ふしぎの国の犯罪者たち
- 現金輸送車 (15)
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ふしぎの国のアリスの世界に足を踏み入れた大人たちの夢とロマンに満ちた犯罪遊戯、と帯にあるが夢とロマンには満ちていない。複数の登場人物たちによる連作ものである。今の若者たちには物珍しくも無いのかもしれないが、発売当時は、このようなストーリーは珍しく、友人にぜひ読んでくれと勧めたのを記憶している。終わり方は、いかにも山田正紀らしいが、不思議と記憶に残る作品である。 | ||||
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昭和ミステリ秘宝と題されたこのシリーズに収められた山田正紀の作品としては『贋作ゲーム』に次ぎ、2作目。 PART1は『ふしぎの国の犯罪者たち』という副題で、見事な構成の連作短編が4編収録されている。チェシャ・キャットというバーに集う男たちが、ママの誘いで現金輸送車を襲撃する『襲撃』。何故か男たちの現金輸送車襲撃が凶悪ファミリーに知るところになり、さらなる犯罪の深みに入り込む『誘拐』。『博打』も元悪徳刑事に犯罪へと誘い込まれるという作品。最後の『逆転』は連作短編の解決編ともいうべき作品で、全ての謎が明らかになる。 PART2には『閃光』『マリーセレスト・2』『剥製の島』の3編を収録。 いずれも面白い作品だったが、PART1の『ふしぎの国の犯罪者たち』の4編が特に良かった。 | ||||
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全体的にパンチが弱くインパクトに欠ける作品だと思います。 感慨に残るものがなかった。 | ||||
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連作で、全体としては大きな謎を解いていく、各話では一つの犯罪ゲームのような作品です。それぞれの話で各人物を中心にして心ならずも犯罪遊技に巻き込まれていくもので、それぞれが単独で読み切れるものです。一つ一つの話がとても良くできていますので、最終話での展開には大きく驚かされると思います。 全体として大きな謎が隠されているわけですが、各話が単独でも一つの小説ピースとしてできあがっているのは、この作品の第1話である「襲撃」が、アンソロジー小説集の不思議の国のアリス・ミステリー傑作選 (河出文庫) (文庫)に独立して納められていることにも現れています。 短編集として読んでも面白いですが、まとまった連作もののミステリーとして良くできていると思います。 | ||||
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よく思いつくなぁ、こんな話。 笑えるコメディー的なものを期待してたのだけど、以外にシリアスで。 でもリアルさの無い突拍子な話ばかりで、何度も『なんじゃ、そりゃ。』とツッコミをいれたくなる作品。 | ||||
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