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赤虫村の怪談
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赤虫村の怪談の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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上以鳥なんて苗字の人はいないと思う。 ホラーよりもコメディとミステリの方が良かったかもしれない。クトゥルフ神話の解釈が四元素説なのもコズミックホラーとして不服。殊能将之の「黒い仏」のレベルを期待していたのでガッカリ。 | ||||
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面白い。ラブクラフトが好きならより楽しめる。 クトゥルーが・・・ナイアルが・・・ 久しぶりに本家の作品を読みたくなりました。 | ||||
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著者の小説作品は全て読んでいるが、これは最後まで読めなかった。 というのは、怪異の正体がメタ的にはわかっているので、ホラー的な要素とミステリー的な要素の食い合わせが悪いと感じる。これがクトゥルーを匂わすくらいだとか、終盤でそれがわかるとかなら良かったのだが、序盤から明快にわかってしまうので、挿入される原稿もただ退屈なだけに感じてしまった。 新たな挑戦だとは思うのですが、やはり元ネタはあったとしてもオリジナルの怪異で怖がらせて欲しい。ホラーとしての怪異の正体に迫るのとミステリー的な謎解きが調和した物語を読みたいです。次回作も買います。 | ||||
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満足 | ||||
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内容的には日本を舞台に上手くクトゥルフ神話を取り込んでいて、面白いと思います。ただ、やたらと「当て字」的な名前が多いのが酷く読みにくい文章にしています。また、話が進んで盛り上がってきたところで、いきなり違う場面に飛んでしまうため、内容に感情移入がしにくいです。 ただ、全体的にはホラー・ミステリ好きな方にはおすすめできます。 | ||||
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自分は前作の影踏み亭〜を知らずに読み始めたのですが、この作品単体でも問題なく楽しめるようになっているようです。 そもそもこのタイトルですのでホラー好きの方が手に取りやすいとは思いますが、万が一帯に騙されてミステリー目当てで読んでしまうと混乱するかもしれません。 比重は7:3くらいでホラーの方がメインです。 京極夏彦や三津田信三を好きな方は、馴染みのある名前が沢山出てくるのでとても楽しめるんじゃないでしょうか。 村人達から聞き取りした怪談話が随所に挟まれていて それだけでも面白いのですが、その怪談の謎を紐解いていく過程もゾクゾクします。 逆にミステリー目当て、ホラーに馴染みがない方は読んでも意味が分からないところが多々あると思います。トリックに関しても個人的には現実離れし過ぎていて、盲点を突かれた!というような爽快さはありませんでした。 面白いのが、通常のミステリーだと探偵役と助手役がいるのが常ですが、その辺の役どころが複数人に分担されているような感じなのです。 探偵役が分からないミステリーがこうも不安にさせられるものだとは思わず、何とも不思議な感じでした。 オカルトミステリーというジャンルが好きな方は是非。 | ||||
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一作目の影踏亭の怪談が良かったのでワクワクして読み始めたのですが、…一作目の方が面白かった。 あ、そうなるのか!って言う感動が今回は全く感じられず。せっかくの長編なのに…勿体無い〜! 呻木先生のその後は一作目に書かれていたので、後は前に遡るくらいしか続きは出ないと思いますが…ぜひ続きを出して欲しい…。 後、色々登場人物が増えたのにその後がやはり描かれてなくて消化不良でした。 あと、名前が完全に当て字過ぎて読めない…。そこも個人的に話に集中できない要因でした。 | ||||
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読者は冒頭で2つの不可能犯罪に遭遇する。そしてアーカム、イタカ、クトゥグア、ハスター、ナイアルラトホテップ、クトゥルー、インスマス、ダゴン、ヨグ=ソートス、アザトース、シュブ=ニグラス、イグ、ネクロノミコン、ウェイトリイ、再びアーカム、クトゥルー、インスマス…そしてガタノゾーア…あの忌まわしき神話に呼応する名称のオンパレード!土着の妖怪に、怪談に身をやつした邪神たちが極東の島国の寒村を跋扈する。『いあ。いあ』村に口伝の妖怪の仕業になぞらえた殺人は続き、怪談作家は探偵の役を担って犯行の謎を解き明かすのだったが…!? | ||||
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怪しげな土着信仰が支配する村での殺人事件、と聞くと一見オールドスタイルなミステリーですよね。でも、その土着の神様がクトゥルー神話体系の神様で、当然のように超常的な力が存在しているというヤバすぎる世界です。禁足地の警察が入っていって、大量に死んでしまうのはちょっと笑ってしまいました。怪談独特の怖さもあり、ユーモアもあり、一気に読んでしまいました。 | ||||
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初めてミステリーに触れる方にはおすすめしにくい。 大変申し訳ありません。 最後の方になると最初に読んだ内容を忘れてしまうような作品でした。 ただクトゥルー神話いいですね | ||||
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海外から伝わったという異教の神々の影がさす四国山間部の寒村に連続して起こる奇怪な状況の殺人事件。果たしてこの世にあらざる者の仕業なのか…ってな具合に、背景設定はなかなか面白いのだが、実作はホラーとしてもミステリとしても中途半端な凡作である。 閉鎖的な集落に根を張る邪教の存在が事件の様相を歪めさせるというシチュエーションは、小野不由美の『黒祠の島』を先例に挙げられると思うが、あちらは邪教信仰の絡め方が実に巧みで、最後のどんでん返しまで見事なストーリー構成だった。ミステリとして勿論よく出来ているし、おまけにしっかり怖いのだ。 この『赤虫村の怪談』ではクトゥルーの神々を便利使いしている。苦取 (くとる→クトゥルー)、位高坊主(いだかぼうず→イタカ)、蓮太(はすた→ハスター)、無有(ないある→ナイアルラトホテップ)など当て字のセンスのなさはともかく、登場人物のネーミングまでクトゥルー風味なのは如何なものか。中須磨累江(なかすまるいえ→インスマス/ルルイエ?)や上似鳥団市(うえいとりだんいち→ウェイトリィ/ダンウィッチ)辺りは流石にやり過ぎだろう。益体もない与太話をいかにももっともらしく仕立てて、リアリティを偽装するのが作家の腕の見せどころなのに、面倒な作業は放棄して端から「これはフィクションですよ」と開き直っているかのようだ。 つまるところ、著者はクトゥルー神話を単なるスパイスとしてしか考えていないから、こんな莫迦なことをする。本筋である連続殺人の犯人の正体も、動機も、トリックの手口も悉く意外性なし。最後の最後で事件の真の黒幕の存在をほのめかし、あわよくば続編の布石にとの作者の意図も感じられるが、止めた方がいいな。そもそも。いかに怪談作家とは云え、呻木叫子(うめききょうこ)などという名前を主人公に付けるなんてどうかしている。 | ||||
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ガチ幽霊ミステリ『影踏亭の怪談』の著者の長編。今回は土着信仰にまつわるミステリ。前作と比べると怖さはそれ程でもないですがオカルトとミステリの具合が絶妙で最後まで飽きません。読後にゾワっとしました。押さえておいていい作品だと思います。 | ||||
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