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マッチマッチ さんのレビュー一覧
マッチマッチさんのページへレビュー数321件
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いわゆる犯人探しのミステリー小説である。
卒なくまとまった感じで、引き込まれるように読み進めるというようなスピード感は無かった。 犯人の背後関係や動機・心情等は有触れており、陳腐である。 ピエロの扱いは斬新ではあったが、結局、役割はあれだけであった。 しかしながら、面白く無いわけではなく、筆者の力量でほどよくまとめられた一冊になっている。 当方、いわゆる本格ミステリーと呼ばれる小説はあまり好まないので、こんな感想になってしまったのかもしれない。 お好きな方には、大変面白い1冊だと思う。 |
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焦点は彼。
高齢化社会と介護に関わる格差問題を真っ向から問う本格的な社会派小説、なんだけど「彼」と「彼の目的」を主旋律にしたミステリー小説である。 単純に思い込んで読んでいたため、後半驚いてしまった。 そして、そういう展開は、結構面白く楽しめた。 ただ最後は少し宗教観が強く出すぎ、ちょっと興ざめ。もう少しミステリー感を押し出して欲しかった。 でも、登場人物はさほど多くなく読み易い。 PS:読んでいて「津久井やまゆり園」の事件が頭に何度も浮かんできた。この日本を震撼させた植松聖被告は、この小説を読んだことがあったのかもしれない。 |
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スッキリした短編集。
加賀恭一郎シリーズの一冊でした。 短編集というのを好まない当方ですが、無理なく読み終えることが出来ました。良品が揃っておりますね。 この方の作品は、基本的に読み易く、かつ大外れは無い。 今後も、過去に手にしていない物を読んでみたいです。 |
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可もなく不可もなく、平凡。
緊張感やワクワク感が無いので、サクサク読み進めることは無い。 この方は、カエル男や御子柴礼司のような少し下作な小説が面白い。 |
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ストーリーは予想外に展開する。
よって後半は特にページを捲るスピードも上がる。 ただ、事件が都合よく展開するあたりが少々目立つので、重厚さ緻密さにかける面もあるが、その事を差し引いても、面白かった。 日本の司法制度では、こうした悲劇が起こっているんだろう。 主人公の少年にとって、悔いの残る結末だった。 |
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中盤までは「何が起きているのか?」という得体の知れない不穏な空気感が感じられ、飽きずに読み進めることが出来る。
ゆえに非常に面白い。 登場人物が多く、奇妙な出来事が続発する。 著者はこれをどうまとめるのか、まさに腕の見せ所。 期待して読み進めたが、最後は少し期待外れかなぁ。 少々風呂敷を広げ過ぎたのか、盛りだくさんな事件の割には、さほどの驚きは無かった。 これが減点対象。 しかし、600ページくらいのこの本を一気に読ませるところは、著者さすがですね。 |
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事件の内容的には、列車ジャック・爆破物設置という緊迫感ある設定なんだけど、それが全く感じられずいつの間にか犯人は目的を達成し、事件は何の驚きも無く終結を迎える。
そして、著者の鉄道への思い入れが、中途半端に小説の冒頭から最後まで散りばめられる。 なんだろうな、この消化不良感。 B級でもC級でも何でもいいので、ワクワクするような面白さが無いと、この手の小説は手にする価値は無い。 |
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5話からなる短編集です。
内容は凄くシンプル、難しくなく読み易い。 その分、著者の骨太の作品を期待している方には、少し物足りないかも。 続編が発行され、短編数が10数話程度になったら、水曜午後9時からのTVドラマに丁度いいかも。テレ朝かな(笑) 主人公の上水流涼子は、米倉涼子。 貴山は、放映時人気のジャニーズ系かね。 コメディ感も若干入れて制作すれば、ある程度視聴率も取れそうですね。 ということで、お手軽な一冊でした。 |
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単純明快。
決してA級小説ではないが、B級ならではのシンプルな面白さがある。 ツッコミどころ満載だが、わざわざツッコム必要はない。 夜読み始めて、深夜読み終わり、少々寝不足。 通勤通学の交通機関内で、気軽に読むのに適した一冊でした。 |
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読んでみると、いわゆる本格ミステリーという範疇に属する小説でした。
正直、当方には全く合わない内容ですね。 謎解きパズル小説というのでしょうか、最後まで読むのに苦労しました。 アリバイを崩すことが出来ない刑事君が、時計屋のお嬢さんに相談して、その場であっけなくアリバイ崩しの解答を得るという内容。 現実味の全く感じられない事件概要、ご都合よくアリバイが崩れる過程、リアリティの無い捜査一課の刑事君。 こういう設定の小説は、私には無理です。 でも、謎解きが好きな読者さんには、きっと評価が高いんだと思います。 著者さんには申し訳ないのですが、手にした私が悪かった。低評価で申し訳ありません。 |
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著者の面白いところは、例の悪徳弁護士シリーズのような徹底的に娯楽に徹した作風。
今回の作品、脳死移植と臓器売買を背景に書かれているんだけど、社会派小説なのか単なる娯楽小説なのかよくわからん中途半端な感じ。 何の苦労もなく都合よく犯人にたどり着くし、ラストの陰の関係者も予想通り。 お粗末な一冊でした。 |
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犯罪ミステリー小説というより、精神分析小説というような感じかななぁ。
犯罪を冒す人の心理描写に重点を置いているようだけど、どちらかというと、子供の時期に何らかのトラウマがあり精神疾患を抱えた人物の心理描写に終わっただけのような感じがする。 犯罪の全貌も、結局は第3部で、犯人自身の暴露で終わっている。 心理描写にはとにかくリアリティをもって細部にこだわっているが、お粗末なのは、主人公となる2人の刑事。 全くリアリティ感が無い。高校生のような男女の刑事が、都合よく活躍する。でも何ら事件の解決には至らない。 そして、この二人の刑事の嘘っぽさが最後まで無くならずに、結局、犯人自身の暴露で終結。 4点も点けたのは、精神疾患を抱えた人物の心理描写を見事なまでに書き込んだからである。 リアリティある刑事達が絡んで物語が展開していたら、もっと素晴らしい小説に仕上がっただろう。 残念! |
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