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とんび
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とんびの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全346件 121~140 7/18ページ
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涙が止まらなかった。優しくて切ない家族愛の物語。これを創った作者は凄いなと思いました。 | ||||
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どこを読んでも不覚にも涙が止まらず、たまたま隣に電車で座っていた見知らぬ子供がちらちら様子を伺っていました・・・ 自分と境遇その他、重なる部分がほとんど無いにもかかわらずこんなにも人の心を震わせ共感させ心が暖かくなる・・・ 読後は余韻に浸りながら自分の家族が愛おしくてたまりません! 子供を持つお父さんとにかくまずは読んで見てください!!! | ||||
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過去に2度ドラマ化されたのも頷ける名作。 人情味あふれる切ない物語だと思う。 | ||||
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自分にも幼い息子がいるので、かなり主人公に感情移入。最近読んだ本の中では、一番感動しました。 妻にも一読をすすめて、二人で色々語りました。親子とは何か、今後の家族のことなど…。 良い本に出会えて感謝です。 | ||||
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主人公は、不器用な昭和のおやじ。一人息子が幼い時分に母親を不慮の事故で亡くし、そこから不器用な子育てがはじまる 素晴らしいのは一緒に育てる周囲の人々の人情味。そしていつも空から見守ってくれる亡き母親。息子ではなく、徹底して父親目線で描かれており、結末にすがすがしさを覚える名作。 | ||||
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堀江氏が獄中で1000冊読んだ本のうち,最も感動したのが本作だというので,読んでみた. ともすればくさい話になりがちな主人公のキャラクター設定だが,見事にそうはなっていない. 著者の実力なのだろう. 読後,家族と過ごす今という時が,実はかけがえのないものだと改めて気付かされた. 涙腺を刺激し続ける何かが本作にはある. 名作だと思う. | ||||
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良い事言うと思ったセリフ、泣いた部分もあり、どこか冷めた視点で見ている部分もあった。アキラが大人に近づくにつれて、子供ではない、まとまった人間になっていくのが寂しかった。ヤスさんが実の父親に何回もありがとうございますと言うシーンで、ヤスさんも一人前に感謝の出来る大人なんだなと思った。 | ||||
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シングルファザーの話。 これでもかという感じのストーリーで、この作家のらしさが出ていると思います。 楽しめますよ。 | ||||
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移りゆく時代。成長していく息子。年老いていくヤスさん。年代は違えど同じ一人息子を持つ父親として、不器用でも男一匹、力強く生きて行くヤスさんの姿に感動しました。読み終わった後、まだ小さい一人息子を本当に愛おしく思いました。 全体の構成も素晴らしく、親と子の立場がだんだんと逆転していくときの2人の心模様も鮮明に伝わってきました。 | ||||
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あらすじを裏切らないキャラが、これまたあらすじを裏切らない行動をしてくれます。 父親と息子とは?みたいな重い感じではなく、ドタバタコメディ的に読めばいいかと。 主人公視点はぶれずに、物語が進行し人生の隅っこに追いやられてゆく感じは 人生そのものを上手く表しています。 | ||||
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ホリエモンが刑務所で読んで滂沱の涙を流した、というので読んでみました。確かに泣ける作品でした。高校野球、昭和、などつい胸の熱くなる言葉が随所に盛り込まれています。主人公のヤスさんが、赤ん坊や妻の前で(煙がそっちに行かないようにはしながらも)煙草を吸うこと(現在ではこういう煙草の吸い方も害を与えることが分かっています)や、美佐子さんが、あまりにあっけ亡くなってしまうのがなんとも、と思いマイナスにもしたい思いですが、読みやすく、構成もよくできていて泣ける話でしたので(ホリエモンの言うように滂沱の涙とはいきませんでしたが)星5つとさせていただきます。 | ||||
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息子の旭が4歳の時妻を亡くした昭和の快男児ヤスさんが、周囲の温かい人たちに助けられながらも、悪戦苦闘して一人息子を育てる、父と息子の物語。 途中、タエ子さんの子供、ヤスさんの父親などのサイドストーリーも、家族に関するものでいい。 親のこどもに対する思いは、おそらく太古の昔から同じ。祈るような気持ちで、「幸せ」になって欲しいだけ。 親子、父息子、そして、家族とは何かを明確に示し、人の心の綾を丁寧に描いた重松ワールド全開の小説で、途中何度も涙腺を刺激する。 お子さんがいる方は、痛いほどヤスさんの気持ちがわかるのでないか。 自分が親であることを感謝したくなる小説であった。 | ||||
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良かった。良かった。 結局、繋ぐ。それが大切ですな!! 命を繋ぐ!!それが、人生の目的?なのか。 | ||||
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冒頭から、ヤスさんの豪快なキャラクターが展開されている。 強烈な個性なので、ヤスさんの人となりをすぐに理解でき、 すんなり物語に入っていける。 作中の登場人物は、それぞれ何かが欠けている人たちばかりだが、 心根はみんな優しい。 お互いがお互いの足りない部分を補完し合っているいるようだ。 良いシーンがたくさんありすぎて困るが、 印象に残ったところをいくつか挙げると、 ・母の死の真相の告白 ・息子が他人様の子を怪我させてしまった ・海雲和尚の遺書 ・息子がこぶ付きの女と結婚する といったところ。 やっぱり、これらの問題は当事者からしたら簡単ではない。 作中でも同じことで、もちろん、ヤスさん逡巡する。 時に逃げそうになるが、周囲の人々に励まされ、 叱咤されされたりしてそれを乗り越えていく。 自分が同じ立場だったら、 こんな風に子供を導くことはできるなんて到底思えない。 アキラがピッチャーをやることにこだわったところにもあったが、 正直自分もヤスさんと同じ考えで、 妥協することに慣れきった人生を送ってきてしまった。 自分の知り合いにも、ここに出てきたような話ではないが、 子供との関係で少し問題がある人がいる。 傍から見てる分には、大したことがないと思っても、 当事者にとっては非常に重大な問題なのだ。 たぶん、本書にあるこれらのことは子を持つ以上必ず出てくる問題だと思うし、 それを解決するヒントにもなっている。 ヤスさんの、不器用で、一生懸命で、 アキラを大好きで、素直になれなくて、でも、優しくて、 という姿に激しく心を打たれる。 だからこそ、この物語が輝かしく見え、感動もするんだと思った。 | ||||
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200件を超えるレビューでここまで高評価なのだから、間違いないと思い 読んでみましたが当方には合いませんでした。 クオリティの問題ではなく好みの問題で、一番苦手な感じ。 父一人娘一人の家庭で、厳格な父親にことごとく反目した娘がいたとします。 父親は愛情の深さゆえの厳しさなのに、娘にとっては窮屈この上ない。 そんな二人は何時しか口もきかなくなり、娘は高校卒業と同時に家を出ます。 それから年月が経って娘の結婚式、最後の父への花束贈呈のシーン。 「生意気ばかり言ってごめんなさい・・・お父さん今までありがとう・・・」 「いいからもう泣くな、せっかくの化粧がくずれるだろ・・・ ウウッ(涙) 幸せに・・・、幸せになるんだぞ」 「お父さん・・・ ウウッ(涙)」 当方ドラマなどでこういったシーンを見ると、ムズ痒くなってきてチャンネルを 変えてしまいます。 昔から絵にかいたような演出のシーンを観ると、ムズ痒さで観ていられません。 多いのがサスペンスドラマなどで事件がすべて解決し、最後の1分くらいの 和やかムードを誇張した茶番寸劇。 先輩「事件も解決したことだし、パーッと飲みに行くか!」 後輩「行きましょう、行きましょう!」 先輩「お前のおごりでな!」 後輩「そ、そんな~っ」 先輩「今日はぶっ倒れるまで飲むぞ!」 後輩「せ、せんぱ~い・・・」 画面停止し、コマーシャルへ ウ~ッ、かゆい、かゆい!! だいぶ話が飛びましたが、本作は当方には痒くなる場面が多くて駄目でした。 これだけ凄まじく高評価な作品を受け付けられない自分自身の感性に、俺は 相当ズレているのかなぁと軽~くですが落ち込みもしました。 でも、やはり合わないものは合わない。 今後、著者の作品を手にすることは無いと思う。 | ||||
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私も息子がいますので、なんだか自分の事のようになって、涙がとまりませんでした。本当に良い作品です。 | ||||
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主人公の不器用ながらも愛情の深さを描いています。感動しました! 自分の生き方も見直しできるいい機会となる作品でした。 | ||||
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友人は本を読むとき、よく登場人物を実在の人物で想像してしまうそうです。それが逆に、人物のイメージを縛ってしまい、しばしば困ると言っていました。私はと言うと、そんな悩みは全くないのですが、今回の「とんび」だけは、主人公ヤスさんについて、どうしても俳優の赤井英和や「こち亀の両さんの外見」(読んだことはないけれど…)が頭に浮かび、仕方ありませんでした。 そんなイメージの主人公が話の中心であり、特別なひねりもなければ、スケールの大きさを感じるわけでもない。深層というものもありません。 では、よくないかというと、決してそんなことはありません。いや寧ろとてもいい。「読んでよかった!」と思わせます。何より私がよい本の基準としている「読後感」が、とてもいい! 例えて言えば、落語名人による質のよい「人情話」を聞いた後の様な、洒脱なジャズ音楽を聞いた後の様な、フレッドアステアの軽やかなステップの様な(ジーンケリーの変に抽象化されたダンスではなくね…)、芭蕉が言う所の「軽み」という感じでしょうか。 ◇ 最愛の妻を亡くした主人公が、男手一人で子どもを育てる話です。運送会社での荷さばきのよさと、仕事への熱心さだけが取り柄の不器用で、表現下手で、無教養な男が主人公。私が先に俳優や漫画をイメージしたのは、この人物が、そんなイメージだからです。 それでもわが子への愛は、誰より深く、悩みながら子どもを育て上げる。そして、自問する。 「親とは-。 親とは-。 親になって、よかった。」 と…。 親とは何かを自問するよりも、親になった喜びを感じる主人公。 美輪明宏が「ヨイトマケの唄」について、学のない親の無垢の愛の深さについて語ったのを聞いたことがありましたが、この主人公も正にそれを身に着けた者という感じがします。 そして、主人公ヤスさん親子を愛する周囲の人たちの深い愛情が、また、この物語をさらに情感豊かなものにしています。 涙腺崩壊必至。 心温まる。読後感最高の物語でした。 重松清侮れず。 | ||||
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本当に感動できる、いくつか名言とも思える箇所もある。よかった。 | ||||
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子どもを庇ったばかりに、妻を事故で亡くしてしまった親子の物語。 不器用な父としっかり者の子どもの葛藤を描いている。 一言で言うと、感動する。 父の思いとは裏腹に子どもが成長していき、父は父で思いと行動が一致せず、やきもきしていく日々。 読んでいるこちらが手を差し伸べたくなってしまう。 私は電車の中で読んでいたが、思わず涙が出そうになった。 涙もろい方は、人前で読まない方が良いのかもしれない。 | ||||
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