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冬の灯台が語るとき



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冬の灯台が語るときの評価: 7.25/10点 レビュー 4件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.25pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(6pt)

慣れるまでは大変!

初めての「テオリン」
風景描写から想像するものが即座に浮かばなくて最初はすごく読みにくい小説でした。
半分を過ぎると段々と作者が表現するものが割と掴めるようになって、最後まで読めました。

感想としては、もう少し「テオリン」を読んでみたい。
物語が終わって、「ハイ!おしまい!」とはならず、久々余韻を楽しめる作品でした。

ももか
3UKDKR1P
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

冬の灯台が語るときの感想

前作の『黄昏に眠る秋』に続く冬の2作目。シリーズ作品となっていますが、前後の関係性は殆どないので、今作から読んでも問題ないです。

冬の灯台、観光客がいない時期のひっそりとしたエーランド島。派手さがない情景や雰囲気と島の人々の模様を描く静かなミステリ。幽霊やら、日本のこっくりさんのような要素もでてきてオカルト色が強いです。とはいえ、ホラーや恐怖の派手さもなく、幽霊要素は雰囲気の1つに取り込まれている感じです。
私自身の記録の為にも感想を残しておきたい所なのですが、特徴的な派手さがないこの手の作品はどうやって感想を書いたら良いか悩む次第。
ここがいい、あれがいい。と言うのではなく全体的な雰囲気が神秘的で、読後良かったなと思う作品です。
静かな冬の空気感を味わう文学ミステリ。

いろいろな賞を受賞している本作ですが、日本の受賞作品で感じる、仕掛けや論理や推理展開とは違った評価が、海外ミステリで行なわれているんだと感じました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
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