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とんび



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【この小説が収録されている参考書籍】
とんび
とんび (角川文庫)
とんび (角川文庫)

とんびの評価: 4.57/5点 レビュー 346件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全346件 241~260 13/18ページ
No.106:
(5pt)

育てたように子は育つ

事故で妻を亡くし、男手一つで息子のアキラを育ててきたヤス、いや、男手一つではない、幼なじみたちに助けられ、いっしょに子育てしてきたと言っても過言ではない。
ヤスの幼なじみ、たえ子は嫁に行った先で理不尽な「家」制度に耐え切れず、ひっそりとこの街へ帰ってきて居酒屋を営む。実母と引き離されたその子、泰子は、これも家制度の犠牲者とも言える愛情深い父と継母に育てられ、まっとうに育ってきた。
一方、父から独立し上京したアキラは結婚した女性の連れ子を自分の子として愛そうと決意するが、実子が生まれるとわかった時、ヤスに連れ子は自分が孫として愛情を注ぐので実子を贔屓しても良いと言われる。あくまで子どもに逃げ場を作ってやれる父親である。本当の「家」とは、血筋を守るためのシンボルではなく、家族の逃げ帰る場所であったのだ。
実際の子育てでは、こんなにはうまくはいかないことだらけだが、子育てファンタジーとして楽しく読むことができた。
育てたようには・・・子は育たないが・・・
とんび (角川文庫)Amazon書評・レビュー:とんび (角川文庫)より
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No.105:
(5pt)

久しぶりに泣きました

58歳の私が、この作品を読んで、泣きました。テレビの影響も多分にあるとは思いますが、情景が目に浮かぶようでした。これをきっかけに、重松清氏の他の作品を数点購入し読んでいます。
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No.104:
(4pt)

昭和40年代前半に生まれた人と外国人に読んでもらいたい

「昭和40年代に育った人なら、絶対泣ける小説だから絶対読みなよ。」と勧められて読んでみた。
愛情があるのに、不器用なため、素直に愛情を表現できない父親が男手一つで息子を育てていく物語。
 彼が大好きで、お節介な、幼なじみ達が、彼を支えて、子育てを手伝う、という古き日本の社会が、瀬戸内の田舎町を舞台にして、描かれている。
 昭和40年代前半に生を受けた日本人なら、誰しも、「ああこういうことあったな。こういう人がいたなぁ。」と思い返すことだろう。
 翻って現代の子育てを見ると、核家族が増え、地域コミュニティが崩壊している所が多いので、子育ては父親や母親だけでやり、人によっては育児ノイローゼに苦しんでいる。この小説のように子育てを、多くの大人達が支えてやることが大事だと思う。
 
 こういう不器用な男は、日本では数多くの小説や映画やドラマに登場する。だが、海外ではあまり見たことは無い。国民性の違いなのかもしれないが、ぜひ日本に興味のある海外の人にもぜひ読んでもらい、感想を聞かせてほしい。
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No.103:
(5pt)

感動しました

テレビドラマを見て感動したので原作を読みたくなり、重松さんの作品は始めて読んでみました。作者の優しさが滲み出ていると感じました。他の重松作品も読んでみたいと思いました。
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No.102:
(5pt)

とんび

TVで見た通りの内容でした。
昭和の温かみが伝わってきてとても心が癒されるかんじかな。
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No.101:
(5pt)

もう一度子供と向き合いたくなる、そんな作品

2013年にドラマ化され、高い評価を得た『とんび』。その原作がこれですが、予想を裏切らない素晴らしい内容でした。

2001年に『ビタミンF』で直木賞を獲り、2010年には『十字架』で吉川英治賞を獲った重松清氏。『とんび』は2008年に単行本化されたものです。

あとがきに、“不器用な父親を描きたかった。そしてそれが渋さにならないというルールを決めた”と重松氏が語っている通り、この物語の主人公“ヤス”さんは、不器用で短期で子供っぽくて、渋さとはかけ離れた存在でありながら、大きな“愛”を胸に秘めた誰もが好きになってしまう魅力に溢れた存在です。

最愛の妻を事故で亡くしてから、息子と二人で生きていく。不器用なヤスさんは幾つもの壁にぶつかりながら、全力で乗り越えようと立ち向かっていく。同じ息子を持つ父親として、読んでいて納得したり、反省させられたり、もどかしくなったり、色んな感情を味わいました。

今は出張の帰りの新幹線の中でこの文章を書いていますが、家に帰ったら妻も息子たちも思いっきり抱きしめたいです。そんな気持ちにさせてくれる、愛に満ちた名作です。
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No.100:
(5pt)

感動した

テレビの影響で買ってみたが、魅力がまして、物語に引き込まれて行った。
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No.99:
(5pt)

とんび

ドラマを 見てから本を読んだが違和感はなく、親子の愛、周りの人達の暖かさを感じて、素直に涙が滲む小説だっつた。死んでからも、仲間の心に残る美佐子さんの優しいさや愛情がヤスさんを通して生き生きと描かれているのはあっぱれである。大好きな小説がまたひとつ増えた。
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No.98:
(5pt)

感動しました。

ドラマも良かったのですが、本を読んでもっとも感動しました。ヤスさんがかわいい。
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No.97:
(5pt)

泣けます

ドラマの評判がよかったので買いました
不器用な父親の姿に涙しました
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No.96:
(5pt)

不器用でも情熱的な父親に涙がこぼれます

人生の中で一番感動した本は、と聞かれたら間違いなくこの作品を挙げます。
不器用ながらも情熱たっぷりの父ヤスの子育ての物語。ヤスは愛妻、美佐子と一緒に温かい家庭を持つが、息子アキラが生まれてすぐに、美佐子を事故で失う。息子アキラへの愛情は人一倍。しかし、幼い頃に両親を失くしているヤスは、子育てにつまづくことばかり。子どもの成長を素直に認めることができないのだ。親が子どもにしてあげなければいけないことは一つだけ。子どもに寂しい思いをさせないこと。周りの人に助けられながらの子育て、アキラが成長していく様子は笑顔がこぼれます。おすすめです。
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No.95:
(4pt)

TVとは、違った魅力が!

TVを見た人は違った魅力を、見なかった人は本だけで十分楽しめます。
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No.94:
(5pt)

人間の本音と裏について

本とTVを両方見ながら泣きました。昭和を生きたヤス。
男らしくいつも喜怒哀楽を表現する魅力ある生き方に泣けました。
忘れてしまいがちな日常の会話の中に美佐子は人への愛情とは何かを
押し付けずにさらりと表現しているところが魅力的な女性だと感じさせました。
現代女性には是非読んでほしいです。こんな夫婦には離婚の危機はおとずれないでしょう。
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No.93:
(5pt)

考えさせられる本です。

非常に感銘を受けました。
又、TVでも放映されていましたので、更に印象深く感じました。
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No.92:
(5pt)

目から汗が流れる話

決してシブくはない、どちらかと言えばカッコ悪い父親。
理のスジではなく情のスジを通すその姿に目から汗が止まらない。久々にそんな本を読みました。
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No.91:
(5pt)

忘れてた

自分が東京に出るとき、両親にきちんとお礼言うの忘れてました。
好き勝手させてくれてありがとう。
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No.90:
(4pt)

ドラマ見れます。

重松さんの作品はどれもすばらしいです。自分も同じ年代なのでしょうか共感がもてます。
気になっていたとんびを読み終えました。やはり悪人がいない良い作品でした。これでNHKオンデマンドでとんびを観ます。
たえ子さん役の小泉今日子さんが楽しいみです。
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No.89:
(5pt)

テレビドラマも良いけれど

本を読んでから実写版を見るとだいたいちょっぴりがっかりしたりします。
今回は逆に、ドラマが毎週感動のシーンが織り込まれ何とも言えず読んで見たくなりました。まだ完結していませんが、本に沿った内容だと二回目読み返す感覚で読んでしまいました。でもやはり頭の中で様々な感情や情景を広げながら読めて大変良いと思います。
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No.88:
(5pt)

涙とまらず、、、

ドラマが素晴らしいとあとで読んだ原作の方がつまらなく感じた事もあったので、小説の方はどうしようかと思っていたがとんでもなかった!
ドラマ見た人もぜひ小説をお読みください!オススメします。こんな時代、こんな暖かな人がいるところ(フィクションだとわかっているのに)行ってみたい、ヤスさん、あきら、タエ子さん、和尚、、、みんなに会ってみたくなりました。ギスギスした気持ちがホンワカします(^ω^)
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No.87:
(3pt)

切なくて、そして温かくて・・・

昭和37年。28歳のヤスさんに待望の長男が生まれた。愛する妻美佐子、そして大切な
息子アキラ。かけがえのない家族。ヤスさんは幸せに包まれていた。けれど、その幸せは
長くは続かなかった・・・。父と息子の愛情物語。

昭和ひと桁生まれのヤスさんは、私の父母と同じ年代だ。私は父を早くに亡くしたが、
生きていればきっとヤスさんと同じ頑固者だっただろうと思う。愛情が無いわけではない。
けれど、愛する者に対して「愛している。」とは口が避けても言わない。いや、照れくさくて
言えないのだ。もしそんなことを口にしたら、男の沽券に関わるとでも思っているのだろうか?
妻を亡くし、男でひとつで息子アキラを育てるヤスさん。彼は、不器用な生き方しかできない。
でも、まなざしは温かく、人を思いやる気持ちは誰よりも強い。息子のアキラは、そんな
ヤスさんのことをちゃんと理解している。父親の愛情を全身に感じている。いい親子だな〜と
思う。けれど、そんな親子にも別れのときはやってくる。子が巣立つ。それは、うれしくも
あり、悲しくもあり・・・。
読んでいて、切ない中にもほのぼのとしたぬくもりを感じた。親子の絆にもあらためて目を
向けさせてくれた、心に残る作品だった。
とんび (角川文庫)Amazon書評・レビュー:とんび (角川文庫)より
4043646070

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