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僧正殺人事件



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【この小説が収録されている参考書籍】
僧正殺人事件 (創元推理文庫)

僧正殺人事件の評価: 7.86/10点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.86pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

僧正殺人事件の感想

大昔からタイトルだけは知ってましたが、どんな内容か知らずに読み始めました。なるほど、見立て殺人の元祖ですか。1929年と言う事は昭和4年ですね、正に古典ですなぁ。と言う事で、現代の基準に即して軽軽な感想は言えないです。

▼以下、ネタバレ感想

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なおひろ
R1UV05YV
No.3:
(7pt)

ニューヨークの街並み

とても安心して読める作品でした。

わたろう
0BCEGGR4
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (3件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

僧正殺人事件の感想

他の方のコメントにもある通り、この作品は古典的名作です。真犯人については、最後の最後までミスリードが行われます。

▼以下、ネタバレ感想

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サイ
ESRN4BQH
No.1:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (3件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

僧正殺人事件の感想

見立て殺人の元祖。
容疑者となる人物の殆どが数学者やら物理学者やらで一筋縄でいかない面々ばかり。
そういう自尊心の塊のような連中が、捜査過程において、腹に据えている部分を刺激され、返す態度が何かを隠しているように思えて仕方ない。
捜査陣と容疑者たちとのそんな駆け引きも非常に楽しめました。

見立て殺人モノといえば、何故そんな見立てが必要だったのかが意味不明のまま終わってしまう「なんちゃって見立て」が多いのですが、この作品の場合は最後説明されるとどこかしっくりきます。
犯人は意外な人物でしたが、更に異常だったのがその動機。
それに関しても、犯人の人物像を考えると非常に納得のできるものになっています。

某人物を犯人と誤認させたいというミスリードが作者からなされているのですが、この作品の場合それだけではなく、実は犯人もその人物を犯人に仕立てるための工作を行っています。
殺害方法にトリックといえるものはないのですが、読み手に対するこの2方向からの強烈なミスリードがこの作品に仕込まれた最大のトリックではないでしょうか。
非常に完成度の高い作品だと感じました。


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O

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