Gマン 宿命の銃弾
- FBI (155)
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ハンターのアクション・ノベルを読むのは20年ぶりだろうか。 タイトルは忘れたが、「水責めの拷問」が読ませどころのものあたりで。 ハンターから離れた。 今回ボブが71歳とあるが、偶然、私も同じ歳になり、 翻訳仕事から引退して、本作を手にとってみた。 下巻82頁(36節)に、捜査官サムが(ボブの祖父)チャールズの 心の底にある「秘密の場所」について言及する。「きみは潜在意識のどこかで」「神に殺されることを望んでいる」。それは「死の願望」であると。 それを受ける形で、268頁(55節)で、チャールズは「男と寝る夢を見る」とサムに打ち明ける。 死の願望、そこからホモセクシュアルへと繋げるのは、いうまでもなく、フロイト思想に由来する。ハンター作品のなかで、こういう場面に出会うような予感がないでもなかった。 私はこの小説の大詰めになって、とってつけたような転結だろうとは思わない。 アクション・ヒーローに、こんな告白をさせる小説、それに鼻白むひともいるだろう、 巻末解説者の古山裕樹氏もこの点には触れていない。 私はむしろ、最後の最後になって、ホモセクシュアルな欲望に苦悶する主人公を 描くハンターに感銘を受ける。むしろ読後の印象に蔭をあたえる。 男が男に惹かれる雄々しさというべきなのか。 私たちはそういう翳りも奥行きもある生き方を失っただけではないのか。 小説の結語も味わい深い。 「紙の燃えがらが浮きあがって、渦巻く炎のなかに舞い、風に吹かれて飛んでいく」 | ||||
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ボブ・リー・スワガーの祖父、チャールズ・F・スワガーの物語。 上下巻を通し、実在の銀行強盗ジョン・デリンジャーやベビーフェイス・ネルソンとFBI の前身、司法省捜査局に雇われたチャールズの熾烈な追跡劇が描かれる1934年の章と、 祖父の謎を追うボブの現在の章とが交互に描かれ、どちらも息詰まるマンハントが描かれます。 息詰まる熾烈なマンハントは上巻から下巻へと右肩上がりにスリルの度合を強め、終盤の追跡劇で クライマックスに達し、さらにそこで祖父チャールズの〝謎〟についてまさに驚愕の事実が 明らかにされます。 ここ数年のスワガー・サーガでも一二を争う傑作です。次回作が楽しみです。 | ||||
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BARは30-06スプリングフィールド弾を撃つ機関銃、威力が強力。30-06は小生も狩猟に使う弾。狸からヒグマまでオールマイティ、万能弾。その弾を連続して発射する銃は魅力的。BARに魅せられて書いた小説。 | ||||
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1911ピストルとBAR機関銃の素晴らしさと禁酒法時代の話。40数年前にこの2挺は撃ったことがあるが、小生には少し大きすぎた。でも、ガンナッツにはとても面白い本 | ||||
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この作品の前の切り裂きジャックの本で、スワガーシリーズは終わったかと思われましたが、また刊行されて嬉しい限りです。 ボブのオヤジさんの3部作も面白かったですが、今回はWW1とWW2の合間の禁酒法の終わった直後。 すでにアル・カポネは投獄され、マフィアの暗躍とギャングの台頭してきた時代で、ボブの祖父のチャールズが活躍。 昔のJFK暗殺、有名な女スナイパーなど、歴史とオーバーラップさせるストーリー、今回のが一番面白い。 銃の描写も、コルトガバメント(M1911)のグリップセーフティーをテープ?で巻いて、早撃ちに備える描写はしびれました。 他のフェデラルは38スペシャルのリボルバー、ベビーフェイスはピストルマシンガンに改造したM1911に、ドラムマガジンのトンプソンと見どころいっぱい。 今、一巻目読み終わりました。 2巻目が楽しみです。 | ||||
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