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ザ・バット 神話の殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
ザ・バット 神話の殺人 (集英社文庫)

ザ・バット 神話の殺人の評価: 7.50/10点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

ハリーホーレシリーズ第一作目

順序だてて読む方がいいのでしょうが
ハリーホーレシリーズとしては、数冊目で読むことになってしまいました。
一番最初に読んだのは、「スノーマン」でした。
この小説は面白くて(ミステリーとしても、題材としても)、これでジョーネスボ氏のファンになってしまいました。
シリーズ一作目というわけで、多少粗削りながらも、それなりに楽しめますが
内容としては、イマイチ物足りなさがありました。
ただ、ハリーの心理を理解するために、やはり一作目は読んだ方がこれから読み進めるためにも必要ですね。


ももか
3UKDKR1P
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

読み応えあり

ノルウェーの人気ミステリー「ハリー・ホーレ」シリーズの第一作、作者ジョー・ネスボのデビュー作でもある。北欧5ヶ国の最優秀長編ミステリーに贈られる「ガラスの鍵賞」を受賞しただけあって、実に読み応えがあった。
オスロ警察の刑事ハリーは、オーストラリアで起きたノルウェー人女性殺害事件の捜査に協力するためシドニーに派遣された。シドニー警察と一緒に捜査を進めると、事件は連続レイプ殺人ではないかと疑われるようになってきた。オーストラリア先住民族の刑事とのコンビで事件を解明していくハリーだったが、容疑者が次々に現われ、さらに頭の切れる真犯人に翻弄され、それまで抑制していた自身のアルコール依存症まで再発させてしまう・・・。
物語の前半は警察小説の王道を行く殺人事件捜査だが、連続レイプ殺人が疑われるところからはサイコミステリー風に展開し、さらにオーストラリアの歴史に絡む社会派小説の様相も帯びてくる。しかし、メインストーリーの犯人探しがしっかりしているので、実に魅力的なミステリーになっている。
シリーズすでに10作まで発表されているが、日本では、まだ3作品しか翻訳されていないので、今後が大いに楽しみである。

iisan
927253Y1

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