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マルドゥック・スクランブル
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【この小説が収録されている参考書籍】
マルドゥック・スクランブルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全87件 1~20 1/5ページ
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冲方丁さんが手掛けられたマルドゥック・シリーズ。 じつはベロシティと連載中のアノニマスはすでに読んでいたのですが、ようやく第一作のスクランブルを読み終えることができました。 林原めぐみさん主演でアニメ化もされた本作は、勢いに乗った筆力と展開で、冗長な場面もなく一息に読み進められました。 内容については、ぜひこれから読んでいただく方の目で観て欲しいので書きません。 自分にとっては、サイバーパンクの決定版です。 また、数年後に読み返したい作品ナンバーワンですね。 | ||||
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マルドゥック・スクランブル3巻分を2日で一気読みしてしまった。“三体”以来の面白さにどっぷり沼ってしまった。 初めて読んだのは14歳くらいの頃だったか、最初の韻のところは記憶にあるが、なんだかつまらなくてすぐき読むのをやめてしまった。 28になり、なんとなく、再読することにした。いまなら、余すことなく味わえる。 マルドゥックシティの市民たちは誰もがやさしい。だれもが傷ついていて、いやらしい、汚くて人間味があり、人間らしさがない。 欲を言えばDB(といっていいのか)など全体的にもうすこしコンピュータ分野によって欲しかったけれど、だれもふるいにおとさないためには今の形が美しいのかもしれないですね。 ほかの冲方作品にも手を出してみようと思います。 | ||||
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DVDの1巻を先にみたのですが、 原作はとてつもなく面白いのではないかという予感がして本に切り替えました。週末にDVD3本見て、小説も読んだのですが大当たりでした。 冲方丁という作家の名前は知っていたのですがもっと早く読めばよかったなあと思いました。 | ||||
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虐げられ、殺されかけた少女が謎の科学者に助けられて自分を殺そうとした男を追う小説です。 突然手にいれた力への葛藤や今までの辛い人生との差、殺し屋とのバトルで少女が変化、成長していく物語です。 文章がとても良いですね。 登場人物の想いがとても丁寧に綴られた素晴らしい文章です。 随所に出てくる言葉遊びも面白いです。 登場人物は多いですが個性的なキャラばかりなので覚えやすいです。 特筆すべきは2巻から3巻までかけてのカジノ編です。 ポーカー、ルーレット、ブラックジャック全て凄まじい心理戦です。 SF要素とギャンブルを完璧に調和させた見事な駆け引きバトル。 この部分を書いた時の作者の熱気と執念が伝わってきます。 とても面白い小説ですが残酷で胸糞悪い描写が多いので苦手な人は注意です。 | ||||
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昔アニメ映画の宣伝を見て、本編は見たことがなかったのでこの機会に。 意外とサクサク読める。言葉遊びが面白い。 | ||||
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個人的に改稿はしないでほしかった気がするのですが、そこはおいといて。小説たった三冊に詰め込まれた情報がとにかく半端ないです。小洒落た文章回しは読んでいて気持ちが良く、世界観も想像の手応えがあり、設定もそこそこ入り組んでいるはずなのにすんなり頭にはいります。みっしりしたSF作品が好きな方には本当におすすめです。 | ||||
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今では完全版が出ててこの最初のバージョンは絶版なのかも知れないけど、こっちの方が面白いと思う。 加筆修正によって完成度は高くなってるけど、このオリジナルに滾る熱量は若干薄くなった気がする。 ガジェットやストーリーより、そこに惹きつけられた身としては、本バージョンをお勧めしたい。 此方は続くヴェロシティと若干辻褄が合わない記述があるが、些細な事だと思える。 | ||||
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スクランブルシリーズはカジノのゲームシーンが自分には長すぎたけど、それでも全シリーズ読んでみたくなるくらいおもしろいです。初版も読んでみたいなぁ。 | ||||
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前巻後半から延々と続くカジノでの死闘が圧巻。もちろん生体兵器と化した少女バロットと最強の相棒ウフコックと言うサイバーパンクSF的アイディアを生かしているのだが、カジノでの駆け引きと言う心理戦をひたすら描いたのがゲーム好きには斬新でとても面白かった。 だが全体の中で明らかに突出した分量で描かれるこのカジノシーン、読み手を選ぶのは間違いない。「ブラックジャックの必勝法」に興味が持てる人でないと、冗長と取られてしまうと思う。又最後のボイルドとの戦闘も派手さのない心理戦中心で、前巻までのアクションを期待すると肩透かしだろうと思う。 個人的には絶賛したい作品なのだけど、万人向けではなく読み手を選ぶ。これが公正な評価ではなかろうか。 | ||||
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ボイルドの魔手から何とか逃れたバロットが、ウフコックが誕生した研究所に匿われる前半と、ボイルドの雇い主シェルの記憶を封印したチップを入手するために乗り込んだカジノシーンの後半で、ガラリと色が変わる。前半では、バロットを追って研究所を襲撃したボイルドらを撃退するシーンが圧巻の迫力。バロットは凄まじい情報検索能力を発揮して、改めて驚異的な最終兵器ぶりを見せると同時に、自分が濫用したおかげで離れてしまい、ズタボロに破壊されたウフコックが再生されると謝って許しを請う。こうしてウフコックとの最強コンビが再結成されるのだが、バロットが教育されて行く様子が印象的だ。 後半は打って変わり、カジノでの心理戦がひたすら描かれる。私は知的ゲームに関心があるので、とても興味深く堪能する事が出来たのだが、公平に考えると作品の中での位置付けとして比重が置かれ過ぎて、さすがに冗長ではなかろうか。しかも次にも続く終わりだし、この巻だけでの評価としては満点とはいかないと思う。 | ||||
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マルドックシリーズも沖方丁そのものも未読であるが、エンタテイメントSFとして迫力満点の力作だと感じた。ただし目を背けたくなるような猟奇な描写が多く、とても万人向けとは思えない。 ヒロインである美少女「バロット」の設定からして凄い。殺害した女の遺灰で作った宝石をコレクションしている男の手に掛かり、焼き殺される寸前で奇跡的に救出。特別法の発動で超人的能力を持ったサイボーグとして生まれ変わる。救ってくれた医師、そして万能兵器であるネズミ型の生命体「ウフコック」とチームを組み、自分を殺そうとした巨悪と対決することになるのだが、彼女自身の能力も凄まじいが「ウフコック」と合体するととんでもない戦闘能力を発揮すると言うSF的設定が面白い。かつて「ウフコック」と組んでいた「ボイルド」との対決がラストだが、彼自身も同様なサイボーグで「ウフコック」と組んでいたが、濫用し過ぎて決別したのだ。これまでの人生で自分を弄んで来た男達への呪詛を晴らすかのように力を多用するバロットを見て、「ウフコック」と分離すると予測した「ボイルド」の読み通りとなり、力を失った彼女に向けられる巨大な銃弾、が、しかし、と言う次巻への繋ぎで終わる。あざといけど、最後まで読んだ人なら次を読まずにはいられないだろう。 殺害した人間の体の一部を自分の体にコレクションしている猟奇殺人集団をバロットが粛正していくシーンの迫力は素晴らしいが、彼らが悪魔に魂を売り渡した理由を半生から描写しているのに注目したい。本作では全てのキャラクターにそれまでの半生が設定されており、極悪人であっても理解不能な人格ではないのだ。やはり白眉はバロットの法廷での証言シーン。若くして体を売り物にして男を弄ぶ悪女が、彼女を拾って施してやった富豪を貶めようとしたのだと言う弁護側の意図で、彼女の家庭が崩壊し施設に収容された過去を証言させられるバロット。父親との近親相姦を目撃して激怒し、父を殺害した兄。なぜ父に抵抗しなかったのかと問われて「愛しているから」。父も兄も家族として愛している、家族が崩壊したのは自分が悪かったからだ、とその後の人生でも彼女の行動原理となる贖罪意識の告白は感動的で、そんな彼女を生まれ変わらせ人格そのものも育て直そうとする医師や「ウフコック」の行動も本作の魅力である。 恐らくこの物語の序章に過ぎない今巻でかえってこのシリーズに通底するテーマが見えて来たような気がする。それは人が人を愛することの素晴らしさである。例えどんなに汚れた悪女でも極悪人でも。猟奇的な内容に目を背けていては見えて来ないけれども、それが人の本性だ。 | ||||
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なんという物語だろう。大胆にして繊細、豪快にして細密。 哀しいかな、読み終えてしまった。読みかえす耐力はない、少なくとも今は。 | ||||
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面白かったです。 本のレビューはネタバレになる事が多いのでこれだけで・・・。 | ||||
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面白かったです。 本のレビューはネタバレになる事が多いのでこれだけで・・・。 | ||||
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面白かったです。 本のレビューはネタバレになる事が多いのでこれだけで・・・。 | ||||
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たのしかったです。とても、レビューを書かないと次の本を読めないのはめんどくさいです。 | ||||
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近くの書店にも離れた書店にもなく、 それでもどうしても読みたい小説でしたので、本当に助かりました。情報も新品と何らかわりませんでした。 内容も素晴らしいものでした。 ありがとうございます。 | ||||
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読みやすさ、ストーリの展開、ともにとても楽しめ、一気に読んでしまった。人間の心理をうまく表現し、書かれている部分が特に良かった。この続編のシリーズも読もうと思っています。 | ||||
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サイバーパンクSFと言われて読んでみたが、どうにもそう思えない。 一言で言い表すのには惜しい、野心的で緻密に計算しつくされた文学であった。 登場人物やバロットの感覚の描写が丁寧に書いてありるので、情景がイメージしやすかった。 | ||||
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SF小説ってどうしてもSFとしての設定に重きを置いてストーリーに無理があったり 人の内面を丁寧に描いていくといくことができてない作品が多かったように思います そんな理由から世の中ではSF小説って純文学よりもかなり下に見られているという そんな思いを取り払ってくれる作品です | ||||
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