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カラマ-ゾフの兄弟
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【この小説が収録されている参考書籍】
カラマ-ゾフの兄弟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全681件 101~120 6/35ページ
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ページ数が多く、読み進める速度を保つのに苦労しました。 人名+俗称が飛び交うので正直イライラしました。後半から面白くなってきますが、私は大審問官辺りの良さが全然わからず苦痛でした。 再読時に期待したいと思います。 しかし、こういう本も読み始めたという自信は付くので気になっている方が居たら是非挑戦してみてください。 | ||||
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中巻が一番読みやすかったです。上巻、下巻に比べ話の脱線といいますか、内容の肉付け少ないからでしょうか? いずれ内容を奥深く理解出来る所まで行きたいものですが、今は読みやすい感覚を得られて満足します(笑) | ||||
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誤審から読み終えるまでが凄く長く感じた。検事の話とか途中脱線するので… ただ弁護側の話とエピローグ凄く読みやすくで少し救われました。 上中下巻読み終わるのに20日程度かかりました。 読書って読むことで速さも培われて行くものだなと自信が付きました。 | ||||
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これほどの長編なのでどこが印象に残るかは人によって様々でしょうが、私の場合、上巻だと終盤のイワンの熱弁です。 無神論者、不可知論者、神秘主義者といった立場からの、当時キリスト教に対する反駁を作中の人物に仮託して語らせる著者の手腕は相変わらず一流という他ありません。 ドストエフスキー自身は信仰による調和救済を思想基盤にしていたと思われますが、本人自身並みならぬ思索葛藤を経たのではないかと感じさせられるのは、上記のような人物、本作ならイワンがそうでしょうし、他作品、たとえば『悪霊』ならキリーロフが相当するでしょうが、がその思想を語る場面では、その弁舌が一理も二理もあるだけでなく、本当に真剣で彼らなりの魂がこもっているためです。 ドストエフスキーは、どっぷりと信仰の道に入っており作品をその普及と賛美のツールとみなしていることを隠しもしないかのような著者とはこの点で大きく異なります。 最終的には著者の思想が勝利を収めるような形に物語が収束していくことにはなるにしても、アンチテーゼとして立ちはだかる存在を決して雑に扱いません。最大限の敬意を払っているかのようにさえ見えます。 結局我々人間は超えられない「エゴ」ゆえに自分を相手の上へ、あるいは相手を自分の下へと押しやることしかできないでしょうが、その人間が本質的に抱える構造的弱さに深い絶望と強烈な希望をもって向き合う術の深いヒントが、きっと得られると思います。 | ||||
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この小説は確かに長いが、この本のすごい所は、女の奪い合い、憎しみ、財産狙いそして人間の本性や行動などが如実に表現されてくる。それがサスペンス形式なので読んでもあきない。しかも未完んでありながら完成度の高い所。確か村上春樹がいっていたと思う”カマラーゾフの兄弟を読んだ方がいい、もし1回読んで解らなかったらもう一度読んでごらん。”自分も新潮社版と光文社を読んだが今だに気づかされることもある。 これを読んで人生が変わったまでいわないがスパイスにはなると思う。読み終わった時、小説のエベレストに登頂したような不思議な感じがなる。 | ||||
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二週間ほどかけて読了。 登場人物のほとんどは、自意識が過剰であり、多弁で、何かしら将来の不安を抱えている。 台詞がやたら長く、何ページにも渡り一方的な話を聞かされる場面が多々ある。それは自分の身を取り繕うための言い訳であったり、宗教に対しての論争だったり、単に登場人物が感情を吐き散らかしたいためであったりして、一方的に話の聞き手にされる読者が、うんざりして途中で読むのを断念してしまう人が多いのも肯ける。 しかし読み終わってみると、それら全て必要な描写であったことを実感する。そしてその一読では理解しきれない深さ、時々ハッとさせられる真実味からまた再読したくなる。 人は誰しも他人に期待し裏切られたと感じる。自分は高尚で立派な人間でありたいと思う一方、過去に受けた屈辱をいつまでも根に持ったり、運に恵まれて神様ありがとうと手を合わせたかと思えば、絶望してもう死んでやると口にする。 ドストエフスキーはそういった人間の不安定さを描くのが実に巧みで、私はここまで正確に人間の特性を描き出した小説を他に知らない。 間違いなく死ぬまでに読んでおいてよかった作品だと思う。 | ||||
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小説を読むといろいろな知識が豊富に体に入ります。日本文学や世界文学の本を読んでいると心がいこ言われます。 これからもたくさんの思想や文学の種類をたくさん用意してください。 よろしくお願いします。 | ||||
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わかりやすく素晴らしい内容でした。 | ||||
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15年以上ぶりに再読しました。呆れるほどあらすじを忘れていたし、断片的な記憶もかなり間違っていましたが、前回より遙かに面白く読めました。こちらの精神年齢が少しは作品に追いついたのでしょうか。悪党から善人まで多様な人物が出てきますが、それぞれの魅力的なこと。結局「自分のことさえよくわからない」というのが人間の性かもしれません。重層的で白熱したストーリーも魅力。次回はさらに味わい深く読めそうです。 | ||||
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ドストエフスキーの構想では、アリョーシャに焦点を当てた続きがあったらしい。実際そのような序文で始まっているのだが、本来中途半端な未完の形でも十二分に読み応えがある。 下巻では何といっても、長兄ドミートリイの運命を定めた法廷ドラマが圧巻で、知力の限りを尽くした検事側と弁護側の凄まじい論争を読んでると、本当に真相がわからなくなった。そういうミステリとして読んでも超ド級のエンタメ大作と思った。 もちろんエンタメ作品として読む必要はないのだが、さまざまな読み方を許容する懐の深さも名作の証と思う。 | ||||
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説明のとおりでした | ||||
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頑張って読みましたが、途中から早く読むしかなくなりました。いずれじっくり再挑戦したいと思います。 | ||||
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今巻の前半は末弟アリョーシャ、後半は長兄ドーミトリイと言うまるで対照的な兄弟のそれぞれが主役で、余りにも違い過ぎる2人のキャラが興味深い。個人的には親近感すら覚えてしまう、最低男ドーミトリイ(=ミーチャ)の独壇場である後半が非常に思白かったが、いずれにしても時代的にも社会背景的にも現代日本とは掛け離れているにも関わらず、執拗極まりない心理描写でガッツリ読ませる表現力は鬼気迫るものがあって圧倒された。 時代を超越した名作であるのは間違いなく、遅ればせながらこれを読むことが出来た幸運に感謝している。読書好きなら必読。 | ||||
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面白い面白くないで言ったら、よう分からん。 ロシアは零下二度でも"寒くなり始めは、体調崩しやすいから気を付けなさいよ"とか言われるらしい、とか、細かいところは覚えてるけど、大筋は、何の話だっけ。 臭いのきつい女に生ませた息子だから名前がスメルジャコフとか、そら、お父さん息子に殺されてもしゃあないネーミングやぞ!とか、そういう話だったかしら。。。 どうでもいいが、東野圭吾は「カラマーゾフ」は読まないまま「カラマーゾフの妹」(高野史緒)の新聞広告に絶賛コメントを書いたそうで、小説家やってて、カラマーゾフも読んでねぇのかよ教養の無い奴だな、ぺっ、と、多分馬鹿にしてもいい。村上春樹みたいに、読んでますアピールされても困るけども。 そういう、とりあえず読んだら自慢出来て、読んでない奴を馬鹿に出来る小説なんだと思う。 | ||||
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学生時代以来、15年以上ぶりに再読しましたが、長編なので苦労すると思いきや引き込まれ意外に早く読み終えました。 原稿料を稼ぐためかどうでもいい景観の描写が細々と記されている部分には辟易としますが、重厚な哲学的テーマ、個性的な登場人物達と説得力のある心理描写、ミステリー&法廷劇要素などが渾然一体となり、思想的スリルと事件に纏わるスリル両面で満足感が味わえます。 特に哲学的テーマを小説にのせて深堀りできるのはドストエフスキーが随一の存在かと。 初めて読んだ時は兄二人の末路もありダークな作品という印象でしたが、人間賛歌的なエンディングに意外に爽やかな読後感を得ました。 続編について何度も作中で示唆されなければ、一作品として普通に完結していると思います。 自分にとっては最高の一冊(3冊?)ですね。 | ||||
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ドストエフスキーの作品は素晴らしいのですが日本語訳になると読むに耐えない。 | ||||
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きれいな品で満足です | ||||
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こんなに引き込まれた文学は30年来ありません。深い人間洞察、息をつかせぬストーリー展開、キリスト教が社会に与える影響。革命前のロシア人気質などが詰まった小説です。 | ||||
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名前だけは知っていたロシアの文豪ドストエフスキーに初挑戦。文庫本3分冊のボリュームにも圧倒されたが、形振り構わぬ圧倒的な熱量の内容に衝撃を受けた。起こっている出来事はむしろ卑俗で、ドタバタ喜劇的ですらあるのだが、時折挿入される登場人物の、何かに憑かれたかのような長台詞が凄まじい。 今巻ではイワンの大審問。こういう長台詞の時、現代の作家のようにリーダビリティへの配慮など皆無だろう。しかし主人公アリョーシャが中学生の投石で負傷した辺りから、全く目が離せない高密度の文章に畳み掛けられて文句なしに面白かった。 この後どんどん面白くなるらしいが、どんな凄い読書体験が出来る事か、身震いしている。 | ||||
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初めてのドストエフスキーだが、カラマーゾフの兄弟は名作だと思う。人間についての洞察が並外れている。的を外さず、深く本質に迫っている。現代人も激しく共感できるはず。時代は変われど人は変わらずということだろう。 | ||||
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