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楽園のカンヴァス
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楽園のカンヴァスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全496件 81~100 5/25ページ
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色々と評価のある方の様ですが、ルソーという人物に対する著者のイメージが伝わってきて面白いです。 | ||||
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芸術を愛する人の世界に入り込めて楽しかった。 読み進めていくうち、残りのページ数が少なくなるのが名残惜しい感じがした。 | ||||
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夢中になって読み終わりました ただシングルマザーの設定の必要はあったのでしょうか? | ||||
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この本に触発されて、ある晴れ日に大原美術館とその界隈を訪れてみました。本の内容と同様に倉敷の美観地区のたたずまいは素晴らしく、本を読んだ甲斐があったと思いました(書評になってないか?) | ||||
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続けて「暗幕のゲルニカ」を読むことをお勧めします! | ||||
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非常に面白かった!今までに無い画期的な内容で、とても興味深く、あっという間に読了! | ||||
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元キュレイター原田マハのお家芸、アート・ミステリー。しかし、その代表作をこれまで読んでいなかったので、今更ながらチャレンジ。アート・ミステリーとは言うものの、本作は殺人や犯罪を扱うミステリーではなく、画家と絵画にまつわる歴史的真実を、物語という手法によって敢えて紐解こうとする仕掛けの多い作品である。 絵画の向こうにかつて実在した画家という人間。そして、画家に関わる様々な時代の人間たちの真実を探る物語。現代、そして過去。二人の時代も国籍も異なる主人公により紡がれる作品。まずは本作の構成が素晴らしい。二つの時代の二人の男女を主人公としていながら、二人を隔てる壁や距離を徐々に取り除いて、かつて生きた独りの画家、アンリ・ルソーという人の真実を求めるストーリーである。 本作の見かけ上の主人公は、過去においてはニューヨークの美術館MoMAのキュレイター、ティム・ブラウン。現代においては美術館監視員の早川織絵。しかし本当の主人公は作品『夢』を描いた画家であるアンリ・ルソー。ましてやその絵の向こうには、パブロ・ピカソの影も見え隠れする。 作中、様々な美術作品が登場するので、本書は文学であるのだが、ぼくは今という便利な時代に感謝しつつ、ネットで検索してはそれぞれの作品を確認し、かつ楽しみながら、ふたたび小説世界に没頭する。 本書の主役である『夢』というルソーの作品は、カバーにも描かれているが、より精緻に見るなら、ネットで拡大してみるのも読書の副産物的楽しみとなるのだ。 こうして、小説と絵画の合わせ技という、楽しさ倍増の味わいができるのもアート・ミステリーならではの長所。そして、ただ美術館員の説明を聴いたり、何の説明もなく絵を見つめるというだけのリアルと異なり、小説としての楽しみと絵画の奥に潜む物語ということも本書からは得ることができる。 作品『夢』関わる画家ルソーと、蒐集家たちの時代の作中作とも言えるある物語を、二人の主人公は一日一章ずつ七日間読むことになる。本書の中に潜んでいる重層的構成である。謎の書物を二人が交互に読む七日間の物語。その進め方も奇妙であるのだが、つい読者は引き込まれると思う。 アンリ・ルソーを知らなくても、作品『夢』を知らなくても、本書が楽しめる上に、読後、この作品の意味や由来やその向こうに潜む古い時代の人々の躍動や吐息のような温もりさえも感じることができる。絵画が保ち、観る者に放つ生の感覚を小説というかたちでもう一度再生する。そんな試みのように思えるのが、本書であり、その独創性をもたらすのが、あまりに個性的で特殊な経験を持つ美術界出身の作家・原田マハという作家なのだ。 何よりも彼女が語りたいことが何であるのかを読み解いて頂くと良いだろう。距離を置かなくて大丈夫。難しくはなく平易な言葉で語られる作品だから。心地よい物語という言葉で。 | ||||
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アンリルソーの絵画1枚から拡がるミステリ。 確信と覚悟と愛情。 登場人物たちの絵画への愛が伝染ります。 物語の中に登場する絵画をネットで確認したり、十年ほど前に現地で購入した大原美術館の画集を改めて観てみたり。よい時代になりましたね。 | ||||
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これは傑作。すごく久しぶりに涙がにじんだ。一拍おいて考えると、あれ?という部分もあるのだけれど、読書中は疑問で立ち止まるような隙を与えない。これぞ読書の醍醐味。よいものを読ませて頂いた。 | ||||
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内容はどこまで本当かどうかわからないですが、物語として面白かったです。アンリルソー、あああの画家ね言う程度しか知らなかったのですが、バーゼルにいって作品を見てみたいと思いました。 | ||||
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知らない画家のことを新たに知ることが出来た。また、当時の様子かがよくわかりこれから絵を見る参考になった。 | ||||
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原田マハさんの作品は好きで結構読んでます。本作品が一番好きです。有名な絵画にこんな秘密が... と、思わずゾクゾクさせられました。最初から最後まで飽きずに楽しませてもらいました。ルソーはよく知らなかったけど、これを機会に詳しく調べるきっかけにもなり、読後には真剣に"夢を見た"も調べてしまいました。 | ||||
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著者の美術への造詣の深さに畏れ入った。 美術館にはたびたび足を運んだことはあってもここまで細かに作品と向き合ったことはない。この小説を読んで、次回美術館に行った時に今までよりも深く作品と向き合える気がする。 | ||||
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美術に対しての知識は学べると思うが、ミステリー的な目線でいうとあまり面白味はない。 意外性がなかったり、共感性にかける絵画に対しての価値観などが自分とはマッチしなかった。 ただ、絵画の価値や作品の知識を入れたい人には面白いと思う。 | ||||
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読書からずいぶん離れており、約30年ぶりの小説。レビューが良かったので本書を選びました。 読み終えた後の高揚感に「小説ってこんなに面白かったっけ?」と驚きました。 久しぶりの読書がとても心地よいひとときになりました。 | ||||
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私が原田女史の作品を読んだのはこれで3つ目である。 こちらも原田女史お得意の美術を主題にした作品で、別作品との比較になるが暗幕のゲルニカよりはミステリーの度合いは強いと言える。 しかし…しかしである…原田女史の美術関係の作品をよくよく注意して読むと話の構成パターンが全て一緒ということに気付いてくる。 こちらの作品もそうなのだが、原田女史の美術系作品は決まった構成になっている。 導入:現在(起)→展開:過去(承、転)→過去(欠)→現在(エピローグ) と、こんな感じで、話の展開に大なり小なりの違いはあるけれど、基本的にこうである。 パターン化でわかり易く、且つこだわりのあるテーマを掲げる人を例にあげれば遠藤周作も同様でこちらも、作品には一定のパターンがある。 ここで冒頭に戻る。 繰り返しになるが楽園のカンヴァスは暗幕のゲルニカに比べればミステリー色は強い、これは確かだ。 しかし原田女史の美術系作品には一つの黄金パターンがあることに気がついた。 まず物語の始まりはMOMA(ニューヨーク近代美術館) そして物語の鍵を握る人物がほぼ必ず「主題となっている作品の作者の子孫」これである。 導入でMOMAが作品の収蔵か展示の企画を行う。 主役は大体MOMA職員かMOMAに接点のある人。 そして暗幕のゲルニカではピカソとドラの私生児が主役の危機を救い、楽園のカンヴァスではルソーの支援者の子孫が物語のキーマンとなり幻のルソー作品を救った。そしてこの有名人の子孫が物語終盤で正体を明かすと言うのが、原田女史の黄金パターンなのではないかと私は思う。 以上を踏まえて、ミステリー色は強めであるが、この人は無理にミステリーに持っていかずに、淡々と純文学風に起承転結で物語を書けば良いと思う。 既にそれが許される域に達しているのだから、変にひねらず堂々と自分の強みを生かして物語を作れば良いのだ。 | ||||
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タイトルのとおりの感想。 美術作品についての小説とあって身構えてしまったが、気にすることはない。 面白い。ただそれだけ。 | ||||
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★3.3/2022年103冊目/8月14冊目/『楽園のカンヴァス』(新潮文庫/新潮社)/原田 マハ/P.440/2014年/670円+税 #読書 #読書2022 #読了 #読了2022 MoMA勤務経験を活かした原田マハの真骨頂。いろいろ小説を読んできたが、アートx小説を描いたものを読むのは初。アートも小説も好きな私にとっては最高の組み合わせだ。こういった作品が増えて、アートに親しみや理解を抱く人が増えたら嬉しい。ただし、本書の内容に大きな満足はなかった。ワクワクするストーリー展開ではあるけれど、いろいろな仕掛けに中途半端感が否めなかった。17年前の話も冗長で、ミステリとしても不完全燃焼。今回はルソーが”主人公”だったが、今後は現代アートに関する原田マハ作品も読めると嬉しい。 | ||||
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印象派の画家の人達が認められるまでの苦悩等が読み取れて現代の評価と違い。興味深く読みました。 | ||||
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暗幕のゲルニカからの、楽園のカンヴァスを手にしました。個人的には、こちらの方が一気に読んでしまう感じで、次の展開にドキドキしました。 ルソーの絵は元々結構好きでしたが、本当にこんな現実があったのではないか?という感覚に陥ります。 改めて絵画の魅力を見出させてもくれますし、原田マハさんの本を他にも漁って読みたくさせられる一冊でした。 | ||||
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