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楽園のカンヴァス
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楽園のカンヴァスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全502件 41~60 3/26ページ
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美術に詳しくは、ありませんが、ドキドキしながら読み進みました。 | ||||
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決して絵画に詳しくなくとも、登場人物たちがほぼ全員美術の相当な有識者であり彼らの台詞や思考から自然と我々も同じ世界観に没入することができます。 次々と現れる新しい登場人物、謎に謎が重なり混迷を極めていくかと思いきや、最後の最後に全て綺麗に繋がる爽快感と読者の期待を超える結末に思わず「そうきたか...!」と唸らされること間違いなしです。 もちろんフィクションの領域が大きいですが、物語の自然で矛盾のない展開から「これはもしかして本当なのか?」と思わず手を止めて検索してみると、同じ疑問を抱いた他の読者の方々の同じ質問にすぐに遭遇することでしょう。 いつか映画化していただきたい、読む者に伏線回収されたときの快感と美術館の絵画と対峙したとき以上の幸福感を与えてくれるような作品です。 | ||||
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「楽園のカンヴァス」という作品は謎めいたタイトルに小難しそうなイメージを持たせてしまう表紙とは裏腹に、なぜか気になってしまう印象でした。それは名画でもある表紙の「夢」がそうさせていたのかも知れません。 謎の絵画をめぐって2人の主人公が真実を解明するようなストーリーで、次第に謎が解き明かされるにつれて、興奮も高まりページをはやくめくりたい衝動に駆られます。 そして、驚くべきはストーリーだけではなく、原田マハが作る繊細で温かい世界観です。私は、どうしてこんな世界を描けるのかと感動すら覚えました。 まだ映像化されていないので、この世界観の映像はハリウッドクオリティで見たいものです。 | ||||
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原田マハ14年の作品。 アンリ・ルソーの代表作「夢」によく似た「夢を見た」の真贋鑑定を巡り、二人のルソー研究家の物語が展開する。 様々な思惑が入り乱れる中、ルソーの晩年と、真贋鑑定の過去と現在が交錯し、最後まで惹きつけられてあっという間に読了。面白かった! | ||||
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知識としてほとんどなかった状態で本を読みましたが、とても共感できる感動した作品でした。 | ||||
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アンリ・ルソーの絵には以前から興味があったので読み応えありました。 | ||||
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アンリ・ルソーという近代アートの画家の魅力にここまで迫るとは。 誰よりもアート作品に寄り添う存在「キュレーター」の資格を持つ作者の並々ならぬ想いが込められた物語。 絵画について何の知識も持ち合わせない自分の心にもずっしりと響く内容で、名作絵画の魅力にウットリと入り込んで読んだ。 ルソーの代表作「夢」によく似た「夢を見た」の真贋鑑定を巡り、情熱と欲望と思惑が複雑に絡み合う。 当時の作家達の熱い息遣いが聞こえてきそうな感動の結末はいかに? | ||||
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あまり面白くありませんでした | ||||
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3連休の1日目の夜から少しずつ読み始め、3日目夢中になって読み進み、私は1900年代のパリに行ってきたような気持になった。だんだんとヤドヴィガの印象が変わっていった。はすっぱな女から可憐な女性に私の中で変わっていった。絵の力は内に眠っている純粋さをよびさまし、情熱は触れると新たに生きる活力を与えてくれるのだと思った。物語はティムが感じている緊張、真実を知りたい気持ち、本当に本の中に入り込んでしまったような感じで、現代に戻ってきた。 娘の心の動きの描写が少ない気がしたが、やはり良い終わり方だと思った。 バイラーがどのように収集家になったのかその人生も読みたい。 | ||||
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心を強く揺さぶられた。情熱が伝わってきた。原田マハさんのお陰で絵画について深く知りたいと思った。 | ||||
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私が初めて読んだ原田マハ作品がこの「楽園のカンヴァス」。2つの時系列が交互に展開。物語の柱はアンリ・ルソー。史実とフィクションは境界線が見えなくなり気がつけば作品世界に入り込んでしまいます。 読了後は絵も言えぬ多幸感に包まれて、美術館に行きたくなる事でしょう。 | ||||
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また時間をおいて、絵画のひとつひとつを観ながら読み返したい。。 | ||||
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僕の読んでみたい本の上位に位置していたが、予想以上に感動した。 | ||||
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やはり実際にMoMAでの勤務があるだけ、強く惹き込まれるものがあります。 | ||||
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ルソーってこんな人だったんだと新めて知りました。学芸員らしい視点で書かれており、引き込まれました。ミステリー構想が楽しい。 | ||||
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しかし、一方であらゆるジャンルの本を色々とポジティブに読んでいる読書家の友人にどう?って聞かれたら、中盤あたりからの構成と話の展開が、特に人物間の描写と説明が読んでて辛くなる、と答えるかな、。 どんでん返し的で、びっくりさせたい終盤の結末を成功させたいなら、もっと伏線を緻密に論理的に脇を固めておいてほしいなという気がした。 主人公の女性がティムをいきなり動物園に誘うというような不思議な展開というのか、心変わりというのか、女性らしさの発揮というのか、男性への気遣いというのか、なぜいきなりそうなるの?みたいなところ。 女性作家ならではの話の持っていき方と言えるのかもしれないが。 まあ、しかし全部読んだし悪い作品ではないと思います。 | ||||
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ひとりの画家を通じ画商=研究員として様々な隠された【謎】を解明していく物語になっていて、そして心情が綴られています。アーティストに於いて【新しい表現】を表舞台に演出を出すということは、常に新しい挑戦の始まりだと実感しました。情熱=熱情をもってこれからを活かせればと思う作品でした。 | ||||
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アンリルソーの「夢」と言う作品をベースに日米のルソー研究者がそれぞれの立場で、“ある作品”に対する鑑識を通じて、アンリルソー、ピカソが活動していた時代のパリの様子を楽しむことが出来る良い作品でした。 | ||||
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読んでいる途中の、期待感と読後感が最高でした。久しぶりに読んでいて幸せになる本でした。余韻が楽しめます。 また、絵も調べながら読みましたが、小さい頃、美術館へ通った事を思い出し、知識欲も満足し、嬉しい気持ちになります。 ルソーとピカソが好きになる作品です。 大原美術館にも行きたくなります。 | ||||
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ストーリー的にも、絵画の深読み的にも、本当に面白く素晴らしかったです。 元々絵画が好きだから一層物語の中に入っていけました。 一体どうやったらあんなストーリーを紡ぎ出すことができるのだろう?すごい才能ですね。 参考文献の数からもわかる通りよく調べられていて、作者の情熱を感じます。 物語として至極の作品、もう一度読み直したいと思わせる作品でした。 | ||||
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