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オリエント急行の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
オリエント急行の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全174件 101~120 6/9ページ
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以前読んだときは、そのトリックのあまりの奇抜さ・大胆さに度肝を抜かれました。今回読み直して、さすがに驚かされる部分はありませんでしたが、国際色の豊かさには改めて感心しました。ヨーロッパが舞台というだけでなく、今で言うところのグローバリゼーションが急速に進んでいた時代の作品だからでしょうか。人物設定がステレオタイプ的なのが少し物足りませんが、主要登場人物が多いので、読みやすさを考えるとこれはこれでやむを得ないのかなとも思います。 | ||||
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もともと推理小説というものをめったに読まないのであるが、 この作品の名前はあまりにも有名であったので知っていた。実際 に読むのは初めて。 そもそも翻訳作品というのは、外人の名前がなかなか覚えられな いし、この作品なども登場人物が多いのでわけがわからなくなって くるので困る。 本書の最後のほうで、いよいよ犯人が誰なのか、トリックをポアロが どう見破るのかという謎解きをしているのを読んで、驚いた。なるほ ど、こういうことだったのか。 似たようなトリックをどこかで読んだり聞いたりしたことがあった ように思うが、本書は今から80年も昔に書かれたものであるから、 本書のトリックをぱくっていたのか。 以前、NHKテレビのアニメーションでポアロが登場していたときには、 里見浩太郎が吹き替えをしていたが、それが耳になじんでしまっていた ので、本書を読んでいて、ポアロのセリフの場面になると、里見浩太郎 の声が聞こえてくるようであった。 活字も大きく、翻訳も読みやすい。文庫本の表紙がどうのこうのと 言うレビューがあるが、これはこれで良いと思う。 | ||||
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西村京太郎のが良いなんて言ってる奴は、クリスティを読む資格なし(笑) 確かにオリエントは中でも傑作ではないが、決してあてずっぽうではないし何より斬新さで人気のある小説 毎度毎度、似たようなトリックの作家と同列で較べるなど読み手のセンスがなさすぎて腹が立つ。 | ||||
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しょーもない表紙を見なくて済みました。 もう、なんべんもなんべんも、映画を観たり、 本を読んだり、で、ところどころ セリフなんかも覚えてるくらいのお話ですが キンドル版で、保存できて、よかったです。 また、なんべんも、読むことだと思います。 | ||||
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あんなに親切に2回もメールを送ってくれたり、早くに送っていただき、有難うございました。 4円以上の価値があったと思います。 | ||||
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表紙はたしかにいかがなものかと思いますが、Kindleで読む分には表紙は関係ないので、中身についてのレビューです。 オリエント急行殺人事件は大好きな作品で、原語でも読んだし、30年以上前にも翻訳で読みましたし、映画も観ました。訳については良いと思う。昔の翻訳では、例えばミネラルウォーターが鉱泉と訳されていたりしていました。言葉は時代と共に変わるので、この翻訳も楽しんで読めました。 | ||||
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やっぱり何度読んでもおもしろいな。 映画も素晴らしくデキがよかったけど、 原作はもっといいですね。 「まさか…ね…?」 予想しても打ち消してしまう犯人像に 心底ショックだった アガサ・クリスティは天才と思った作品 アームストロング事件って リンドバーグの事件だったはず。 はじめて読んだ時、 歴史と小説が同時に今手の中にある ってすごいと思った記憶がある。 | ||||
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レビューに、表紙が子供っぽい絵でイヤだとありましたが キンドル版は、作者の写真表紙でしたのでうれしかったです。 キンドルホームページでは、このページのイラスト表紙が表示されますが クリックして、本を表示すると表紙が変わります。それも嫌な方もいるかもしれませんが。 キンドル版に、リアル本のレビューが記載されているのはシステム上問題だと思います。 iPadで読んでいますが、文字を拡大して読めるので老眼鏡いらずで読書が楽しくなりました。 | ||||
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人生で3冊目のクリスティです(既読は短編集『ポワロの事件簿』と『ABC殺人事件』)。古本屋で105円だったので何の気なしに購入した『ABC殺人事件』が予想以上に面白かったので、代表作と言われる本作を読んでみました。 ・・とりあえず、20代後半という世の中の色々なものにスレ切った年齢で読んだというハンデがあったためか、結構冒頭部の時点でラストの予想がある程度ついてしまいました(ポワロみたいに筋道だった説明はできませんし、完全な予想ができた訳ではないですが)。 本作は、犯行の起こる状況がかなり特殊ということが冒頭で示されますし、この殺人が相当に計画的で周到な犯罪だということは疑いがない。つまり割と冒頭から大きいヒントが出ている。そこから考えると、結末は余り意外ではないという気がしました。 しかも、やはりこの作品は有名すぎるのでしょう、何となくどこかで聞いた筋・・という気が読んでいる途中でしてしまいました。ああ・・『金田一少年の事件簿』とかドラマの『金田一耕介』『明智小五郎』なんかをはしゃいで見ちゃってたせいだなあ・・とちょっと悲しくなりました(でも『ABC殺人事件』では気持ちよく騙されたのに)。 が、それでも、何気ない会話や仕草のはしばしから巧みに情報を得るポワロの洞察力と会話力にはワクワクさせられました。本作は、雪で立ち往生してしまった列車のいち車両内が舞台ですから、警察の協力が得られず、『ABC殺人事件』のようには容疑者たちの証言のウラが容易に取れないというのも面白かった。また、<この人物はどのような性格であると思われるか?それは描いた犯人像と一致するか?><誰かが嘘をついている。誰が嘘をついているのか?><嘘をついているならそれは何のためなのか?><もし崩れるとしたらどのアリバイか?>等ということをポワロと一緒に考えながら読み進めるのは本当に楽しいです! 本作でも、犯行における様々な謎が読者に提示されますが、目撃証言の謎と、死体につけられていた傷の謎が最も意外で唸らされました。 そして人間描写が秀逸で小説としても面白く、読み応えがあるのがクリスティ作品です!本作では友人思いの退役軍人ヘイスティングスが登場しないのが個人的には大分寂しいですが、常に冷静で、灰色の頭脳が自慢の名探偵・ポワロの何ともいえない優雅な魅力は健在。クリスティの鋭い人間観察と描写力に支えられた、協力者や容疑者とポワロの会話も生き生きとしています。女性の職業事情とか階級社会とか、20世紀初期イギリスの風俗も所々描かれるので、時代小説として読めるのも楽しいですね。 今後、『そして誰もいなくなった』や『アクロイド事件』も読んでみたいと思います! | ||||
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意外な結末にびっくりしました。 次は、どうなるのだろう?という好奇心により、夜遅くまで 読み続けてしまいました。 アメリカ、イギリス、イタリア・・・。 世界各国からの乗客で、いつになく混雑している 豪華国際列車「オリエント急行」が大雪によりストップ。 金持ちの老人が死体で発見されストーリーが どんどん展開されていきます。 名探偵ポアロはアリバイを証言する乗客たちの些細な 表情の変化を見逃しません。 ときには、やさしく、ときには厳しく乗客の性格に応じた 質問の仕方で、多くの情報を引き出していきます。 事件現場に落ちていた、わずかな手がかりから過去の 大事件との関連を導き出し少しづつアリバイを崩していく ポアロの捜査手法は、すばらしい。 多くの経験を積んだベテラン探偵だからこそ、今回の 事件を解決出来たのだと、関心させられました。 アガサ・、クリスティーは乗り物、特に列車が大好きで あったと本を読む事でわかりました。 アメリカで実在したリンドバーグ誘拐事件や大好きな 列車を小説に取り込むテクニックは、さすがだなと 思いました。自分も一緒にオリエント急行に乗っている 気分になりました。 さあ!皆さんもポアロと一緒にオリエント急行に乗って 厳寒のヨーロッパを旅行しようではありませんか! | ||||
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以前にペーパーバッグで読み始めましたが、 随所に登場するフランス語や、時折出くわす意味不明の会話表現のせいで、 数ページで挫折しました。 このルビーブックス版は、英単語(熟語)を辞書で調べる必要は 全くなく、二週間ほど、あちこち持ち歩き、電車の中や喫茶店、自宅などで ほぼ読み通しました。(フランス語や難しい表現にはルビがあり、 英文で読んでいることを忘れるほどです) 数十年前に日本語で読み結末などはまだ覚えていますし、その後、幾度か映画でも見た作品です。 それでも、ポアロが事件の真相にどう迫ってゆくのか? その一歩一歩のプロセスに興味がありました。そのためには、流し読みではなく、 ある程度の時間をかけてじっくり読むほうが楽しめるように思います。 また、車掌や乗客たちの尋問の場面は、最初は型通りで、多少退屈しますが、 本書中ほど(136ページ以降)の私立探偵(自称)ハードマンの証言あたりから面白くなってきます。 尋問が繰り返し進むにつれ、証言に矛盾点が出てきたり、 アームストロング事件とのかかわりが徐々に解明され、 登場人物の隠された感情が露になってゆく場面は、クリスティの意図なのでしょうが、 つい引き込まれます。 ポアロは、殺害された老人の身元(正体)をどうやって見抜いたのか? Hのイニシャルのハンカチの持ち主をどう突き止めるか? あまり書くとネタバレになるので以下、省略… ポアロとブック(鉄道会社の重役)とのやりとりは、ホームズとワトソンとやりとりを 思い出させ、また、乗客とポアロとの会話、かけひきも味わい深いです。 ユングの言語連想テストのようやことを使ったり、あてずっぽうを言い真実を告白させたり、 パスポートの偽造を見破ったり、個人的には、おいおいと思う部分もありますが、 そのあたりが返って推理小説としては面白いのかもしれません。 在る登場人物がポアロに言います。(本書245ページ) This is more wildly improbable than any roman policier I have ever read. この部分、「今まで読んだどんな探偵小説よりも荒唐無稽」 とルビがふってあります。 登場人物がユニークで生き生きしていて、 著者のユーモアや、映画で演じておられた俳優さんたちの 印象も混じり合って、楽しく読めました。 英文は、ホームズやブラウン神父と比較するとずっと読みやすいです。 なお、デビッド・スーシェ(テレビ版ポワロ役)の 男女十数役を一人でこなす超絶的な朗読で楽しめるCDも発売中です。 | ||||
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推理小説で騙されることが少なくなった今 さすがアガサクリスティ!やはり騙してくれました。 期待を裏切らない結末 登場人物や話の流れ 細部に渡って練られた内容で非常に満足しました。映像より小説をお薦めします。 本当に秀逸な作品でした。 | ||||
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アクロイド殺しなんかでもそうなんですが、クリスティは本格に異形なスタイルを持ち込み、いつもフェアかアンフェアかの際どい線をいっていた気がします。 当然この作品も例外じゃないのですが、さすがの自分も当時この作品のトリック(?)には驚かされ、クリスティに夢中になった記憶があります。断言すると、この作品の犯人を当てるのは不可能なんじゃないでしょうか?それくらい、この作品は異形なスタイルを築き上げているのです。 ただ、そのトリックを築き上げるためのストーリー全体のプロットがしっかり組み込まれていて、読んでいてとても感心させられた。自分の中ではクリスティの作品の中でももっとも高い地位にいる作品なんです。 | ||||
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傑作ミステリ!お勧めである。 面白さのあまり、多くの人は、本書を一気に読んでしまうことになるだろう! 本書のすばらしさや面白さを、ここで書きたいところだが、皆さんには予備知識なく、本書を読んで頂きたい。 そのため、あえて、何も書かないでおこう。 ぜひ、読んで、本書にハマって欲しい! | ||||
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殺人事件の話なので、謎が解けようと、どんなに筋が通っていようと読んだ後には何か殺伐とした感じが残るもの、というのが大方の推理小説の読後感想なのですが。 この話の結末は何かの本か雑誌で読んで知っていましたが、読み終えた感想は殺人事件のものではなく、何かもっとほんのりした暖かい感じのするものでした。それはきっと作家がそれぞれの登場人物の性格に少しづつ混ぜ込んだ優しさが読み手に伝わってくるものなのでしょう。結末を知っているだけで推理小説を読んだ気になってはいけない、と この本に教わりました。 | ||||
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推理小説はたくさん読んでいますが、 純粋にトリックのみで驚いた作品は、 アクロイド殺人事件、オリエント急行の殺人、 斜め屋敷の犯罪(島田荘司)です。 アクロイド殺人事件は、ほとんど 最初の推理小説で、驚くのも当然ですが、 この作品は、推理小説を読み始めてから、 大分たってから、読みました。 どんな作品でもなんとなくトリック、犯人が、 予想は出来るようになってからの作品です。 それでも、この作品だけは、全く、予想外の 結末でした。 さすが、クリスティと思います。 日本、海外、古今の作品を呼んでいますが、 こういう独自、独特の作品は、珍しいと 思います。 ただし、トリックは、すばらしいけれど、 尋問中心で小説としての面白さは、 他の作品に、少し劣ると思います (この作品の性質上、止むを得ないのでしょう けれど)。 | ||||
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とても良い本であるが、420ページあるので読むのに少し大変かもしれません。空いているスキマ時間を有効に活用していますが、1度読み始めるとストーリーが気になる為、他の事をさておいて読んでしまいます。難しい点としては、登場人物が少し多いので読んでいるとこの登場人物は誰だったか?と表紙裏の登場人物を再度確認しなければならない点です。読書愛好家ならいざしらず普通の人には少し難しいかもしれません。しかし中身の方はとても面白いと思います。 | ||||
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まず、普通のミステリーの法則は 通用しない、ということを念頭におきましょう。 そうでないと、えっ、どういうことなの? とおもいますので。 もういわずもがな、 最後の結末でガーンという衝撃を与えてくれます。 まさかのまさかが現実のもとになってしまうのですから。 トリック等はものめずらしいものがありません。 とにかく、最後がこの作品のすべてです。 その最後を見た瞬間、驚かざるを得ないことでしょう。 | ||||
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アガサ・クリスティ大好きです。ゼロ時間など好きな作品が多数あります。本書も代表作の一つということで読んでみました。面白いのですが、最後に「そうくるか」、何か違う最後がよかったなぁ…と。 | ||||
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他の作品の中で、この事件の対応が引用されている。 実際にあった殺人を、どのように扱うか。 ヨーロッパを横断する国境をまたぐ鉄道。 どこで殺人があったかで、警察権限が違う。 国際的な鉄道警察の仕組みはわからないが、 現代であったら、どのような対応になるのかが興味が沸いた。 | ||||
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