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ガニメデの優しい巨人
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ガニメデの優しい巨人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全110件 1~20 1/6ページ
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前作で異星人の存在が明らかになり、今作では異星人と接触し、人類の起源が明らかになります。 異星人・宇宙人との接触は多くのSF作品では悲観的になりがちですが、本作はタイトルにもある通り非常に平和的に進みます。そんな中、異星人の不可解な言動と学術的な疑問が絡み合い、物語を面白くしています。 1978年の小説ですが、最近読んだ本などとも非常に関わりが多く、知的に本当に面白いです。知的生物の進化が進むと温厚になっていくのは自己家畜化の話であり、『三体 II』の人類の女性化の話でもあります。 素粒子と重力に関する(空想)理論も、ありそうと思わせるラインを攻めてきており、とても良いです。 最後にはお馴染みの学術的な謎が解決され、納得感と知的興奮で良い読後感を味わうことができます! | ||||
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年代を問わず楽閉めると思います。 シリーズまとめて買うのがおすすめ! | ||||
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前作「星を継ぐもの」を上回る、いわゆるSF的展開が楽しめた。とかく異形で残忍に描かれがちな異星人が、「争うことを知らなず優しい」なんて、これこそ素敵なSFじゃあないか!笑 | ||||
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私は普段全く小説を読まないし科学的知識もほぼ皆無だ。何となく「おすすめのSF小説」で検索し、前作『星を継ぐもの』を挙げる人をよく目にしたので、試しに買ってみただけだった。しかも今から50年近く前に書かれたという事もあり、読む前はあまり期待はしていなかった。 しかしページをめくっていくと、本作冒頭で出る突拍子もない謎に対し主人公らが仲違いしつつも現代的な科学的知識でじっくりと迫っていく様子に次第にのめり込んでいった。そしてついには最後のページに明かされるある事実に思わず感動してしまったのだ。 続編である本作『ガニメデの優しい巨人』も同様の作風を期待して手に取ってみたが、前作がSFだとすると今作はまるで神話のような内容で、私は大分肩透かしを食らってしまった。 | ||||
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星を継ぐものを読んで直ぐに購入しました。特別、SF好きでもなかったのですが、この作者のこの3部作は読み応えがあり、ファンになりました。 | ||||
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面白かった が 1作目を期待してしまうと肩透かしを食らってしまうかもしれない | ||||
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初めて読みましたが、名作と言われる所以が分かりました。ラストの方では、感動のあまりにガン泣きしてしまいました。読み終えたに「ガニメデの優しい巨人」というタイトルを見てさらに感動。 | ||||
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壮大な太陽系と宇宙と時間移動の中で繰り広げられる生命体の物語だと思いました。 | ||||
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星を継ぐものの続編。 とてもスムーズに話が繋がっていて、興奮が止まらない小説です。 私の中では、No1です。3部作を紙で2セット、プラス、電子書籍で購入。何度読んだか分からない。 お勧めです。 | ||||
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前作ではハントとダンチェッカー、変人二人のやりとりが長々と書かれて話の展開が遅くイライラしましたが、本作はそれよりは進むので楽に読めました。やはりラストがバタバタと急ぎ足でそのあたりがこの作者の特徴なのでしょうか? とはいえ続きが気になり「巨人たちの星」も注文しました。地球に異星人がやってくるというジャンルではマイクル・フリンの「異星人の郷」が良かったです。 | ||||
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どんどん謎が解かれていく。 もちろんSFだというのはわかっているが、いつかこういうに日が来るのではないかと想像し楽しくなる。 | ||||
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小難しいところはありますが、特に終盤は惹き込まれて面白かったです。 | ||||
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ガニメアンの気質と生物としての特徴を星の成り立ちから説き起こす下りは、よくこんな世界を考え着くなと感心しっぱなしでした。ダンチェッカーの最後の謎解きもページを繰る手が止まりませんでした。前作と同じくプロローグは最初はなんだかわかりませんでしたが、気にせず読み進んでよかったです。「星を継ぐもの」よりレビュー数少ないですが、「星を継ぐもの」を読んだのに「ガニメデの優しい巨人」を読んでないとしたら、もったいなさすぎます。 | ||||
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単なる創作物ではない、綿密に描かれ、精細でまるで精密機械の様な小説です。 地球以外の惑星で、生物がどのように進化して文明を築いてゆけるか、重力の理論など本当によくできています。 プロジェクトブルーブックをご存知の方、お好きな方に是非お薦めしたい本です。 そしてこのシリーズは、通して読んでください。動植物学者、物理学者などの設問を通して、読者へ語りかける疑問や閃きなど、自分も一緒に彼らと解明しているかのような、途中で専門用語を検索したり、兎に角、現実的な内容に圧倒されます。絶対にお勧めです! | ||||
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三体も読んだけど、これは名作だ。人間とガニメアンとの交流。ガニメアンは、争うという概念を持たない。疑いや騙すということもない。人間のことが理解できない。ガニメアンという聖者のような存在があることを通して人間のことが見えてくる。すごい。ただの精緻なSFじゃない。 最期のダンチェッカーの推理がすごくかっこいい。 現実逃避によんだSFにここまではまるとは。 「宇宙人がいたらわたしたちはどうなるか」っていうのは昔からあるテーマだよね。小さい頃にもそんな本をたくさん読んだ。そのわくわくが大人の今でも楽しめる本。ただ「どうなるか」だけじゃなくて、いまの「人間」という存在を客観的な目で見るきっかけを与えてくれる。わたしたちって、このままでいいのかなと。ちょっと時代が違うけど現代にも充分通じる話。 読みやすい。そして面白い!民衆の情報源がテレビを主体とした映像というのが時代を感じさせるけれど、それでもやっぱり想像力を大宇宙に解き放ってくれるような名作だと思った。 | ||||
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テーマがテーマなので古臭さはあまり感じません。続編も読みたくなりました。 | ||||
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一作目で残された謎に関して見事に説明し、納得させる作品となっている。 なぜ地球人はここまで発展したのか、なぜ攻撃性が高く競争心が高いのか。前作から続く素晴らしさである、華麗な現実とフィクションの織り合わせで見事に解明していく。 また何と言っても見どころは、宇宙人であるガメニアンとの邂逅だ。ただ、ガニメアンは次元の違う高位存在や、戦う侵略者としてではなく、あくまでも生物として描写されている点が、他の作品にはない描き方で面白い。 科学的に解明する、という一見派手ではないイベントも、ホーガンの手にかかれば非常にドキドキするものになり、先の展開が気になるようになるのがすごい。 | ||||
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オススメです | ||||
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個人的には前作「星を継ぐもの」よりも本作の方が好きかもしれません。 対立や争いの概念のないガニメアンのコンピュータであるゾラックは言う「地球人は心に欠陥があるのです。非常に重症です」と。 暴力とは一切無縁で、戦争という言葉を持っていないどころか、その概念をつゆほども理解していないガニメアンたちの考え方からすれば、我々地球人の恐怖や大げさな警戒態勢が、愚かしくも滑稽に見えてしまうだろう。 ガニメアンには面子というものがなく、自分の誤りが明らかであればそれをあっさり認める。自分が正しかったことがわかっても、自己満足を味わうこともない。自分より優れた者がいれば遠慮なく助力を求める。威張らず驕らず他人を貶めない。自らを卑下せず、謙遜せず、他人に媚びない。 ガニメアン社会の構成員はみな社会に貢献したいとの欲求を持っている。この欲求の満足ことが真に生きがいである。他から必要とされているとの自覚。自分が誰からも必要とされていないと感じたら生きていけない。 一方、人類は、他の生物と比べ極めて好戦的であり、強靭な意志の力を持っていることから、人類が地球の支配者の地位にたどり着いたともいえる。 人類の歴史を振り返ると、まさに戦争の歴史といえるのではないか。 すべての生物の頂点となった人類の今後を考えるうえで、果たしてこんな好戦的なままでいいのか。 もちろん良いわけがなく、このまますすめばルナリアンのような自滅の道を進むことになる。 このあたりでガニメアンの考え方について考えてみないか。 本作のテーマはここにあると思います。 前作で残された謎が明かされる快感とあわせ、なかなか示唆に富んだ本書、前作と合わせてお勧めのSF小説です。 | ||||
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かつて2500万年前に存在した高度文明の調査のため、木星の衛星ガニメデでは、科学者の集団が組織され派遣されていた。文明の種族である「ガニメアン」が使用したと思われる宇宙船の残骸が、発見されていたからである。そして科学者集団の中には、一連の件で研究を主導し成果を出していたヴィクター・ハント博士と、ダンチェッカー教授の姿もあった。ある時、調査を進める一行の前に、なんと2500万年前のガニメアンが時空を越えて姿を現す。 ガニメアンとの交流を深めながら、彼らの科学技術に驚愕するハント博士。中でも音声認識であらゆることをこなすコンピューター「ゾラック」は、今後のAI技術を嫌でも連想させる代物だ。昔のSF作品に使われたネタが、刊行後40年を経て実用化されつつあることはとても興味深い。また、前作では微妙な対立関係にあったハントとダンチェッカーが、いい感じのコンビとなって様々な謎の解明に向かう姿も読みどころだ。 冒頭で始まる、ガニメアンの宇宙船に残された生物に関するダンチェッカーの講義は、最後に判明する諸々の「真相」を解明するための問題提起となっている。前作『星を継ぐもの』の続編にして、シリーズ第2作。過去からの来訪者という設定、次作へ強制的に続く終わり方は、それぞれ『猿の惑星』『スター・ウォーズ』シリーズを彷彿とさせる。前作と比べ物語はやや平和的であるが、これで続編を読まずにはいられなくなった。 | ||||
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