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楽園のカンヴァス
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楽園のカンヴァスの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全506件 401~420 21/26ページ
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| 小説仕立てで感情が入りやすく、展開に胸がわくわくしました。芸術作品はそれぞれの感覚やその時の心情によって受け止め方が違うと思いますが個を超えた分野で共通したものがあるということでしょうか。 | ||||
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| 絵画に興味がなくても、読んだら絵画に興味を持つかも。ルソーの絵画の秘密と恋の行方、どちらも気になり一気に読んだ。 | ||||
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| 友人からのお薦めで購入して読んだのですが、アートヒストリーを学ぶには、教科書よりも圧倒的に読みやすい、これまでにないジャンルの本でした。 | ||||
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| アンリ・ルソーの作品を見たことがある人は、特に本書に魅了されてしまいます。驚く方向へと展開していくストーリー構成は、わくわくし、一気に読み終えてしまいます。読み終わった後の甘酸っぱい印象は本の楽しさを教えてくれます。素晴らしい。 | ||||
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| 表題のとおり、ダヴィンチコードより易しい内容でわかりやすかったです。ダヴィンチコードで諦めたあなたもぜひ! 学術員の熱意となぞときと、過去の記録と現在の集まった人々の関係性がわかったときにおおっとなりました。 ルソーは好きな画家ではなかったですが、これを機に好きになりました。 ただ二章までが少々だらだらかんじてしまって、三章を読むまでにかなりの時間放置してしまった作品ではあります。。三章からがめちゃくちゃおもしろくなる作品です。 | ||||
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| 人間という一つの生き物が生み出した絵画。それを一生をかけて愛し抜く人生。大自然の造形には圧倒的に負けるかもしれない人間の描いた絵。やっぱり絵や音楽を偏愛でもいいから愛し抜くっていいなあって思いなおして、何だかうれしくなりました。 | ||||
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| 絵画の知識はまったくといっていいほどなく、ルソーの「夢」と聞いてもどんな絵なのかもわからない私なので、 この本を読むのは相当手こずるだろうな・・・と覚悟して読み始めたのですが、そんな心配まったく必要なかった! ティムと織絵のバイラー邸での7日間がはじまったあたりからは、すっかりこの作品の虜になっていました。 ミステリーとしての要素は薄いけど、雰囲気はミステリーだよなぁ。 遅咲きで、評価される前にこの世を去ったルソーはもちろん、絵画を愛する人たちの情熱がひしひしと伝わってきてゾクゾクします。 人間ドラマとしては描写が浅い気がしますが、美術史を揺るがすような大きなナゾにワクワクできるからいいとしましょう。 メロドラマっぽいところが、私のような美術の知識のないものには逆に助かりました。 | ||||
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| 著者のすべてが出されている作品だと思った。 キャリア的にもそうだけど、ミステリの構造においても俊逸だし、特にラスト数行の終わり方は、文学史上に残るものだと思う。 外国人男性を主人公にしているという点で、ちょっと苦手意識を感じたりする人はいるだろうが、外国人を主人公にしてここまで魅力的で、共感できるキャラにするのは才能というほかない。 降参。 | ||||
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| ルソーの名画を題材にしたミステリーであり、且つラブロマンスといった趣き。 殺人など殺伐とした情景がまったく登場せずに、名画の裏に隠された物語を読み解く。 全体の構成が複雑で、いろいろな話が入れ子状態になっており、ウンベルト・エーコの「薔薇の名前」で一躍有名になった構成をとっている。でも必ずしも成功しているとは思わない。また登場人物の性格・背景描写が薄く、ラストの感動的な再会シーンが生き生きとしてこない。 名画の蘊蓄には感動するが、やはり人物像の描写に不満を抱く。 | ||||
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| ミステリー好きを自認しているつもりですが、最近は魅力的な作品が少なくなり、しばらく遠ざかっていましたが、絵画好きもあり読んでみたところ、なかなか面白く、楽しませてもらいました。 | ||||
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| NHKラジオ深夜便で原田マハが語っているのを聞き、アートが彼女の楽園でありカンヴァスなのだと納得。すべての思いが詰まっている。そして読む楽しみにつながる。 | ||||
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| 始まりの数ページは「なんだかテンション低い女の陰気な話か?」と思わせたものの、一気にグイグイと物語の世界に引きこまれました。この作品の中で主役となっているアンリ・ルソーの絵画、私は全く知らなかったので、スマホ片手に出てくる作品の画像を見ながら読み進めました。 久しぶりに、読み応えがあって、かつ「もっと絵画の世界を知りたい」と知的好奇心をくすぐられる作品に出会いました。おすすめです。 | ||||
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| ルソーに関して興味を抱いたことはなかったのですが、ピカソなら贋作をつくれるだろうとMOMAで作品をみたことがあるなら、誰しもそう思うはずです。 なぜなら、そこでは有名な画家の隣にピカソの似て非なる作品が並んで展示されていたりします。 おもしろかった、とても。 | ||||
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| まぁいろいろ突っ込みどころはある。でも、最後は爽快であった。 また、ルソーをはじめとして芸術にふれてみたいと思えたこともうれしかった。 | ||||
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| 大学で美術史を学んでいた頃を思い出し、美術に浸っていた30年前を思い出しました。 主婦となり、子育ての合間にも美術展には足を運びましたが、学問として、見つめることはなくなっていました。 もう一度、学術的に美術に触れたくなりました。 | ||||
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| 筆者の原田マハをNHK深夜便で知った。 画家アンリ・ルソーの絵は、自分もどこかでみたが、丁寧な稚拙な絵で好きではかった。 しかし、筆者の強烈な情熱を読んでみたいと思い購入。 今まで学芸員は美術解説や紹介などに登場してくるが、どんな存在なのか不勉強で理解していなかった。 この本を読んで、なかなかキュレーター(学芸員)は立派な仕事師であることを認識した。 それにしても、日本語の「学芸員」は翻訳が悪い。学芸会とか学芸大学とか連想してしまう。 物語は、画家アンンリ・ルソーの絵を追っているが、実は切ない恋愛物語である。 挿絵がないので、絵の予備知識があらかじめ必用。読書後にインターネットで調べたら「原田マハに出てくる絵」なるサイトがあった。 予め調べて、そばに置いて読むとより一層おもしろい。挿絵がないので4つ星とした。 | ||||
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| 美術史の謎と謎解きのスリル、ラブストーリー、時代を自在に行き来しながら。ワクワクドキドキ、 一気に引き込まれて、ルソーを見たくなりました。 | ||||
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| ずっと気になっていても、なかなかハードカバーに手が出ずにいましたが、やはり読みたくて、こちらで購入。 面白かった!!ストーリー展開も、アートの世界がモチーフになっていることも、好きなパリなどが舞台になっていることも、実在の美術館や作品が登場するところも。近代美術の世界がより身近に、生まれる前の時代も鮮やかに心に描くことができました。 アンリ・ルソーやピカソが愛しく感じられます。 原田さんにしか、原田さんだから書けた小説。もっと読みたい欲望にかられ、ジヴェルニーの食卓を購入し、今読んでる途中です。 | ||||
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| 少しでもミステリーや芸術に関心のある方には、間違いなくお勧めの一冊です。 主人公達の現在と、17年前のイベント、そして20世紀初頭の芸術家達の物語と、小説の時制は三層構造になっています。 3つの世界は、印象的なセリフによる伏線や、「小説内小説」ともいうべき作者不明の本の存在によって、巧みにつなぎ合わされています。 しかし、最終的にこの小説に価値を見出し得るか否かは、結局のところ読者自身の芸術に対するスタンスにかかっていると思います。 ルソーの絵が内に秘めた魅力に共感できないまま読み進めると、この物語の求心力を実感することなく、何となく白けて読了することになるかもしれません。 登場人物達を真摯に苦悩させる元になったエネルギー、そして何よりも作者をしてこの複雑な物語世界を構築させた原動力は、その根源をたどれば絵の魔力に囚われてしまったことに尽きると思います。 | ||||
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| ルソーの未発見の絵画とそれをめぐる謎、というのは面白い材料だし、 謎解きの鍵になる書物、二人の専門家の対決という小道具も良い。 この作者らしく、文章も読みやすい。 というわけで、それなりに楽しみ、一気に読んだのですが、なにか ちょっと物足りない。 ミステリーのつもりで書いたなら、もっとこちらの鼻づらをあちこち 引きまわして、あ〜でもない、こ〜でもないと考えさせてほしい。 二人の恋物語として書いたのなら、主人公の逡巡、疑惑にもっと迫って、 こちらの感情も巻き込んでいってほしい。 色々な意味であっさりしすぎています。 | ||||
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