■スポンサードリンク
ガニメデの優しい巨人
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ガニメデの優しい巨人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.42pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全110件 81~100 5/6ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分たちのしたことを償いかのような展開。 それでも非常に面白い内容だ。 巨人たちとの出会いと別れ。 シリーズをつなぐ作品に、中だるみがないことがすごい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今更ながらで、星を継ぐもの (創元SF文庫)ですっかりはまってしまった。 本作品のうれしいことは、実は「星を継ぐもの」で微妙に細部すっ飛ばして読んでしまった(あまりに衝撃的で面白く!)ことの、復習と言うかおさらいができること。そうそう、そうだった、っていう具合に。 やれやれ、話が見えてきたぞ、って。 それで更に、実は前作で自分が飛ばしたんではなく、作品として謎を置いていたところのかなりの部分が本作品で解かれることになる。 やれやれ、ほっとした。このほっとした感は、主人公ハントらにも見られる気分だったと思う。 なんというか、こういう異星人種交流は、今もっても想定されていなかったことだと思う。 このところ、恐ろしい巨人の出るアニメを読んだりしているだけに、本作の巨人のなんと優しく、またその優しさに理由のあることか。 30年も前の作品と思えない斬新な着想。ほんと、さ、次行こう次。で第三作目巨人たちの星 (創元SF文庫 (663-3))を手に取っています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今更ながらで、 星を継ぐもの (創元SF文庫) ですっかりはまってしまった。 本作品のうれしいことは、実は「星を継ぐもの」で微妙に細部すっ飛ばして読んでしまった(あまりに衝撃的で面白く!)ことの、復習と言うかおさらいができること。そうそう、そうだった、っていう具合に。 やれやれ、話が見えてきたぞ、って。 それで更に、実は前作で自分が飛ばしたんではなく、作品として謎を置いていたところのかなりの部分が本作品で解かれることになる。 やれやれ、ほっとした。このほっとした感は、主人公ハントらにも見られる気分だったと思う。 なんというか、こういう異星人種交流は、今もっても想定されていなかったことだと思う。 このところ、恐ろしい巨人の出るアニメを読んだりしているだけに、本作の巨人のなんと優しく、またその優しさに理由のあることか。 30年も前の作品と思えない斬新な着想。ほんと、さ、次行こう次。で第三作目 巨人たちの星 (創元SF文庫 (663-3)) を手に取っています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ホーガン追悼記念として、「星を継ぐもの」三部作と「内なる宇宙」を再読している。本書は「星を〜」で明らかになった地球・月・ミネルヴァ・ガニメデに関わりのある、ヒト・ルナリアン・ガニメアンの関係がより深く掘り下げられる。 前作、ガニメデでの宇宙船から骨として発見されたガニメアンがなんと本書では生きて登場し、それがタイトルともなっている。あまりにも都合良すぎるのではないかと訝しむ必要はまったくない。ガニメアンの登場はすんなりと受けいられる。愛すべき異星人との交流そして別れはガニメアン・ヒトの関係、その種の進化を物語る本書のテーマとも重なってくる。うまい、うますぎる!話は遺伝学的な要素が多く、DNAだの未知の酵素だの、自己免疫システムと脳の関係だの、ナノ的な話になって、理屈語りに陥りそうなところをダンチェッカー教授とハント博士がうまい具合に謎解きしてくれる。 また、ガニメアンたちが乗っていた宇宙船のAIコンピューター、「ゾラック」がいい!自分にも一台欲しくなること間違いない。 次作でもゾラックは確か大活躍するんだったなぁと思いつつ、読み終えた。 三部作の真ん中といえは、話のつなぎだけになってしまうことが多いが、本書「ガニメデの優しい巨人」は、その存在感を遺憾なく発揮する名著だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ホーガン追悼記念として、「星を継ぐもの」三部作と「内なる宇宙」を再読している。本書は「星を〜」で明らかになった地球・月・ミネルヴァ・ガニメデに関わりのある、ヒト・ルナリアン・ガニメアンの関係がより深く掘り下げられる。 前作、ガニメデでの宇宙船から骨として発見されたガニメアンがなんと本書では生きて登場し、それがタイトルともなっている。あまりにも都合良すぎるのではないかと訝しむ必要はまったくない。ガニメアンの登場はすんなりと受けいられる。愛すべき異星人との交流そして別れはガニメアン・ヒトの関係、その種の進化を物語る本書のテーマとも重なってくる。うまい、うますぎる!話は遺伝学的な要素が多く、DNAだの未知の酵素だの、自己免疫システムと脳の関係だの、ナノ的な話になって、理屈語りに陥りそうなところをダンチェッカー教授とハント博士がうまい具合に謎解きしてくれる。 また、ガニメアンたちが乗っていた宇宙船のAIコンピューター、「ゾラック」がいい!自分にも一台欲しくなること間違いない。 次作でもゾラックは確か大活躍するんだったなぁと思いつつ、読み終えた。 三部作の真ん中といえは、話のつなぎだけになってしまうことが多いが、本書「ガニメデの優しい巨人」は、その存在感を遺憾なく発揮する名著だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「星を継ぐもの」に夢中になったので、第2弾「ガニメデの優しい巨人」を読みました。一気読みです。星を継ぐもの(前作)で体験したドキドキ感はありませんが、前作の内容を知る人が読むと、前作でちりばめられた伏線が次々と結ばれていきモヤが晴れる感覚になります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「星を継ぐもの」に夢中になったので、第2弾「ガニメデの優しい巨人」を読みました。 一気読みです。 星を継ぐもの(前作)で体験したドキドキ感はありませんが、前作の内容を知る人が 読むと、前作でちりばめられた伏線が次々と結ばれていきモヤが晴れる感覚になります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『星を継ぐもの』の興奮のまま2作目を読み始めましたが、今度はファーストコンタクトもの。童話的なタイトルにある『優しい』が、進化の過程での生物学的必然性に基づく形質であるのがゾクゾクするほど面白かったです。今回は異文化との幸せな巡りあいものとしても面白かったのですが、ダンチェッカー教授の解き明かす進化論的な読み解きが非常に知的興奮を煽りました。 この必然性でガチガチに固められた緻密さは、やはり推理小説に通じると思います。良質のミステリを読んだときのような興奮と、知的興奮に煽られて、科学って素晴らしい!との思いを新たにする一作でした。しかし取って付けたような適当なロマンスは要らなかったと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『星を継ぐもの』の興奮のまま2作目を読み始めましたが、今度はファーストコンタクトもの。童話的なタイトルにある『優しい』が、進化の過程での生物学的必然性に基づく形質であるのがゾクゾクするほど面白かったです。今回は異文化との幸せな巡りあいものとしても面白かったのですが、ダンチェッカー教授の解き明かす進化論的な読み解きが非常に知的興奮を煽りました。 この必然性でガチガチに固められた緻密さは、やはり推理小説に通じると思います。良質のミステリを読んだときのような興奮と、知的興奮に煽られて、科学って素晴らしい!との思いを新たにする一作でした。しかし取って付けたような適当なロマンスは要らなかったと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「星を継ぐもの」の続編で、三部作の二作目に当たる。このシリーズは高校生の頃読んで感銘し自分の中ではSFのone of the bestの位置付けに当たる作品であるが、今回は原書を購入して読んでみた。 第一作では人類が地球ではなくミネルバで進化して、そして再び地球に戻ってきたという壮大なストーリーが繰り広げられるが、本書では25万年前の遭難した宇宙船しか見つからなかったガニメデ人とのファーストコンタクトが遂に実現し、前作では未解決となっていた謎に対する答えも示される。 第一作ほどの感動的な展開はないものの、人類誕生に至る新たな衝撃的な事実が明らかになり、SFの醍醐味を堪能できる作品だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「星を継ぐもの」の続編で、三部作の二作目に当たる。このシリーズは高校生の頃読んで感銘し自分の中ではSFのone of the bestの位置付けに当たる作品であるが、今回は原書を購入して読んでみた。 第一作では人類が地球ではなくミネルバで進化して、そして再び地球に戻ってきたという壮大なストーリーが繰り広げられるが、本書では25万年前の遭難した宇宙船しか見つからなかったガニメデ人とのファーストコンタクトが遂に実現し、前作では未解決となっていた謎に対する答えも示される。 第一作ほどの感動的な展開はないものの、人類誕生に至る新たな衝撃的な事実が明らかになり、SFの醍醐味を堪能できる作品だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「巨人の星」のシリーズ第2弾です。前回明らかにされた、小惑星、冥王星、月、そして人類の起源に続いて、今回は異星人との遭遇がメインの内容となります。 どうしても荒唐無稽になりがちなこのテーマに、著者はバーチャル・リアリティをはじめとしたITの知識を駆使して、ハードSFファンの期待にも答え得るよう仕立てています。 宇宙戦争ものとは一味違う「優しい巨人」たちとの遭遇から、最後は別離という結末を設定して、完結編である次作「巨人たちの星」につないでいきます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「巨人の星」のシリーズ第2弾です。前回明らかにされた、小惑星、冥王星、月、そして人類の起源に続いて、今回は異星人との遭遇がメインの内容となります。 どうしても荒唐無稽になりがちなこのテーマに、著者はバーチャル・リアリティをはじめとしたITの知識を駆使して、ハードSFファンの期待にも答え得るよう仕立てています。 宇宙戦争ものとは一味違う「優しい巨人」たちとの遭遇から、最後は別離という結末を設定して、完結編である次作「巨人たちの星」につないでいきます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
水準以上に楽しむことは出来たのですが、前作と比べると、面白さはトーンダウンしています。 今回も科学の力で謎に立ち向かう科学者たちという基本的な描き方は変わらないのですし、人によっては今回登場するガニメニアンとの交流シーンを面白く読む人もいるでしょう。 しかし、今回、人間がたどり着く結論は、既にガニメニアンは知っているというという点が 謎解きのスリリングな展開を台無しにしています。 読者には人間の出した結論の正しさは、 前作・・・議論を尽くし、賛否の両論にされされても残った理論の堅牢さから正しいと納得させる 本作・・・答えを知っているガニメニアンが裏付けるコメントをしたから正しい といった形で提示されます。本来科学は、誰も正しい答えを知らない中、議論と検証を重ね最も確からしいことを見つけるというアプローチを取りますから、本作のような、議論を尽くす前に先生に答えを聞くような落ちのつけ方は、がっかりでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
水準以上に楽しむことは出来たのですが、前作と比べると、面白さはトーンダウンしています。 今回も科学の力で謎に立ち向かう科学者たちという基本的な描き方は変わらないのですし、人によっては今回登場するガニメニアンとの交流シーンを面白く読む人もいるでしょう。 しかし、今回、人間がたどり着く結論は、既にガニメニアンは知っているというという点が 謎解きのスリリングな展開を台無しにしています。 読者には人間の出した結論の正しさは、 前作・・・議論を尽くし、賛否の両論にされされても残った理論の堅牢さから正しいと納得させる 本作・・・答えを知っているガニメニアンが裏付けるコメントをしたから正しい といった形で提示されます。本来科学は、誰も正しい答えを知らない中、議論と検証を重ね最も確からしいことを見つけるというアプローチを取りますから、本作のような、議論を尽くす前に先生に答えを聞くような落ちのつけ方は、がっかりでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
傑作『星を継ぐもの』の続編 前作ほどではないが面白かった。 前作はいわゆるSFミステリ的な内容だったが、今回はミステリ的な部分よりも 地球人とガニメアンの交流に重点を置かれている。 とはいえガニメアンと地球人の関係は実は…っていうところの謎が解決するあたりのスケールの でかさに驚きそして感服せざるを得ない なんていうかホーガンのアナーキストな部分と徹底した反戦主義が炸裂した作品となっている。 ガニメアンの人格はまさにホーガンの理想とするところにあるのだろう。 「地球人は気性が激しく、戦争ばかりしている人種だ。しかしだからこそ互いが競争しあい、さらに危険を顧みず突っ切っていく。だからこそ、目覚ましい進歩を遂げすばらしい文明を作り上げた」 と話の途中でガニメアンが地球人を分析する。 我々地球人はせっかくすばらしい文明を築いたのだから、その文明を作り上げた技術力を戦争以外の分野に生かすべきだろう。 それが宇宙開発に使われればSFファンとしてはこの上ない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
傑作「星を継ぐもの」の続編で、三部作の二作目に当たる。前作に劣らない傑作。木星の衛星ガニメデに向かう宇宙探査船。そこにガニメデ側からの小型船が接着する。現れたのは、相対性理論によって2千5百万年前の昔から出現したガニメデ人達。 いわゆる宇宙人コンタクトものなのだが、"罪の子"である人間に対して慈愛の心で接するガニメデ人達の優しさに胸を打たれる。まさに、題名通りである。そして前作に引き続き、くだんの生物学者が大活躍し、地球人の起源の謎に遺伝子操作を織り込みながらより深く迫って行く。 本書が書かれた時点で衛星ガニメデ(現在でも生命の可能性が期待されている)に着目した作者の慧眼には感心するし、そのガニメデ人に優しさの原点を見る作者の善意は好ましい。壮大なSF的ロマンの中に心の交流を描き、更には本格の風味も味わえるという豪華な傑作。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
傑作「星を継ぐもの」の続編で、三部作の二作目に当たる。前作に劣らない傑作。木星の衛星ガニメデに向かう宇宙探査船。そこにガニメデ側からの小型船が接着する。現れたのは、相対性理論によって2千5百万年前の昔から出現したガニメデ人達。 いわゆる宇宙人コンタクトものなのだが、"罪の子"である人間に対して慈愛の心で接するガニメデ人達の優しさに胸を打たれる。まさに、題名通りである。そして前作に引き続き、くだんの生物学者が大活躍し、地球人の起源の謎に遺伝子操作を織り込みながらより深く迫って行く。 本書が書かれた時点で衛星ガニメデ(現在でも生命の可能性が期待されている)に着目した作者の慧眼には感心するし、そのガニメデ人に優しさの原点を見る作者の善意は好ましい。壮大なSF的ロマンの中に心の交流を描き、更には本格の風味も味わえるという豪華な傑作。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「星を継ぐもの」の続編。前作に比べるとさすがにインパクトは薄いが、それでも必読の続編と言える。前作ミネルヴァで生まれた人間そっくりのルナリアンの説明は説き明かされたが、ガニメアンについては明らかに説明なしで終わっていた。 本作は、ガニメアンの全てが語られる。 しかも、前作は発掘調査が主だったのでやや臨場感に欠ける趣があったが、本作は、なんと、間違ったタイムスリップから帰還した、生きているガニメアンを登場させることで、セリフの多い、ライブ感のある作品となった。 さらに、ガニメアンが決して語ろうとしない、地球人の出生の秘密はとても面白い。 そして、現代に戻った古代のガニメアンたちは、真の現代に生きる先進したガニメアンに出会いに旅たつ。。。自然に第三部につながる展開がまっている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「星を継ぐもの」の続編。前作に比べるとさすがにインパクトは薄いが、それでも必読の続編と言える。前作ミネルヴァで生まれた人間そっくりのルナリアンの説明は説き明かされたが、ガニメアンについては明らかに説明なしで終わっていた。 本作は、ガニメアンの全てが語られる。 しかも、前作は発掘調査が主だったのでやや臨場感に欠ける趣があったが、本作は、なんと、間違ったタイムスリップから帰還した、生きているガニメアンを登場させることで、セリフの多い、ライブ感のある作品となった。 さらに、ガニメアンが決して語ろうとしない、地球人の出生の秘密はとても面白い。 そして、現代に戻った古代のガニメアンたちは、真の現代に生きる先進したガニメアンに出会いに旅たつ。。。自然に第三部につながる展開がまっている。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!