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葉桜の季節に君を想うということ
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葉桜の季節に君を想うということの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全574件 141~160 8/29ページ
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タイトルの意味することが理解できるのはラスト数ページになってから。なかなか面白いストーリーでした。 連作短編集ともいえますが、最終的には長編小説です。ただ現在と50年くらい前の話が混在しているので、読み手に切り替えが必要です。 私の読み方が悪かったのか、途中まで主人公、キヨシ、さくら等の年齢が30歳前後と思い込んでいました。それこそ「さくら」さんはまだ若い妙齢の美女と思っていました。読み進むうちにいくつかの「?」が頭の上に立ちましたが、途中から皆さんがそこそこのお年寄りであることがわかってきました。例えばP.460にはキヨシは定年後に定時制高校に入っていたことが書かれています。 そういうことを念頭において読み進めば、より面白く読めた気がします。 | ||||
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これは賛否両論別れる小説。 まず、間違いなく騙される。この筋を見破れる人は多分いない。ただ、アンフェアはアンフェアだと思う。家を訪ねていく場面など、明らかにアンフェアなミスリードがある。 それでもキレイに騙されるし、読んでいて「えー」と驚かされる。これは一読の価値あり。 | ||||
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なんだこのくだらなさは。 文才のない、高校生が書いたのか。 文春もこんな駄作を取り扱うなど、一流出版社の誇りを捨てたのか。 まあ、売れればいいのだろう。 日本人の頭脳を弱くするために書かれた、反日小説なのかもしれない。 著者には、レイモンド・チャンドラーを100回繰り返して読んでもらいたい。 | ||||
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とあるサイトで叙述トリックが凄いと紹介されていたので購入しました。結論から言うとへーそうなんだとラストになる程度です。純粋に推理小説やミステリーが好きな人はやめておいた方がいいと思います。 | ||||
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★の入り方を見て、笑ってしまった。1~5までほぼ均等。 真っ二つに賛否が分かれてしまったようだ。 最大のトリックをどう評価するかが分かれ道と思うが、 こんな騙し方って今までに読んだことがないので、 躊躇なく★5つ。 いろいろと文句のつけどころはあるだろうが、 一発芸が見事に決まったことに拍手! | ||||
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私は大変面白かったのですが、中々に評価が低い・・と言うか見事にばらけてますね。 個人的にはこの作品が☆四つ以下はあり得ないと思います。 この完成度で☆二つ以下つけると、マイナスの☆を生み出さざる得ないような作品って結構ありますよ。 などと思うのは、近頃マイナーな新人賞の受賞作品で、素人丸出しの酷い作品を読んだからなのですが。とかくこの作品を低評価は厳しすぎますって。 とは言え、そうなったのも安易に「究極の驚愕」とか「どんでん返し」を売りにする出版社側の売り方の問題があるかも知れません。どんでん返しと言うと、それによって事件の全体像が明らかになったり、解決したりとそう言う方向性のどんでん返しを多くの読者は望んでしまうかもしれませんが、この作品の場合どんでん返しで明らかになるのは事件の全体像でなく、この作品のテーマです。だから売り文句から間違った期待をしてしまうと、「それが何?」と思ってしまうかもしれません。 昔から「最後に泣ける」だの「最後に驚愕する」だの、無粋な売り言葉で本を売ろうとする会社は多いですが、実際の所同じ結末を見ても読者によって受ける感情は様々なので、勝手に読む側の感想を固定しないでほしい。 とても良い本ですが、事件が完全には解決しないと言うのはちょっと不満でその分☆五つにはなりません。 そこが主題ではないにしても、本作の悪党は本当にシャレにならない外道なので、水戸黄門宜しく探偵が悪党に有無を言わさぬ証拠をつきつけてやり込める話が欲しかった。その辺のカタルシスが足りないのが玉に瑕な作品です。 | ||||
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叙述トリックで主人公が老人だったと分かった瞬間、そしてヒロインがインチキ商法の組織犯罪に自分の主体性のなさからズルズルと加担してしまうような女だったと分かった瞬間にこの物語への興味が一気に薄れてしまうんだよなー。 いつも思うけど叙述トリックオチってなにが面白いんだろう(中には面白くプロットに組み込まれてるものももちろんあるけど) なんでこの小説がここまで評価されてるのか分かりません。社会派ハードボイルド的な側面は面白いと思う。でもミステリはオチが全てでしょうと。 歌野氏であればもっと面白い作品があるよねーと。 | ||||
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好みでしょうが、あまり面白くとは思えませんでした。次を読ませるドキドキ感がなくありきたり | ||||
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現代版の冒険活劇? 現代の社会問題を面白おかしく小説にした感があります。 秋の夜長におすすめの一冊です。 | ||||
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葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)、読了。 題名から恋愛小説?と思われるかもしれませんが、あっと驚く大どんでん返し系のミステリーです。いや広義では恋愛小説に含まれるかも…。そして題名の意味は小説の最後の段落の最後の行辺りで説明されます。なるほどと合点がいき感動した。 最初にあっと驚いた箇所は実は大してインパクト無くて。なーんだ使い古されたトリックですなぁと思いきや…。 同様のトリックが…畳み掛けるようにこういう構造になっててさらにこうなるとは…。やられた。 アマゾンのレビューでは**トリックってトリックの名称を書いちゃってる人何人もいますがそれだめだって。**トリックと書いただけでトリックの中身は分からないと思っているかもしれませんが、この場合はバレちゃう可能性あるので…。驚きたければアマゾンのレビュー読まないのが吉。 物語は主人公が事件に巻き込まれ、探偵として奮闘する様が青春冒険活劇としてスカっと爽やかに描かれていく。 で、時間軸は幾つかあって主人公はそれぞれで大活躍。それらがカットバックで行き来していくが混乱はしなかった。それら全く関係無いと思われた物語が…見事に収斂して一つに収まるところは秀逸。 読んでる最中に何か違和感があって2,3回巻き戻って再読したのですが、最後の謎解きでその違和感の謎が解けた。その違和感は読書の障害になることも無く、また全く感じないわけではないというちょうど良い引っかかり方の違和感だった。その違和感の塩梅がすばらしい。これこそ筆力、構成力、才能なんだろうな。すばらしい。読後に謎解きの確認の意味であちこち再読した。なるほどでした。 | ||||
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葉桜の季節に君を想うということ……何て活かしたタイトルなんだろう。読む前に胸踊ったが、残念ながら文章が全く自分には合わなかった。 内容にケチをつけたい訳じゃないのだが、地の文、会話文の書き方が生理的に受け付けない。 例えば、「胸がズタズタに張り裂け、その穴は一年やそこらじゃ塞がらない。それが愛した女だとなおさらだ。」というような寒いセリフが乱立する。 寒いジョークを永遠に聞かされているようで、一冊469ページ読み切ることが途方もないことのように感じられた。 この作者にハードボイルドを書かせてはいけないだろう。 | ||||
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姐さんを壇蜜さん、麻宮さくらは内山理名さんに当てこみながら読み進めていたおかげで、最後に「あっ、筧千佐子だったんだ!」と勝手にどんでん返しを味あうことになりまして。発表された時期にまだ後妻業は話題になっていなかったはずで、歌野先生は先見の明がおありだったのだなぁと感心しましたよ。 しかしなんですなぁ。面白いけど映像化は出来ませんねぇ。うん、出来ない。紙の本だからこそ味わえるどんでん返し、でした。面白かった。 ただ主人公の気持ちは、戦後生まれの作者には描き切れていなかった。もしも戦争で傷ついた人びとの心に触れていたならば、文学賞も取れていたのだと思います。トリック先行にて当時の日本人の心情を置き去りにしている点が、感動を呼びませんでした。惜しい。 | ||||
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この手の小説を読むに至って色々と心構えをしていたつもりだったが、 最後はやはり騙されてしまった。 しかし、心構えをしていただけに、どうもこの小説は、所謂ミステリー小説に、さらに一枚ドッキリを仕込むといった小説ではないのではと早々に思うようになった。 要するに、この物語自体にはミステリー小説的なミステリーはないということだ。 事件はある。しかし、その事件にミステリー要素ははない。犯人はだれ?といった謎解き要素がないのだ。 となると、もうこの小説の楽しみ方は事件云々はどうでもよくなり、作者が仕込んだトリックは何か、というようなことだけに絞られるわけで、私はもうそれしか興味がなく読み進めていった次第。 まあその結果は、まんまと騙されたわけではあるけれども。 しかし読後もその驚きだけで、物語全体としては、印象は殆どなかったのも事実。 | ||||
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面白い!やられた感がある。冒頭からなんとなく抱えていたモヤモヤ感をラストで見事に晴らしてくれる。 題名にある「葉桜の季節」に既にヒントが隠されいる。この辺りも見事だと思う。 | ||||
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しっかりやられました。 前評判無しで読んで正解でした。 これは、映像では難しいでしょうね。 | ||||
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【読み返した段階で☆4から☆3に変更】 読了後に伏線を探すためさらっと読み返してるが、ちょっと強引過ぎるぅ…な展開があるので星1つ減らすことに。 例えば主人公がキヨシと久高家にお見舞いに行くシーンで、愛子が家の中に向かって「おかあさん、お客様をお通しします。冷たいものをお願いします。」と声をかける描写があるが、このおかあさんとは一体?無理矢理言葉通り受け取るとして、老体に鞭打つような真似するか? 愛子は「おとうさんが財産管理をしている」とも言っているけど、これも言葉通りうけとるべきなのか?別の受け取り方もあるけど、それだとこのおとうさん、おかあさんという呼び方に納得いかない。 以下、1回目読了時点でのレビュー↓ まず、出だしが強烈で、あれ?こんな感じのお話なんだ~?と思っていたらそれは最初だけで後はどんどん落ち着いていったので良かった(笑)。本格ミステリだと思って読み始めたので最初のインパクトにやられたけど終始理路整然とした文章でとても読みやすい。 現在と回想パートが入り乱れた構成になっているので、あ、これはあのトリックを使いたいんだろうなーとか思っていたのに終盤で頭に石をぶつけられたかのような衝撃!気をつけていたのにまんまと嵌められた~! 多少強引な部分も否めないが個人的には許せる範囲だし素直に面白かったと思う。作者の別の作品も読んでみたい。 *購入した先のURLがなぜか404になっているのでこちらに投稿。 | ||||
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結構太い本であるが一気によめた。 しかし、年齢的なトリックがあって、 錯覚しながら 読んで行って なるほどと思わせる。 トラ こと 将虎 も 愛子も さくらも 節子も、 なんだ。 そんな物語だったのかと あとで納得させるのである。 これが 奇妙なトリックのようだ。 うまいつくりである。 トラが 若いのである。 ヤクザの世界、老人目当ての詐欺事件。 社会的な批判の目が確かである。 | ||||
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中古でしたが本の状態は最高でした!臭いなども特に気にならず読め、しおりが付いていたのでそのまま使いました。配達も予定通り。 気になったのは、日本郵便はいつもチャイムをならさずポストに入れていくので、中古本ならばいいのですが、新品の時に無理にポストにねじ込まれることもあります。気になる人は注意です。私は新品の本のときだけはポストに貼り紙してチャイムをお願いしてます(笑) ストーリーとしては叙述トリックが仕掛けてありそれを感じず読み進めていく感じです。ページをめぐる手がなかなかとまらず、楽しめました。そしてトリックの落ちには色々な意味でビックリでした(笑)読んでからのお楽しみ。 | ||||
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自分は入り込めなかったm(_ _)m 叙述としては確かに凄いかもしれないがとってつけた印象。 話の合間で置いていかれた。 全てを知ったあとの感想として…「無理じゃね?」 | ||||
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ネットのミステリまとめ記事で上位だったのをきっかけに読んでみました。 既成概念や思い込みを上手く使った構成で、最後はビックリします。軽妙な文体も読みやすく楽しめました。最後はロマンよりもう少し勧善懲悪的なカタルシスが欲しかった気はします。 | ||||
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