■スポンサードリンク


(短編集)

ついてくるもの



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ついてくるもの (講談社ノベルス)

ついてくるものの評価: 4.00/5点 レビュー 21件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全16件 1~16 1/1ページ
No.16:
(4pt)

『モうドンニナル』って何??

暑くなると読みたくなる怪談話…の
中でも特に怖かった(文庫版ラストは
まずまず)ただ怖がりたい時は短編集がいい。それぞれ語り聞かせられてる様な世界観が凄く気に入ってしまった
所で恵太が郵便受けで見たあれ暗号?
三津田さんは一緒に遊んでくれるな
ついてくるもの (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ついてくるもの (講談社ノベルス)より
406182838X
No.15:
(4pt)

割りとゾッとしました。

どの話しもかなり悲惨な目にあってる感じで実際に自分が関わったらと思うとゾッとします。
ついてくるもの (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ついてくるもの (講談社ノベルス)より
406182838X
No.14:
(4pt)

涼しくなれます。

怖かった!最初の四話が特に怖くて、面白かったです。
しかし最終話の、内容と関係のないシノさんとクマさんとのコメディみたいなやり取り、要りますかね?
そこだけうんざりしながら流し読みました。
刀城言耶シリーズも好きで読んでますが、シノさんが出てくるとラノベみたいなノリになって白けちゃいます。
ついてくるもの (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ついてくるもの (講談社ノベルス)より
406182838X
No.13:
(5pt)

椅人の如き座るもの

講談社の文庫版では削除されてしまった、刀城言耶シリーズ の【椅人の如き座るもの】が読みたくて購入。
そんなに悪くない出来なのに、なぜ削除されてしまったのでしょうか?
少なくとも刀城言耶ファンであれば置いておきたい一冊です。
ついてくるもの (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ついてくるもの (講談社ノベルス)より
406182838X
No.12:
(4pt)

作者のエッセイ風の話の入り方も楽しい

作者が収集した実話怪談という形式の短編集。
それゆえに不気味で恐ろしいだけでなく、最初の一話の自己保身から被害者を突き放すユーモラスなラストや、最後の一話のこの作者らしいメタ的な要素の強さなども楽しめました。
ただ一番長い――他の短編の2倍以上――「八幡の藪知らず」だけは、不満が残る展開でした。
ミステリも得意とする著者だけに、ミステリ的な要素、「そういうことだったのか」と謎が解決する気持ちよさを、収録順ではそれより前の短編たちでは味わわせてくれていたので、
ここでも謎のメッセージの意味が明かされるものと思って読んでいたら、曖昧なまま濁されて肩透かしを食わされてしまったのがとても残念です。
ついてくるもの (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ついてくるもの (講談社ノベルス)より
406182838X
No.11:
(4pt)

面白かった

私は、あまり怖いホラーものだとトイレやお風呂が怖くなってしまうほうですが
たまに刺激が欲しくなり、ついつい怖いもの見たさでホラーに手を出してしまうときがあります。
こちらは、ゾッとするほど怖くもなく少し怖い昔話的な感じで気楽に読める作品でした。
怖い度を例えるなら、今市子の「百鬼夜行抄」くらいでしょうか。コミックなので例えるのもアレですが。
お話の内容も雰囲気も共通するものがあります。お話し自体がありがちなものでしたので、☆-1ですが、
グロくない上品な怖さは好きです。
ついてくるもの (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ついてくるもの (講談社ノベルス)より
406182838X
No.10:
(5pt)

ついてくるもの

怖い本をもっと読みたいでも怖い。とうとう購入しました。寝る前に1話づつ読んでいこうと思います。
ついてくるもの (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ついてくるもの (講談社ノベルス)より
406182838X
No.9:
(4pt)

ルームシェアの怪

個人的にはルームシェアの怪が白眉でした。少々前置きが長い時があるのがたまに傷ですが、どの作品も楽しく読めました。ただ最後の短編はわざわざ文庫化に際して入れ替えたにしては微妙でした。
ついてくるもの (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ついてくるもの (講談社ノベルス)より
406182838X
No.8:
(5pt)

怖い

ちょっと間違えたら自分にも起こるかもと思わせる所が怖い、、、
ついてくるもの (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ついてくるもの (講談社ノベルス)より
406182838X
No.7:
(5pt)

怖えええええ

三津田先生のねっとりした不気味な文章が炸裂。 短編の方が怖さが凝縮されるのかも。 夜中に読んで後悔しました。 良い年をしてトイレに行くのが怖くなりましたよ。 グロ描写は無いのに、嫌になるほど怖くなりました。 皆さんも是非怖くなって下さい。
ついてくるもの (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ついてくるもの (講談社ノベルス)より
406182838X
No.6:
(5pt)

やっぱりプロの作家は違います

正しく怪談である。 それも私の好きな実話系であります。 しかし、世にたくさん出ている実話系とは面白さが全然違います。 それは、文章のうまさというか、話しの導入から後日談まで「うまいなー」と読者をうならせる力量があります。 昨日今日出て来た俗にいう「実話系作家」の稚拙さに気が付いてしまうほどです。 7つの話が納められていますが、どれも恐ろしく読みごたえがあります。 これを機に他の作品も買い集めそうです。
ついてくるもの (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ついてくるもの (講談社ノベルス)より
406182838X
No.5:
(5pt)

こわい ・・・

七つの怖いお話。 特に恐怖を煽るわけでもない淡々とした書き方で、恐ろしさがじわっと背筋を這い上がってきます。 つい後ろを振り向いてしまいたくなりましたが、じっと我慢して読み終えました。 もし振り向いていたら・・・。
ついてくるもの (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ついてくるもの (講談社ノベルス)より
406182838X
No.4:
(5pt)

淳二系ホラー

この人の書くホラーは皆好きですね。
むしろトリックとかミステリ要素がない方がいい。
その点で言えばこの作品は完璧だ。
グロがいっさい無くただ、巷間に伝わるような「コワイ話」を小説風に仕立てたメタフィクション的な感じがたまらない。
稲川淳二氏に朗読してもらうと楽しいかも。
ついてくるもの (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ついてくるもの (講談社ノベルス)より
406182838X
No.3:
(5pt)

しんずぉう

ついてくるものと八幡の藪が面白かったです。
怪談とか怪奇小説路線が好きな人なら楽しめるかも
信三さんの短編が好きな僕は楽しめました。
ついてくるもの (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ついてくるもの (講談社ノベルス)より
406182838X
No.2:
(4pt)

単純な怖さの点では一番かもしれない

三津田さんの作品は、すべて読んでいますが、「怖さ」という点で上位にランクインすると思います。あいかわらず多層・複眼的視野で追い込んでいくストーリーテリングは秀逸です。しかし、刀城シリーズを中心に長く読んでいるファンからしますと、正直なところ阿武隈川氏と祖父江氏の描写は食傷気味です。煩いことこの上ない。最終譚は興味深い短編であっただけに余計にそう思いました。この点が残念。
ついてくるもの (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ついてくるもの (講談社ノベルス)より
406182838X
No.1:
(4pt)

作者の"根っ子"の部分が窺える好短編集

私は民俗学を背景にした濃厚な伝奇ホラー味と本格味とを融合した作者の作風を愛好しているが、本作はその前者に焦点を絞った短編集。表題作を含む全7編を収めている。記述主体(=作者or祖父江)が蒐集した怪異譚の紹介という形式になっている点が1つのミソで、読者から見ると各編の主人公が味わう恐怖に関する肉薄感にはやや欠けるものの、作者特有の多重解釈可能な重層構造を堪能出来る。

例えば、表題作(着いて来る、憑いて来る等を掛けている)は一種の憑依譚とも取れるが、良く考えると......かも知れないとゾッ〜とする秀作。また、各編の冒頭でホラーの古典とも呼べる作品及びその作者が紹介され、それに即した内容の怪異譚を披露している点も作者の工夫だろう。「八幡藪知らず」では冒頭で乱歩の少年探偵団シリーズ(私もこれでミステリーの世界に入った)が紹介され、内容もこれに準じた物となっており、怖さと共にある種の郷愁を覚えた。「祝儀絵」では別の作家が引用されているが、これも乱歩の「押絵と旅する男」に触発されているのではないか。更に、掉尾に「椅人の如き座るもの」という刀城物を持って来るサービス振りだが、これも乱歩「人間椅子」の影響が色濃く出ており(江川蘭子という作家名が冒頭で参照される辺り可笑しい)、乱歩ファンには一段と楽しめる内容。祖父江と刀城の会話もいつも通りユーモアに溢れている。

多重解釈性は残しながらも、本格味との融合という"重し"を取り払ったせいか、全体としてスッキリとした仕上がりになっていると思う。特に、乱歩へのオマージュの意識が随所に感じられ、作者の"根っ子"の部分が窺える好短編集だと思った。
ついてくるもの (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ついてくるもの (講談社ノベルス)より
406182838X

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!