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特捜部Q Pからのメッセージ
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【この小説が収録されている参考書籍】
特捜部Q Pからのメッセージの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 41~42 3/3ページ
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前作2編は図書館で借りて読んだが、本作は発売と同時に購入した。予想を裏切らない面白さ。主人公、その傍らにいる人々、犯人、その周囲の人たち、描き方がすばらしい。忘れられない作品のひとつになりそう。 次の作品はすでに独語に翻訳されたらしいが、ぜひ、早川書房さんにがんばって次作も出版してほしい。早めに。 | ||||
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特捜部Qは毎回必ず面白い。決して裏切られることはないのです。 シリーズが進むにつれ、難解になりすぎたり、お馴染みのキャラクターのお馴染みの行動だけをなぞってしまう作家も多くいますが、『Q』は常に新鮮さを保ち続けてくれています。 作者近影の写真(取っつきにくそうな面構え)からはちょっと想像もできないほどの、細やかな人間観察からくる描写。 個人的にツボにはまったのは『多重人格について知っていることといえば、義理の息子(イェスパ)の様子が十秒で変わってしまうことくらいだった。かわいらしく微笑む少年が、突然、百クローネ欲しいと言いだし、むかつく野郎に変身して部屋も片付けなくなるのだ。』 ティーンエイジャーの不可解な行動をどんぴしゃで言い表しています。 とはいえ、今回のイェスパは、笑えるほどの行動力を発揮してカールの悩みを超スピーディに解決してくれるのですが。まるでマジシャンのように。 さらにこのシリーズの良い点は、結末に救いが用意されていること。 今回もイーヴァが迷路のような新興宗教の信心への道を歩んでしまうのかと思いきや、小さな甥っ子への愛で本来の愛の形を取り戻しました。 最近はデンマーク、スウェーデン、ドイツなどの優れたミステリーが次々と翻訳されています。 この流れが途切れないことを願っています。 | ||||
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