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希望の記憶



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【この小説が収録されている参考書籍】
希望の記憶 (講談社文庫)

希望の記憶の評価: 7.00/10点 レビュー 2件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(6pt)

なぜ「コパーリバー」じゃ駄目なんだろう

まず、タイトルの「希望の記憶」
あまりにも非魅力的で、曖昧。
コパーリバーが、この物語の中心にあるわけだから、せめてもう少し「川」をイメージするタイトルにしてほしかった。
これじゃあ~本屋さんに文庫本が並んでいても、誰も手に取らないでしょ。

内容は、そろそろ時間もないので、強引に最後幕を引きました感がありましたが、少年少女の絡みが良い感じなので、一気に読めました。

小説は映画とは別の次元のものなのだから、将来映画化されるかも?みたいな希望は抱かずに
活字でしか表せない、活字だからこそ想像が果てしなく広がる・・・
そこに焦点を絞ると、また良い小説が生まれるのかも?しれない。


ももか
3UKDKR1P
No.1:
(8pt)

希望の記憶の感想

前作と合わせて一つの物語となっていますが、事件そのものは別々になっていると言う巧みな構成になっています。
前作でいきなり狙撃され、同僚が重傷を負い、保安官に戻ってしまった事を心のどこかでは後悔しているようなコーク。それに引き続いて殺人事件が起こるのですが、被害者の身内はかつて妻であるジョーが付き合っていた男性であり、なおかつシカゴでは裏の権力にも通じる一家。
真相は前作でほぼ解明するのですが、理不尽な思い込みにより追われる立場になったコークが、重傷を負い逃げていった先で起こる、全く別の事件。

今回は動けないコークに代わって他の人たちが事件解決に動き回るのですが、オーロラの人達や家族があまり出てこないので、そう言った意味ではこのシリーズの良さが少しトーンダウンした感じがします。
最後になってオーロラでの事件も完結するのですが、あっけないと言うか、スケールの大きな話になったわりには、えらくすんなり終ってしまったのがちょっと物足りない感じがしました。




たこやき
VQDQXTP1

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