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ガニメデの優しい巨人
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ガニメデの優しい巨人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全110件 41~60 3/6ページ
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時間旅行こその神の領域の技なのね、と思わせられる。時間の早回しが出来れば、自分達が生き延びるための結果を早速に手に入れることができる。などと夢想を凝らしながら読めてしまいます。残虐なシーンはないですし、この知識は現実的でリアリティあるし、続編読まずにおられないです。だいたい、こんな長年にわたるシリーズが一作目から完結目指して構築されているなんて、それこそ時間旅行のような技ではありませんか。メチャ感動します。あとがきの解説者の解説は、震える心を抑えるようにクールに思えます。 | ||||
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1作目が面白かったので、期待していていたが、続編としては面白いレベル。 | ||||
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好きな作品でシリーズで購入しています。思ったときに購入できるのがいいです。 | ||||
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最初の作品で残された謎が気になって買ってしまいました。前作があまりに独創的だっただけに、どうしても続編のジレンマが気にはなるというか、答え合わせ的な部分とために置かれた謎という感じもしますが、実は最大の謎はお預けになっています。古代文明が生きた形で出てきて話が成立するのか?と思ったら、面白い形でそちらも答えを知らないという舞台設定に感心しました。SFにおける科学ミステリーとしては物足りないのですが、人類の未来像を冷戦まっただ中にこう夢想した事、未来技術(特にネットワークAIの先見性)など、比較対象が前作でなければ全く不満もないでしょう。 | ||||
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1作目ほどではない 何となく先が読めてしまうからか。 3作目読もうか迷ってます | ||||
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SF小説三部作の2作目。 「星を継ぐもの」で謎のままだった「ガニメデの優しい巨人」が遂に登場します。 1作目とは物語の進み方が変化しており、謎を解決するという目的は一緒であるものの、 作者が考える「別の知的生命体」に関する構想が色濃く反映されています。 自分は「星を継ぐもの」を読んでから1週間程度経ったのちに読みました。 それでも1作目と2作目の違いに少しガッカリした感じ方をしていまったので、時間を置いてから読みたいと思いました。 | ||||
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『星を継ぐ者』での、謎が次々と解明されていく知的興奮のようなものが、なかなか味わえず 今作の”面白さ”が出てくるまでにだいぶページを要した気がします。 んでも、なんだかわからないけど、”お別れ”のシーンでは、悲しみに包まれてしまいましただよ。 さらなる続編もあると知って読んでたわけですが、続きは時間出来たらでいいかなぁと途中思ったものの 最後のシーンでだいぶ揺るぎました。2500万年分進化してるガニメアンの科学力!! さらに解説を読んだらもう・・・。さていつオーダーしようかな。 ところで、”解説書”と書かれてるレビューもありましたが、確かに本作はソコに分量をかけすぎ。 あと、ちょっと読んで気になったのは、相対性理論が基礎でも何にもならない物理理論があるとして、 そこまで行くには、相対性理論まで一旦導いて、それを打ち消すような事をしないと駄目なんだろうか? 回り道しないで、一気に真理論に到達出来ないのかな・・・と。 というか、2つの異なる知的文明が、「相対論まで同じ道を辿ることってあるかな?」と。 | ||||
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「星を継ぐもの」は素晴らしかった。 人間ドラマはなくとも、連鎖的に現れる謎を、科学的データと論理的思考を駆使し解決していき、最終的には壮大かつ感動的な結論にたどり着くめくるめく展開が、SF小説が苦手な自分にも心地よい読後感を抱かせてくれた。 対してその続編である今作は、基本的に、人間側が前作で謎として残っていた事柄を質問し、ガニメアン側がそれに答えるという形がとられているので、前作のような謎解きのわくわく感はない。 一番の見せ場である、異星人とのファーストコンタクトの場面は冒頭に置かれていて、後はふたつの種族の和やかな交流描写と、地球とガニメデの歴史や、ガニメアンのテクノロジーなどが説明されるだけなので、盛り上がりもほとんどない。 (細かいが、唐突に現れるハントの女たらしキャラも違和感がある) これだけの世界観を緻密に創り上げる、著者の想像力と知識には兜を脱ぐ。 恐らく彼の考える人間の理想形である、争いを知らない異星人と、人類の平和的な接触を描きたかったのだとは思う。 しかし、物語というものを、葛藤や愛憎などの人間ドラマや、起伏のあるストーリーがあるものだと勝手に仮定すると、前作にはあった後者でさえ今作にはなく、物語にすらなっていない気がする。 前作で残された謎が気になって仕方がない、という人のみを対象に書かれた解説書のようで、率直に面白くなかった。 「星を継ぐもの」は、奇跡の一冊だったのだろうか。 | ||||
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星に継ぐ者第二弾、タイトルからどんな展開なのかと思っていました。とても興味深く楽しめました。時間が過ぎるのを忘れ、夢中にさせてくれるホーガンの作品大好きです。 | ||||
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じぶんちの星が寒いからって、「太陽をもっと暖かくすればよくね?」 「いいね!」とほいほい実行に移そうとするガニメデの巨人さんたちマジ外道! 近所迷惑のスケールでけえな! と冗談はさておき、前作で提示された途方もない答えをさらに追求していくシリーズ2作目。2500万年の時を超えてひょっこり現れるガニメアンさんたちのおかげでリアリティはぐっと低くなってしまったものの、相変わらず知的好奇心をビシビシ刺激するおもしろさ。ガニメアンと地球人たちの交流がほのぼのしてて好き。Godspeed,Ganymeans! | ||||
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本作を第二作とする全四部作全てが毎年版を重ねており、少なくとも日本での人気は抜群である。 原題はThe Gentle Giants of Ganymedeだから直訳になっているものの、韻を踏んでいて大ガニメデ人、偉大なるジェントルマンとしてもいいかもしれない。人類の攻撃性は第一作から繰り返し問題にされていて、逆にガニメデ人にはその攻撃性が極端にないものと設定されジェントリーにあるということが如何にあり得るかが追究されている。 ところで、これがファーストコンタクトを扱っているのかと云えば、その答えは微妙で厳密には保留にせねばならない。セカンドかも知れないしサードかも知れない。地球人とこの木星人との関係は、いまだに謎である。ああでもないこうでもない、ああでもありこうでもある、という議論はハントとダンチェッカーを中心に続いている。それでも、少なくとも現世の人類にとってファーストであって、未知との遭遇が近い将来に起こるとしたら間違いなくきっとこうなるだろうという描写にはなっている。 シッチン、デニケン、ハンコックが言及してきたような巨人伝説、神話、宗教の経験、巨大遺跡、遺物の数々は、地球発か地球外からかということで云えば、ホーガンのこの物語を一つの説とするなら、それはひとまず地球外、太陽系内からのものだったということにもなろうものの、他方では太陽系外への旅は既に本作で始まっている。太陽が有限な時間でいずれ燃え尽き崩壊する以上、地球人も地球に永久に留まるなどいうことは(母なる地球を時空を超えて保存できるというのでもない限り)絶対にできない。ホーガンは現段階では十分遠いものの確実に有限な過去と未来に同時に眼を向けている。 地球人は木星人と出遭い、木星人はさらに過去の母星への帰還の途に着いた。しかし、過去の地球人に起こったらしい事件、およびおそらく地球人の由来そのものは、まだ謎のままである。これは興味本位ではなく憑かれるような根本的な疑問である。 | ||||
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古本だし、綺麗とか汚いとかは個人の主観が入っているので何とも言えないけれど、 カバーの折り目が擦れてました。 たくさんの人の手を渡って来た物の気がする。 それを想像するのも楽しいかもしれないけれど。 | ||||
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”星を継ぐ者”が読み応えがありその続きを読みたくて買いました。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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なるほど、なるほどと一つずつ解明されていく第二部。 知能の発展には暴力装置の開放もやむを得ない事だった。 人類の原罪はガメニアンの原罪でもあった。 ではガメニアンはどうして知能を持てたのか?続きを読まざるを得ない! | ||||
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ホーガン氏の優しい文章が良い。きついアクションではなく、SFの王道。宇宙を身近に感じる | ||||
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まず、前作「星を継ぐもの」を未読の方は、絶対に前作を先に読むことをおすすめします。 前作の完全なるネタバレを含んでいますので。 前作は素晴らしいので、ぜひそれを十分に味わっていただきたい。 さて本作。前作の続きであり、共通した人物が出てくるのですが、かなり趣は異なっているように感じました。 前作では「1つの大きな謎を科学的に探究する」というシンプルな筋立てで、その謎こそフィクションならではの突飛なものでしたが、謎解きのアプローチのしかたやその面白さは、現実の生物学的・歴史学的研究(例えばピラミッドを解明するような)と同質と思えるようなもので、(専門分野はわからないながら)かなりリアリティを感じました。 また、真相と思える結論に辿り着いてさえ、それは「妥当な推論」にすぎず、真実にじかに触れることはできない…謎は謎のまま、手の届かない歴史の中にある…そのことがロマンと深い余韻を残すラストでした。 本作も、あることに対する科学的な謎解きがストーリーのベースにあることは同じですが、それは前作のような「センセーショナルな、大いなる謎」というよりはもっと細かい部分の謎です。また、次々に起こる出来事に埋没し、謎が謎としてあまり意識されません。 驚くべきことに、未知の異星人だったガニメアンが、本作では早々に目の前に現れます。しかも、簡単に言葉が通じてしまうし、ガニメアンはほとんどのことについてあけっぴろげで秘密主義でないし、さらに超高性能コンピュータで彼らの文明に関する情報が簡単に手に入ってしまうし、という状況に至ります。 疑問が湧いたそばから、すぐに「本人」から解答が得られる、コンピュータに訊ねるだけで詳細な情報が得られる、そこには特別駆け引きもいらない…というわけで、ほとんどの謎は謎でなくなってしまうのです。 それでもなお明かされない謎が残り、それがミステリなのですが…しかし、やはりサスペンス性は低いです。正直なところ、その「謎」の解答も大まかには予想がついてしまいました。 また、異星人と地球人の交流がどんな展開を見せるんだろう、とドキドキしますが、拍子抜けします。 意志疎通の問題、外形に対する生理的嫌悪感や違和感、恐怖や不信、接触による病気の感染などなど、予想された困難はほぼ現れません。 本書の主眼はそこにないのかもしれませんが、あまりにのどかなやりとりはリアリティがなく、童話的と言いたいほどです。 その穏やかで優しい描写が安心して楽しめる要因になっているのですが…でも、前作に比べるともの足りないです。 あと、地球人の登場人物は多いのですが、その場その場で新しい人物が出てくる感じで、全体を通して継続的に関わってくる人物があまりいない…そこが、人間ドラマとしてもちょっとさみしいです。 全体的に、前作で完結していたほうが完成度は高かったのでは、とは思いますが、読んで損したということもありません。 せっかくだからシリーズ全部読んでみようと思います。 | ||||
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「星を・・」の終わり方は明らかに本編へジャンプアップさせるための助走本です。 こちらは木星の惑星から、地球の惑星・・月・・へ、話がミステリーのように紡がれるストーリー。 | ||||
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星を継ぐもの、の詳細を忘れかかってるが、本作を手に取った。 読んでよかった。 ガニメアンは元々諍いとか相手を傷つけるとかの戦闘的思考がない、知的好奇心が強く、 科学技術への飽くなき探究心がある。 作者はガメニアンを通して理想の人類を呈示したのではないかと感じた。 そのガメニアンが、地球から持ち帰った類人猿を遺伝子操作して作り出したルナリアンは、戦闘的でついには住んでる星を滅ぼしてしまう。 そして、そのルナリアンから進化した人類。ガメニアンはルナリアンを生み出しただけに人類に対して身構えるが、 予想以上に人類が進化しているので、安堵する。そこに作者作者の、人類への愛そして未来への希望を感じる。 | ||||
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作者の品の良さが漂います。 「異星人=悪」のお話は枚挙にいとまは有りませんが、 ガニメデの人達はそんなことは有りません。 優しい地球人と、とても優しい大きなガニメデ人の交流は 心が温まります。読んでいて安心できるんですね。 「宇宙人の侵略で艱難辛苦に直面した地球人達の活躍」 を描いた多くの作品に飽きた人は、是非とも手に取って欲しいですね。 | ||||
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