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とんび
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とんびの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全346件 301~320 16/18ページ
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今現在、こう言う子育てをできる親がどれだけいるのだろうか? いろいろ考えさせられました。 今時こんな昭和の時代子育て何か古くさいって思う方も少なくないかもしれません。でも、これが本当の子育てなんだとおもいました。 | ||||
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。やっぱり本で読むとまた違ったものが見えてきます。まだ最後まで読んでいませんが、いい物語だと思います。 | ||||
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亡くなった父親は酔っ払うと母をいつも怒っていたので、余り好きではなかった!でも俺が決めた事には一回も反対した事がありませんでした。明治生まれで、九州男児てあった父、今思うと、有難うの言葉を掛けた事がなく、亡くなって13年。父を思うと寂しい気持ちになります。今、子供が13歳、厳しい父親かも知れないけど、子供を愛しています。 | ||||
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親のありがたみや、家族の大切さご近所づきあいの大切さを再認識させられました。不器用な主人公が愛しいです。 | ||||
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内容に関わることは控えますが、自分も親であり子である。想いが通じるところは沢山ありました。心が熱くなりました。 | ||||
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親と子供そして周囲の関係者すべてに愛を感じる作品でした。 嘘をつけないような愚直な主人公が、精一杯の愛で嘘を隠し 続けるが・・・・。 家族の存在をあらためて幸せと感じることのできた1冊でした。 | ||||
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久しぶりに小説を読んで涙しました。子を持つ父親として、中身の濃いものでした。 | ||||
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漫画のように気楽にスイスイ読める、楽しい作品でした。 実際にヤスさんが自分の親だったら、きついなぁと思いつつも たっぷりの愛でお腹が一杯ですね。 周りの人も悪い人がいないから安心して、読み進めます。 でも私には「こんなふうな環境で育てられたい!」という 憧れはあってもリアリティは感じられなかったです。 キャラの造形がステレオタイプだったのと、 自分が3.11の時の「絆」もピンとこなかった、家庭環境に いるせいかも知れません。幸せの中心に家族を据える事が出来る方には より楽しめ感動できる話だと思います。 | ||||
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同じような時代を見たし、同じような思いを経験したことがあったなあと、思った。 同じ思いをだれかも感じたのだろうと思う。すぐそばで。 | ||||
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いつの時代も親は変わらないと思いました。私も親の子であり、子の親でもあるのでほとんどの登場人物に感情移入し、最初から最後まで涙が止まりませんでした。この作品と出合うことができてよかったです。 | ||||
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ドラマ化を知ってから読んだので、キャストを思い浮かべながら一気読みしました。続編すら期待してしまう秀作です。 | ||||
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自分に子供が出来たからでしょうか。涙なしには読めません。人目もはばからず電車の中で泣きながら読みました。 子供に淋しい思いをさせてはいけない…私もそうしなければと心に誓いました。 | ||||
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重松さんは、前から思ってたけどさりげない日常を描写するのがもーーっのすごく上手い。 今回は、本全体に温かいものというか、幸せというか・・そういうのが溢れてる本だった。 人ってついつい目の前ものに満足しきれずに、もっと大きなものを・・って求めてしまいがちだけど、大切なものっていうのは自分の周りに自然と集まって来るんだろうね。 手を伸ばして無理に色んなものを手に入れようとせず、自分の周りの人やものを大切にして生きていければ、それが一番幸せなのかもなぁと思った。 まぁそう書きながらも、あたしは死ぬまで野望を抱き続けるような気もするし、それはそれで悪くないけど、 でもこの本に出てくる人達みたいな生き方は素敵だとすごく思った。 主人公が言った 「幸せになりんさい。金持ちにならんでもええ、偉い人にならんでもええ、今日一日が幸せじゃったと思えるような毎日を送りんさい。 明日がくるんを楽しみにできるような生き方をしんさい。親が子供に思うことは、みんな同じじゃ。それだけなんじゃ。」 っていう言葉がすごく好きでした。 あと、子供を育てるって言うのは、けっこう切ないなと思ってしまった。 これは「とんび」を読む前に読んだ「右岸」(江国香織著。「左岸」という辻一成著の作品とツイ。)って本からも感じたこと。 子供って、一生懸命育てて、育てて、 育ったー!!と思ったら飛び立っていってしまうものなのかな。 それは最高の喜びなのかもしれないけど、きっと虚脱感というか大きな寂しさを感じることだろうと思った。 あたしにはまだわからないけど、いずれ改めて共感する日がくるんでしょう。 とりあえず読んでみてください★ めちゃくちゃ泣けます。東京の電車で読むのは、ちょっと危険です。目深に帽子をかぶりましょう★ | ||||
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一言で言うなら実際にありそうな人情フィクション 私は産まれたのが昭和62年と終わりの頃なのでわからない部分が多々ありました。 乗り物だとかその当時によく出たであろう言葉とか未舗装の国道とか…12階って高層じゃないじゃん(笑)とか。 そして私には田舎やふるさともありません。 無機質なコンクリートジャングルが私のふるさと。 それでも、そんな私でもこの世界に飲み込まれました。 いや、この人達に飲み込まれたといえばいいでしょうか。 ヤスさんの気質は私のじいちゃんだなあとか、アキラは妹だな(笑)とか和尚は〇〇おじさんみたい…とか 身近にいるような人達ばかりでついつい感情移入してしまう。 私の父とは似ていないし、私自身はまだ子でしか孫でしか無いので親の気持ちは想像でしかわからない。 それでも あぁ、こういうお父さんと息子っているよね。 という気持ちが出てくる。 この親子物語の根底に愛が在るのが伝わってきます。 偉大な愛になろうとする親、なった親 その愛を理解しようとする子供、やがて共感した子供 改めて幸せの定義を考えさせられました。 この時代を生きたかったと私が思うのは今が不幸とかそんなのじゃなくて 変化と人の愛 がわかりやすいからなんだろうな。 公衆電話で十円を入れながらの電話とかお金を使ってる感覚が強すぎて私には難しい(苦笑) ドライな私に潤いをありがとうございました。 | ||||
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著者 重松清氏の「とんび」は、昭和30年代の広島が 舞台となっている。母親を事故で亡くしたアキラと 運送屋で仕事に懸命に取り組む父・ヤスさんのふたりが 本当の親子として成長する過程を描いている。 田舎の人々の思いやりや、人情がうまく描かれている。 著者 重松清氏もアキラと同世代であり、懐かしい昭和 の風景と匂いを感じることができる作品なのだ。 本書の最後のシーンは、父・ヤスさんの姿が印象深いの だ。波打ち際に、自分の孫である、アキラの息子を連れて 行くのである。アキラの息子と自分自身の境遇が重なる。 そして、波の音が、耳に響いている。静かに・・ そして、やさしく・・。「ヤシャーン ヤシャーン」と。 昭和という時代がとても懐かしくもあり、誰もが故郷 の幼なじみや両親を重ねて読むことができる。時間を忘れ て、ゆっくりと読書を楽しめた、充実の一冊と言えるのだ。 | ||||
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ああ、重松さんの本だと思った。 ドラマを見ているような気分になる。 客観的な文章を淡々と綴ることによって積み上げていく既成事実。 読者の脳内に、ヤスさんの像を作り上げていく。アキラの像を作り上げていく。 決して特別な主人公ではない。どこかにあるような家族の話だ。 けれど、そんな家族の話を、人生の話を書かせたら、重松さんの右に出る人はいないだろう。 一つ、圧倒的にすごいと思ったのが、ヤスさんの歳の取り方の描写だ。 自分の頭の中にイメージしているヤスさんが、文章を追うごとに確かに年を取っていき、絶妙な具合で親父になっていくのだ。重松さんの、この技には舌を巻いた。 | ||||
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電車の中で号泣してしまった。 登場人物に、悪い人が一人もいないとっても心が温まるストーリー。 | ||||
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昭和30年代後半、広島で男の子が生まれ、アキラと名付けられます。その後、不慮の事故により母親が亡くなり、不器用だが情に厚い父親ヤスさんが周りの人々の温かい手助けを受けながら、懸命にアキラと二人で生きていきます。この作品は、そのような決して珍しくはない、決して特別にドラマティックではない人間ドラマを描いた作品です。 父親ヤスさんは、悲しいほど不器用ですが、悲しいほど一途に子供の幸せを願う愛情が溢れています。愛すべき人物であるヤスさんの周囲の人々も、ヤスさんやアキラに対して、暖かい、本当の思い遣りをもって接していきます。何気ないような展開の中で、そうした暖かい心と心が触れ合って、新たな暖かさを生み出しているような、そんな小さな多くのエピソードが、確実に涙腺を刺激していきます。 通勤途中に電車で読み始めましたが、電車の中で度々涙が出そうになるのに閉口して、電車の中で読むのは止めました。 NHKでテレビドラマ化されたのがきっかけで、手に取ってみたのですが、素晴らしい作品に巡り会えて、大変良かったです。 作者もアキラ世代ですが、この世代の人間であれば分かる「オート三輪」、「こんにちは赤ちゃん」、「スバル360」等々出てくる小道具についての記憶が全て懐かしく鮮明に蘇り、その時代を思い出させてくれました。 | ||||
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2012年1月にNHKでドラマ化されました。 NHKのドラマを見て、面白かったので原作本としてよみました。 初めての。「重松 清」作品でしたが。まさに面白く。一気読みしてしまいました。 作品の。奥底に流れる【家族愛】と、主人公ヤスさんと登場人物との軽妙なやり取り。ヤスさんの一本気な潔さ、 私にとっては、ぜひお勧めの作品です。 作品を読んでいながら、思わず声を出した腹を抱えて笑ってしまいました。 題材的に。そんなに重くなく、気楽に読める作品でした。 | ||||
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素晴らしい作品でした!!! それ以外に言葉がみつかりません。 父と息子の成長の物語、そしてそれを支え、見守る周囲の人たち。 涙が止まりませんでした。 嗚咽しました。 物語の序盤から何度も何度も、、、 私自身、離婚を経験し、息子と離れて暮らす今。 自分の息子に直接与える事の出来ない愛情。 不器用ながらそれを直接アキラに表現していくヤスさん。 娘の産みの親として、やむを得ない理由から赤子を捨てて暮らすたえ子姉さん。 親の愛情。 その偉大さがつまっています。 全ての人たちに読んでほしいです。 親として、そして自分たちの親の子として、 今、ここにある自分 それに感謝して生きたいと思います。 この作品に何の言葉もいらない。 とにかく読んでほしい。 | ||||
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