
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