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マッチマッチ さんのレビュー一覧

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レビュー数321

全321件 221~240 12/17ページ

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No.101: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

闇に香る嘘の感想

全盲の主人公が実際にこれだけの行動がとれるのか、疑問が残ったが、最後はしっかりまとめられていたように感じる。都合よすぎる気もするが、、、
しかしながら、展開が最後まで読めなかったのは、素直に高評価。
闇に香る嘘 (講談社文庫)
下村敦史闇に香る嘘 についてのレビュー

No.100:

標的 (文春文庫)

標的

真山仁

No.100:
(5pt)

普通

緊張感なく終わってしまった。
結局、標的は誰だったのでしょう?
彼女?
最後まで読んだので、5点です。
標的 (文春文庫)
真山仁標的 についてのレビュー

No.99:

OUT(アウト)

OUT

桐野夏生

No.99:
(7pt)

ラストが戴けない

結構最後まで嵌まって読めましたね。
四人の主婦たちのお粗末で大胆な犯罪、滑稽でもありました。
しかしながら、上手く組み立てられているので、飽きずに緊張感もって読み終えました。
この調子なら9点位付けてもいいかなと思っていましたが、ラストが戴けない。
単なる犯罪小説という見方も出来るが、主婦目線、女性目線で描かれた社会派小説という見方も十分ありえる小説ですね。



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OUT(アウト)
桐野夏生OUT についてのレビュー
No.98:
(7pt)

検察側の罪人の感想

重い内容です。
スピード感、爽快感、ワクワク感などは得られません。
でも、嫌いではありません。
貫井氏の慟哭に似た読後感です。
展開が読めるところもあるので、もう少し意外な結末があれば、納得でした。

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検察側の罪人 上 (文春文庫)
雫井脩介検察側の罪人 についてのレビュー
No.97:
(2pt)

お粗末

小学校高学年生から中学校生にはお勧めでしょうか。
お気軽・ノー天気な作品。
何の緻密な構成も無く、適当に話をつなげていく、まさにご都合主義の三流少年ヒーローTV番組(一話30分もの)のような展開。
いやはやお粗末様でした。
取りあえず最後まで読んだので、1点でなく2点ですね。
紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
No.96:
(7pt)

面白いですが、

読みやすく、かつ面白い。
ただし、爽快感とかインパクト感はやや弱い。
「空飛ぶタイヤ」の完成度に比べると、追い詰めるべきものはもっと追い詰めて頂きたかった。
その方が、読後感はよりスッキリする。検察の捜査描写、一松組の社長を含めた登場人物の描写、恋人との関係も含めて、やや中途半端に終わった感じ。
でも、淀みなく最後まで読み進めれたのは、さすがに筆者。
星2つというところでしょうか。
鉄の骨 (講談社文庫)
池井戸潤鉄の骨 についてのレビュー
No.95:
(4pt)

いまいち

池井戸さんの初期作品です。
この方の作品は結構面白いので手にしました。
銀行を舞台にしたミステリー小説ですね。
中盤までは良かったのですが、中盤以降は中途半端な印象を持ちました。
最後は、

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果つる底なき (講談社文庫)
池井戸潤果つる底なき についてのレビュー
No.94:
(7pt)

読み易い

この方の作品はどれも読み易くてお手軽です。
あと腐れもなく、楽しめます。
この小説もまさにその通り。
ただし、「空飛ぶタイヤ」や例の「半沢シリーズ」と比べると、悪をとっちめたという爽快感はやや不足している。
もうちょっと懲らしめた方が、スッキリしたでしょう。

七つの会議 (集英社文庫)
池井戸潤七つの会議 についてのレビュー

No.93:

代償 (角川文庫)

代償

伊岡瞬

No.93: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

一気読みでした。

この方の作品は、悪寒に続いて2作目です。
一気読みしてしまいました。
悪寒とは異なり二転三転するわけではありませんが、引き込まれます。
主人公の単純さというか、ふがいなさにイライラするのですが、そういう男性のひ弱さを表現するのが、この作者意図するところでしょう。悪寒の時も、感じました。
ただ、最後のオチとしては、やや物足りなさを感じています。
もう少し爽快感を出して欲しかった。
あの程度の罰では、代償にはならないでしょう。
代償 (角川文庫)
伊岡瞬代償 についてのレビュー
No.92:
(5pt)
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凍りのくじらの感想

この作者の作品は3冊めだが、やはり若い方向けかな。
当方のような年配者には少し退屈であった。
現代若者の感覚や心理の描写は上手ですね。
幻想的と言えば幻想的かもしれません。
女子高生が手にすると最高の一冊になりそう。
凍りのくじら (講談社文庫)
辻村深月凍りのくじら についてのレビュー
No.91:
(6pt)

平坦な感じ

あまり大きな山も無く、淡々とストーリーが展開して、いつの間にかエンドを迎えた感じでした。
よって、一気読みさせるような緊迫感は余りなく、チョコチョコと日を分けて読み進めたという結果になりました。
本小説がシリーズ物で、検証捜査に続いているらしいことを後書きから知ったので、そちらから読み始めれば、また感想も違っていたかもしれません。
凍結捜査 (集英社文庫)
堂場瞬一凍結捜査 についてのレビュー
No.90:
(8pt)

猿の見る夢の感想

ミステリーでも何でもないが、面白く読めた。
楽天的で軽薄で、そしてファンタジックに夢見るスケベな定年間近の男の物語。
文庫本として結構ページは多いけど、展開は速く、あっという間に読み終わり、そして男の結末も予想通り終焉した。
読んでも何も残らないが、この男の滑稽さをコメディ本と思って読むと、時間つぶしには持って来いである。
猿の見る夢
桐野夏生猿の見る夢 についてのレビュー
No.89:
(5pt)

カインは言わなかったの感想

ミステリー小説でもエンターテインメント小説でもありませんので、それを理解して読まれることをお勧めいたします。
バレエという芸術に絡む人間群像です。
この手の小説は余り当方は読まないので、評価しようがありません。
ということで、何も考えずちょうど中間の5ポイントにしました。
取りあえず、手にしたので最後まで読みました。
くれぐれもミステリー小説と期待して、読まないようにしましょう。
カインは言わなかった (文春文庫)
芦沢央カインは言わなかった についてのレビュー
No.88: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

こいつは面白い!

ランキング上位に入っていたので、手にしました。
タイトルからして、サイコ・ホラー系の要素があるのかなと思っていましたが、全くそうではない。
実に構成がよく、上出来。登場人物の心理描写も面白い。
ギャグも効いている。また、本書後半からの驚くような展開。
久し振りに一気読みできました。
著者の作品は初めて読んだんだけど、これ本当に著者の1作目なの?レベル高いなぁと感心しました。
ラストのラストに新たな獲物?を見つけたようで、「ハサミ男再び!」とかいう続編読みたいなぁ。
ハサミ男 (講談社文庫)
殊能将之ハサミ男 についてのレビュー
No.87:
(9pt)

スピード感もあり楽しめました

ランキングの評価が高いので手にしました。
スピード感もあり、かなり面白かったです。
誘拐を成立させるトリックの現実性を論ずるより、ストーリーを楽しみたい一冊でした。
主人公の父親の無念さが、この小説の根幹にあり、そういう面で単なる謎解き小説で無かったのが良かったです。
99%の誘拐 (講談社文庫)
岡嶋二人99%の誘拐 についてのレビュー
No.86: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

ごく普通

ランキングの上位に入っていたので、事前情報なしに読み進めてみた。
著者の作品は初めて読み、そのスタイルも全く知らないので、そういう意味では新鮮であった。
本書の中盤までは、全くどういう展開が今後起こるのか予想できず、グダグダとある種の恋愛小説を読んでいるような感覚であった。
しかし、今後何らかの大きな変化が起こるであろうと期待できたので、そういう面での期待感・ワクワク感は感じられた。
中盤以降は展開が速い。
スピード感を持って、読み進めることができる。ただし、その事件の内容・展開・結末についてはさほどの驚きはない。
それより、事の顛末のこじつけが少々くどくて面倒。
ありがちなパターンということで並である。
異邦の騎士 改訂完全版
島田荘司異邦の騎士 についてのレビュー
No.85: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

大誘拐の感想

ランキングの上位に入っていたので、読んでみました。
結構古い本だったのですね。
コミカルでスピード感もあり結構楽しめました。
シリアスで緻密な描写を好む方には合わないと思いますが、気楽に車中にでも読むのには、お手頃の一冊と思います。
大誘拐―天藤真推理小説全集〈9〉 (創元推理文庫)
天藤真大誘拐 についてのレビュー
No.84:
(7pt)

しっかり書かれた作品

歴史エンターテイメント小説でしょうか。
「熱源」直木賞受賞ということで、手にしてみました。
しっかり、書き込まれたという感じがして、好感が持てます。
漢文の書き下し文が多いので、前半はややスピード感に欠けるきらいもありますが、中盤からテンポよく読み進めることが出来ました。
朝鮮人の少年の成長がグッと来ますね。
ラストは史実に沿った内容で、大きな驚きはありませんが、気持ちよく終わることが出来ます。
差別・偏見ということを考えさせる社会派小説と捉えることが出来る小説かもしれません。


天地に燦たり
川越宗一天地に燦たり についてのレビュー
No.83: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

いいですね!

社会派小説でかつ警察小説。
当方の好みにピッタリです。
事件のディテールでもう少し緻密な記述が欲しいし、最後の結末までの運び方も今一つ緊迫感に欠けるきらいがあるが、内容がいいですね。
著者の作品は初めて読みましたが他の作品も読んでみたいと思わせる良書です。
震える牛 (小学館文庫)
相場英雄震える牛 についてのレビュー
No.82:
(2pt)

七回死んだ男の感想

グダグダと何回も同じような話が進む。
正直つまらないです。
基本的にこの手の小説は当方には向かないのかもしれない。
新装版 七回死んだ男 (講談社文庫)
西澤保彦七回死んだ男 についてのレビュー