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マルドゥック・スクランブル
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【この小説が収録されている参考書籍】
マルドゥック・スクランブルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全107件 1~20 1/6ページ
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冲方丁さんが手掛けられたマルドゥック・シリーズ。 じつはベロシティと連載中のアノニマスはすでに読んでいたのですが、ようやく第一作のスクランブルを読み終えることができました。 林原めぐみさん主演でアニメ化もされた本作は、勢いに乗った筆力と展開で、冗長な場面もなく一息に読み進められました。 内容については、ぜひこれから読んでいただく方の目で観て欲しいので書きません。 自分にとっては、サイバーパンクの決定版です。 また、数年後に読み返したい作品ナンバーワンですね。 | ||||
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マルドゥック・スクランブル3巻分を2日で一気読みしてしまった。“三体”以来の面白さにどっぷり沼ってしまった。 初めて読んだのは14歳くらいの頃だったか、最初の韻のところは記憶にあるが、なんだかつまらなくてすぐき読むのをやめてしまった。 28になり、なんとなく、再読することにした。いまなら、余すことなく味わえる。 マルドゥックシティの市民たちは誰もがやさしい。だれもが傷ついていて、いやらしい、汚くて人間味があり、人間らしさがない。 欲を言えばDB(といっていいのか)など全体的にもうすこしコンピュータ分野によって欲しかったけれど、だれもふるいにおとさないためには今の形が美しいのかもしれないですね。 ほかの冲方作品にも手を出してみようと思います。 | ||||
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アシュレイとのブラックジャックの攻防が非現実的に過ぎる。SFフィクションだし、将来的に可能性のある技術であれば全く問題ないが、カード捌きだけであれが可能かと言われれば、明らかに不可能だ。カジノとかブラックジャック等のゲームに不慣れな読者なら気にならないのかもしれないが、最低限の知識と経験があるのなら、あれはやり過ぎに感じてしまう。ここまで楽しませてもらっていたので、とても残念。 | ||||
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DVDの1巻を先にみたのですが、 原作はとてつもなく面白いのではないかという予感がして本に切り替えました。週末にDVD3本見て、小説も読んだのですが大当たりでした。 冲方丁という作家の名前は知っていたのですがもっと早く読めばよかったなあと思いました。 | ||||
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虐げられ、殺されかけた少女が謎の科学者に助けられて自分を殺そうとした男を追う小説です。 突然手にいれた力への葛藤や今までの辛い人生との差、殺し屋とのバトルで少女が変化、成長していく物語です。 文章がとても良いですね。 登場人物の想いがとても丁寧に綴られた素晴らしい文章です。 随所に出てくる言葉遊びも面白いです。 登場人物は多いですが個性的なキャラばかりなので覚えやすいです。 特筆すべきは2巻から3巻までかけてのカジノ編です。 ポーカー、ルーレット、ブラックジャック全て凄まじい心理戦です。 SF要素とギャンブルを完璧に調和させた見事な駆け引きバトル。 この部分を書いた時の作者の熱気と執念が伝わってきます。 とても面白い小説ですが残酷で胸糞悪い描写が多いので苦手な人は注意です。 | ||||
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昔アニメ映画の宣伝を見て、本編は見たことがなかったのでこの機会に。 意外とサクサク読める。言葉遊びが面白い。 | ||||
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個人的に改稿はしないでほしかった気がするのですが、そこはおいといて。小説たった三冊に詰め込まれた情報がとにかく半端ないです。小洒落た文章回しは読んでいて気持ちが良く、世界観も想像の手応えがあり、設定もそこそこ入り組んでいるはずなのにすんなり頭にはいります。みっしりしたSF作品が好きな方には本当におすすめです。 | ||||
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一巻はSF小説としてかなり面白く読めたが、二巻はつまらなかった。 後半で延々と続くカジノの描写もつまらなかったし、そもそもこの小説は、言葉遊びや語呂合わせでルビを使って表現することが多いが、これがウザい。作者はよっぽどカッコつけて文章を書きたいのか?読みながら「バカじゃねーの」と思いながらイライラした。 内容もつまらないし、せっかく二巻まで読んだので三巻も読むが、まだつまらないカジノ描写が続くのかと思うと憂鬱だ。 | ||||
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今では完全版が出ててこの最初のバージョンは絶版なのかも知れないけど、こっちの方が面白いと思う。 加筆修正によって完成度は高くなってるけど、このオリジナルに滾る熱量は若干薄くなった気がする。 ガジェットやストーリーより、そこに惹きつけられた身としては、本バージョンをお勧めしたい。 此方は続くヴェロシティと若干辻褄が合わない記述があるが、些細な事だと思える。 | ||||
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とあるSF小説で小説の面白さに目覚めてからジャンル問わずいろいろな小説を読み漁りました。本作も同じSF小説、しかもかなり評判が高い様子。期待して三部作すべて読み終わりましたが感想はどうかと言うと、まあ、普通かな?という印象。とりあえず先が気になってしょうがないという強いリーダビリティは感じなかったため三冊読み終わるまで数ヶ月かかりました。 世界観の説明を省いて読者放置で独走するSF小説が多い中で比較的読者に優しい作品だと思います。文章も読みやすいし、現代の感覚では共感こそしにくいけれどそれなりにキャラも魅力的、途中だるくて飛ばし読みはしましたが展開的には起伏もあり、三冊総合して☆3ですかね。 アクションが多い中で二巻中盤〜三巻中盤までのカジノ編は頭脳線に徹しており個人的には中だるみに感じました。漫画ならともかく小説でカードゲームを延々やるのは戦況をイメージしにくいですね、やっぱり。動的な展開が多かった一巻が一番面白く感じました。 猟奇的で気持ちの悪い描写はありますが、普段ホラーを読み慣れている方ならば平気なレベルだと思います。逆にあまり陰惨な小説を読んだ経験がない方は注意した方がいいかも。序盤からいきなり奇形タイプも出てくるので。 一番人気と思われる作品がパッとしなかったので正直残念でした。この作者さんの作品は何冊か既読済みですが文体や作風があまり好みでないのかもしれない…。ハマれば夢中で読めるんだと思いますが個人的には水準以下ではないけれど平均以上にはいかない作品でした。やっぱりまあまあかな。 | ||||
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スクランブルシリーズはカジノのゲームシーンが自分には長すぎたけど、それでも全シリーズ読んでみたくなるくらいおもしろいです。初版も読んでみたいなぁ。 | ||||
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前巻後半から延々と続くカジノでの死闘が圧巻。もちろん生体兵器と化した少女バロットと最強の相棒ウフコックと言うサイバーパンクSF的アイディアを生かしているのだが、カジノでの駆け引きと言う心理戦をひたすら描いたのがゲーム好きには斬新でとても面白かった。 だが全体の中で明らかに突出した分量で描かれるこのカジノシーン、読み手を選ぶのは間違いない。「ブラックジャックの必勝法」に興味が持てる人でないと、冗長と取られてしまうと思う。又最後のボイルドとの戦闘も派手さのない心理戦中心で、前巻までのアクションを期待すると肩透かしだろうと思う。 個人的には絶賛したい作品なのだけど、万人向けではなく読み手を選ぶ。これが公正な評価ではなかろうか。 | ||||
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何故だろう。 面白くないわけではないのだけど、この続きを読みたいという気持ちになれなかった。 ねずみのせいかな。私にとってはまとめ買いしなくて正解でした。 | ||||
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ボイルドの魔手から何とか逃れたバロットが、ウフコックが誕生した研究所に匿われる前半と、ボイルドの雇い主シェルの記憶を封印したチップを入手するために乗り込んだカジノシーンの後半で、ガラリと色が変わる。前半では、バロットを追って研究所を襲撃したボイルドらを撃退するシーンが圧巻の迫力。バロットは凄まじい情報検索能力を発揮して、改めて驚異的な最終兵器ぶりを見せると同時に、自分が濫用したおかげで離れてしまい、ズタボロに破壊されたウフコックが再生されると謝って許しを請う。こうしてウフコックとの最強コンビが再結成されるのだが、バロットが教育されて行く様子が印象的だ。 後半は打って変わり、カジノでの心理戦がひたすら描かれる。私は知的ゲームに関心があるので、とても興味深く堪能する事が出来たのだが、公平に考えると作品の中での位置付けとして比重が置かれ過ぎて、さすがに冗長ではなかろうか。しかも次にも続く終わりだし、この巻だけでの評価としては満点とはいかないと思う。 | ||||
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マルドックシリーズも沖方丁そのものも未読であるが、エンタテイメントSFとして迫力満点の力作だと感じた。ただし目を背けたくなるような猟奇な描写が多く、とても万人向けとは思えない。 ヒロインである美少女「バロット」の設定からして凄い。殺害した女の遺灰で作った宝石をコレクションしている男の手に掛かり、焼き殺される寸前で奇跡的に救出。特別法の発動で超人的能力を持ったサイボーグとして生まれ変わる。救ってくれた医師、そして万能兵器であるネズミ型の生命体「ウフコック」とチームを組み、自分を殺そうとした巨悪と対決することになるのだが、彼女自身の能力も凄まじいが「ウフコック」と合体するととんでもない戦闘能力を発揮すると言うSF的設定が面白い。かつて「ウフコック」と組んでいた「ボイルド」との対決がラストだが、彼自身も同様なサイボーグで「ウフコック」と組んでいたが、濫用し過ぎて決別したのだ。これまでの人生で自分を弄んで来た男達への呪詛を晴らすかのように力を多用するバロットを見て、「ウフコック」と分離すると予測した「ボイルド」の読み通りとなり、力を失った彼女に向けられる巨大な銃弾、が、しかし、と言う次巻への繋ぎで終わる。あざといけど、最後まで読んだ人なら次を読まずにはいられないだろう。 殺害した人間の体の一部を自分の体にコレクションしている猟奇殺人集団をバロットが粛正していくシーンの迫力は素晴らしいが、彼らが悪魔に魂を売り渡した理由を半生から描写しているのに注目したい。本作では全てのキャラクターにそれまでの半生が設定されており、極悪人であっても理解不能な人格ではないのだ。やはり白眉はバロットの法廷での証言シーン。若くして体を売り物にして男を弄ぶ悪女が、彼女を拾って施してやった富豪を貶めようとしたのだと言う弁護側の意図で、彼女の家庭が崩壊し施設に収容された過去を証言させられるバロット。父親との近親相姦を目撃して激怒し、父を殺害した兄。なぜ父に抵抗しなかったのかと問われて「愛しているから」。父も兄も家族として愛している、家族が崩壊したのは自分が悪かったからだ、とその後の人生でも彼女の行動原理となる贖罪意識の告白は感動的で、そんな彼女を生まれ変わらせ人格そのものも育て直そうとする医師や「ウフコック」の行動も本作の魅力である。 恐らくこの物語の序章に過ぎない今巻でかえってこのシリーズに通底するテーマが見えて来たような気がする。それは人が人を愛することの素晴らしさである。例えどんなに汚れた悪女でも極悪人でも。猟奇的な内容に目を背けていては見えて来ないけれども、それが人の本性だ。 | ||||
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なんという物語だろう。大胆にして繊細、豪快にして細密。 哀しいかな、読み終えてしまった。読みかえす耐力はない、少なくとも今は。 | ||||
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面白かったです。 本のレビューはネタバレになる事が多いのでこれだけで・・・。 | ||||
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面白かったです。 本のレビューはネタバレになる事が多いのでこれだけで・・・。 | ||||
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面白かったです。 本のレビューはネタバレになる事が多いのでこれだけで・・・。 | ||||
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他の方とはすこし考えが違うのか、自分にはあまり合わなかった。 全編通してキャラクターの心理描写が皆無に近く、台詞もC級洋画のよう。 ストーリーは良いのに展開がベタベタで先が見えてしまう。 申し訳ないが自分にはお金と時間の無駄でした。 | ||||
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