第17回ミステリーズ！新人賞受賞作ほか4編を収録 僕の姉は実話怪談作家だ。

はじまりは中国妖怪を模倣した連続猟奇殺人事件だった。

「最恐の幽霊屋敷」という触れ込みで、貸し出されている一軒家がある――。

分からんのか? つまり、犬神家状態ってわけだよ。

時間がないです、私、殺されます――錯乱状態に陥った少女は、オカルト雑誌のライター・美羽の眼前で突然、爆発するように血肉を散らして死んだ。

瀬戸内にある波鳥町。

小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。

民俗学のフィードワークの手法を用いて、取材を元に怪談を執筆してる呻木叶子が遭遇する四つの事件。

「犯人役を演じてもらいたい」と、メガロドンソフトから依頼を受け、VRミステリゲームのイベント監修を請け負った加茂冬馬。

ホラー作家・那々木悠志郎、最大の危機!ループから抜け出せるのか!? 一年前の火災事故で親友を失った天田耕平は、恋人と共に慰霊祭へと向かう途中にバスが事故を起こし、山道で立ち往生してしまう。

ラストまで一気読みの本格ホラー&ミステリー。原点にして最高傑作 その路地にさしかかったとたん、ひどく嫌な気分がした。

雨の日には、読まないでください。

たった数ページで、あなたの日常が蝕まれる……恐怖の深淵を覗く物語21編！ ホラー小説の旗手が贈る、戦慄の初ショート・ショート集 「得体が知れないからこそ怖く、面白い。

巨大な鍾乳洞内部につくられた、白い直方体の建物が並ぶ奇妙な集落・八つ箱村。

「人が居つかない家、というものは存在する」恐怖が3度襲うホラーミステリ 第1話「あの子はついてない」 母と共に庭付きの一軒家へ引っ越してきた中学生の茜里。

ホラー作家・鹿角南のもとに、旧友からメールが届く。ある廃墟で「肝試し」をしてから、奇妙な事が続いているというのだ。

わたしは今すぐ逃げなければならない。 あいつらから、この森から。

―この物音は、何か可怪(おか)しい。 何かが畳を擦る音、いるはずのない赤ん坊の泣き声。

「これは、わたしが小学校の、高学年だった頃の話です」――少女が雑誌に寄稿した、ある家族を襲った不気味な怪異の記録。

東京の地下には地獄が眠っている。進化し続ける異才が放つ新時代のホラー。

「黄泉の森には絶対に入ってはならない」 人なのか、ヒグマなのか、禁域の森には未知なる生物がいる。

キャンプ場から出られなくなる未知の恐怖。

横溝賞受賞第一作。「人を消す物語」の正体は。

昆虫好きの心優しい青年・〈エリ沢泉〉(えりさわせん。「エリ」は「魚」偏に「入」)。

朝鮮戦争から帰還した黒人兵士アティカス・ターナーは、SFやホラーを愛読する変わり者だ。

”即身仏”に触れたとき、忌まわしき記憶が蘇る――! 東北の山中にある〈供養の五百羅漢〉と呼ばれる謎の石仏群。

全篇新作書下ろし! 〈非日常〉の時間にこそ幻想怪奇の扉が開く―― 怖ろしき〈休暇〉を巡る傑作十五編！ 〈収録作品〉井上雅彦　あの幻の輝きは 　　宇佐美まこと　田休み 　　空木春宵　双葩(ふたひら)の花 　　王谷 晶　 声の中の楽園 　　最東対地　ジャイブ

比嘉姉妹シリーズ、待望の最新長編。澤村伊智が放つノンストップホラー。

貴志祐介が描くホラーミステリの極北 。あなたの罪が、あなたを殺す。

消えた死体、謎めく大量の骨壺…… 怪しいのは、住民全員。

「こんな結末は耐えられない」絶対に読んではいけない、禁忌の本が誕生。 こんな結末は耐えられない――。

大正時代末期、大阪船場。画家の壮一郎は、妻・倭子の死を受け入れられずにいた。

外道箱と血に狂う赤黒い犬、ないはずの右腕を掴む手、皮袋を引きずり徘徊する童殺し、化粧箱を泳ぎ回る異形の魚、ループする隧道(すいどう)… 隻腕の見鬼(けんき)・千早と、オカルト嫌いな県庁生安課・大野木は、骨董屋「夜行堂」店主によって引き合わされ、多発する怪

本物の“贄”は誰かーーいきなり文庫の比嘉姉妹シリーズ短編集第3弾! 怖いのにおもしろい! 大人気比嘉姉妹シリーズ、短編集第3弾!

札幌市近郊の町、荏原市で発生した女子大生殺人事件。

小学生の夏休みに霊が「視える」ようになった鈴。 初めて視たのは、赤い服を着た爪のない不気味な女の霊。

劇場型犯罪 VS.劇場型探偵！スリリングな攻防が読者を翻弄する！！　東川篤哉 その仕事、丁寧で堅実。

沖縄で退魔師の修行を積んだというプロデューサーの伊東氏は、男性カメラマンから相談を受けていた。

現代ホラー小説30年の至宝を一挙収録。

『ジェノサイド』の著者、11年ぶりの新作! マスコミには決して書けないことがある―― 都会の片隅にある踏切で撮影された、一枚の心霊写真。

初読はミステリ、二度目はホラー。この島の謎に、あなたもきっと囚われる。

四国の山奥にある小さな村。そこには奇妙な仏像があり、大切に祀られていた。

全篇新作書下ろし! 生誕二十五周年を飾る５４冊目の《異形》 「異形気象」を遙かに凌駕する「超常気象」の世界へ―― 〈収録作品〉 朝松健　怪雨は三度降る　　 井上雅彦　彩られた窓　　 上田早夕里　成層圏の墓標　　 空木春宵　堕天児すくい　

俺はなぜ、もっと早く引き返さなかったのかー。

「今回ここに書き起こしたものには全て奇妙な符合が見られる。

通夜の晩に怪談話をすると死者の魂が蘇るーそんな言い伝えが残る朽無村の名士・古柳哲郎氏が亡くなった。

高校時代からの親友が行方不明になり、独自に行方を探そうとする道警捜査一課捜査支援分析室所属の刑事、天野伶佳。

殺人犯を見つけてはならない。それが、わたしたちに課された戒律だった。

謀殺された幼馴染みの復讐のため、テレビ局のADとなった竜泉佑樹。

第22回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作、文庫化です! 紀元前1300年代後半、古代エジプト。

「男子禁制」の魔窟で起きた 禍々しき密室連続殺人――。

殺人の記憶を持つ娘に惑わされる作家。消えた三つの他殺体を追う刑事。

母親と妹を切り刻み、それをまた人間の形に並べて、台所の床に血みどろの抽象画を描いた女。

八十四日後、満願の日。箸(おはしさま)が願いを叶えてくれる。

転校生の白石要は、少し不思議な青年だった。背は高いが、髪はボサボサでどこを見ているかよくわからない。

神紅大学ミステリ愛好会会長・明智恭介。