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【有栖川有栖】
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鍵の掛かった男の評価:
7.33/10点 レビュー 6件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.33pt
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鍵の掛かった男の感想
物語が始まる前に事件は起こっており、その事件の真相をアリスと火村が調査するという、ちょっと珍しい作品。ページ数が多めだが、その間新しい事件は起きないため、あまり盛り上がるポイントがないのが難点。
火村シリーズの長編。相変わらず地味ですが、このシリーズの中では読み応えのある作品かと。不審な死を遂げた男、それが自殺か他殺か、だけでなく、そもそもこの謎多き鍵の掛かった男が何者なのかというところから始まります。火村の登場は後半になってからで、有栖が集めた伏線を火村が回収していくという珍しいパターンですがバランスはいい感じ。男の謎が徐々に明らかになっていくところまではいいのですが、肝心の事件の部分になると、パズルのピースに無理がある点がいくつかあるように思いますね。ロジック一辺倒の作家さんですからねぇ。そこが決まらないと評価は微妙になってしまいますね。動機も気持ちよくないですね。物語前半の雰囲気に合わないです。有栖曰く「螺旋階段を登るように」真実に近づいていくという地味ながらもどこか雰囲気のあった前半から、その足場が崩れてガタガタになった後半って感じでしょうか。
物語が始まる前に事件は起こっており、その事件の真相をアリスと火村が調査するという、ちょっと珍しい作品。ページ数が多めだが、その間新しい事件は起きないため、あまり盛り上がるポイントがないのが難点。