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ブラックボックス



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ブラックボックスの評価: 8.67/10点 レビュー 3件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.67pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ボッシュの原点に戻る旅

ハリー・ボッシュシリーズとしては「転落の街」に続く、2012年の作品。ボッシュが原点に戻って「怒り」を燃やす、アメリカらしい警察小説の王道を行く作品である。
1992年のロス暴動時に射殺体で発見されたデンマーク人女性記者の事件は、ボッシュが担当したものの暴動の騒ぎにまぎれて満足な捜査が行えず、未解決のままになっていた。2012年、新たな事実が発見されたことから、未解決事件班のボッシュに再捜査の役割りが回ってきた。この事件をトラウマとして抱えてきたボッシュは精力的に捜査を進めるのだが、新任の上司の思惑によって捜査にブレーキをかけられる。それにもめげず、いつも通りボッシュは信じる道を突っ走って行き、やがてロス暴動の前年、湾岸戦争時にクウェートであった出来事が関係していることを発見する・・・。
前作はミステリーに徹して面白かったのだが、本作は未解決事件捜査と並行してボッシュ自身の心情の変化にも重点が置かれているため、スリルとサスペンスの点では、やや前作より劣っている。クライマックスの展開もややご都合主義だし。それでも「正義を求めるボッシュの怒り」が強力なエンジンとなり、物語はスリリングに展開して行く。
シリーズ読者には必読。アウトロー刑事の活躍が好きな警察ミステリーファンにもオススメだ。

iisan
927253Y1
No.1:
(8pt)

ボッシュも年をとったなぁ~っと。

何だか丸くなっちゃいました?
いつもの?ボッシュと比べたら、家庭内の話が多くて(それも同じような会話とやりとり)
もっとハラハラドキドキさせて欲しかった!

このボッシュの変化は作者が意図して設定したものか、或いはただのマンネリ?なのか。
次の小説で見極めたいと思います。
「転落の街」が良かった分、ちょっとガッカリだわ~。

ももか
3UKDKR1P

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