男たちの憎悪(ミソジニー)が女を殺す ミステリ史上に残る屈指の名作シリーズ、奇跡の再始動! 私としてはこのシリーズはとりわけ愛着が深いーー 多少は自信もあるーー作品であるだけに喜びもひと しおである。

死体を積んだ幽霊列車、首都高を大爆走! ? ミステリ史上屈指のシリーズ連続刊行・第二弾 首都高パーキングエリアで発生したトラックの居眠 り暴走事故。

芝公園周辺で頻発する高級外車の放火事件。

事件に巻き込まれ、犯人を射殺したことで大きな心の傷を負い、軽度の神経症に苦しめられている志穂。

天才建築家・藤堂俊作設計の神宮ドーム球場で、二 十九名の死傷者を出す火災が発生。

終戦前夜。秘能『長柄橋』の上演を巡り、交錯する過去と現在。

「犬男がやったんだ」劭疝犬神通り魔殺人事件で起訴された男は法廷で呟いた。弁護人も無罪を主張。

真希は29歳の版画家。夏の午後、ダンプと衝突する。

”原作者”と”盗作者”の緊迫する駆け引きに息を呑む。

窓際オッサン刑事6人vs.超天才犯罪コンサルタント。鬼才・山田正紀が描く警察小説の痛快作! 初文庫化。

情報工学の天才、島津圭助は花崗岩石室に刻まれた謎の“古代文字”を調査中に落盤事故にあう。

高校生の久太郎は、同じ1日が繰り返し訪れる「反復落とし穴」に嵌まる特異体質を持つ。

ノンフィクション作家・五十嵐友也のもとに届けられた一通の手紙。

超常能力ゆえに、自らに滅びの運命を課す独覚一族。

昭和40年代の初め。わたし一ノ瀬真理子は17歳、千葉の海近くの女子高二年。

ローマ劇場で起きた毒殺事件に挑む、リチャード警視とエラリーのクイーン父子。

就職しアパートで一人暮らしを始めた清水真弓は、絶えず隣家からの視線に晒されている感じに悩まされる。

両親を失った少年が復讐のために、日本最大の暴力団の組長を狙撃し逃走したことで、全国的なやくざ戦争が始まった。

1945年の東京。空襲のさなか、浜田少年は息絶えようとする隣人の「先生」から奇妙な頼まれごとをする。

日照りに見舞われ、干上がったダム底から緑山中学校の旧校舎が不気味な姿を現わした夏。

二・二六事件前夜。置屋の密室で芸者が刺殺された。

ノンフィクション作家・高嶺隆一郎は真犯人に直接インタビューする手法をとっていた。

遠く、近く、求めあう二つの魂。想いはきっと、時を超える。

平成元年、東京。編集者の萩原祐介はビルの屋上から投身、しばらく空中を浮遊してから墜落死した。

ギリシャ人美術商の豪邸で起きた小箱の消失に端を発する難事件は、若き日の名探偵エラリーを極限まで追いこむ強固な謎をはらんでいた。

サヤキとニラカの二人が『進化』の底へと向かっている。 「ねえ、サヤキさん、こんなのって無意味なんじやないかな。

小惑星探査機が採取してきたサンプルに含まれていた、人骨化石。

「グランドマンション一番館」には、元「名ばかり管理職」の男、元公務員、三世代同居の女所帯から独居老人、謎の若者、はてはかなり変わった管理人までと、アクの強い人たちが住んでいる。

大病院の創設者である老婦人が、手術直前に絞殺された。エラリーの鋭敏なる頭脳は真犯人を指摘できるのか。

5億4000万年前、突如として生物の「門」がすべて出そろうカンブリア爆発が起こった。

同僚だった女に持ちかけられた交換殺人の提案に乗り、一面識もないその夫を殺した罪で逮捕された友竹智恵子。

クリスマスの早朝、ウェストヴァージニアの小村の丁字路で、T字形の道標にはりつけられた男の首なし死体。

新宿駅西口地下通路で女性の切断死体が発見された。第二の殺人を示唆する匿名電話が入り、捜査陣は新宿駅西口に張り込む。

16歳のぼくを置いて母は逝った。

デビューのその瞬間、すでにして日本SFを代表する名作であることを証明した、前作『神狩り』。あれから30年。

日本人に特異的な右脳と左脳の機能差研究から、無中枢コンピュータを構想する大学助手。

全長6.5キロの「密室」から死体が消失?贈賄疑惑の渦中にある会社社長が何者かに殺された。

オーケストラ団員が、東京をまるごとジャック。奇想天外なアイディアと抜群のストーリーテリング。

雪の別荘には“魔”が潜んでいた。黄金期本格ミステリの興奮をあなたに。

「恋人がエレベーターに乗ったまま戻ってこない」という男の訴えを聞いた警備員がビル内を捜すが女の姿はなかった。

世田谷の閑静な住宅街にあるテニス・クラブで、白昼、女性の焼死事件が発生した。

繁華街のカラオケボックスに集う四人の男。めいめいに殺意を抱えた彼らの、今日は結団式だった。

女の上半身と男の下半身が合体した遺体が発見された。残りの体と密室トリックの謎に迫る(「重ねて二つ」)。

プラズマイマイは磁気をコントロールして宇宙を駆けめぐる。

ニューヨークの競技場〈ザ・コロシアム〉に二万人の大観衆を集めておこなわれたロデオショウの公演。

大人気ミステリー「――者」シリーズの原点 多額の保険金をかけた妻を、トリカブトで殺したM。

1994年冬、北朝鮮・寧辺の核処理施設の査察に訪れた国連職員が目撃したのは、使用済み核燃料の沈むプールの中で泳ぐ二体の謎めいた生物だった――その正体は、戦争によって生まれるエントロピーを糧に成長する四次元生命体〈戦争獣〉。

信者が三十人いれば、食っていける。

NYの“ホテル・チャンセラー”22階で、火掻き棒で頭蓋骨を粉砕された男の死体が見つかった。

東京からカラフトへ向かう「紅緑丸」の船上で発見された変死体(「人喰い船」)、山中を走るバスから消えた五人の乗客の謎(「人喰いバス」)、谷底から消えた墜落死体(「人喰い谷」)、密室から消えた凶器の謎(「人喰い倉」)―。

浅草の古びたアパートで絞殺された女が発見された。昼は大手旅行代理店の有能な美人OL、夜は場末で男を誘う女。

六本木のちいさなバー「チェシャ・キャット」につどう常連客たち。

かつて『奇想天外』という雑誌があった。

信長の甥、織田信耀は来日中の劇作家シャグスペアらとともに琵琶湖横断の最中、「颱風」に巻き込まれ、名もなき小島に漂着し、そこで彼らは人間消失と死の絡む不可解な事件に遭遇する。

裏切り者を消せ! ――組合を崩壊に追い込んだスパ イとさらにその恋人に誤認された女性が相次いで 殺され、事件は容疑者の事故死で幕を閉じる。