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ホワイトアウト
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ホワイトアウトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全73件 41~60 3/4ページ
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何だか今更レビューを書き込むのもなあと思うほど以前に読んだ本。 でも、やっぱり書き込んでおきたくなる一冊。 和製ダイ・ハード。 もうこの売り言葉で読む気も無くしていましたが、あんまり評判が良いので手に取ってみたのでした。 確かに和製ダイ・ハードでした。 「いくらなんでも死ぬでしょ、そりゃあ。」と思わせた場面がどう我慢しても2回はありました。 でもね、半ばのあの名セリフ。 ラスト近くのあの場面。 泣けちゃうんです。 そして、全てのパーツが一つになる物語の結末。 これを超一級の和製サスペンスと呼ばなければ、何をしてそう呼ぶ? 10年に一作、こんな作品が出るだろうか。 甘いかもしれないけれど、満点。これを書いた真保氏に、拍手。 読後何年も経って、今なおこの評価は下がりません。 | ||||
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あまり深く考えず一気に読むことをお勧めします。 冷静に考え出したら、犯人の犯行の動機や、主人公の行動など「ホント?」 と思わせる部分も多いのですが、勢いで読めばそれも気にならなくなります。 それもこれも、ディテールにこだわる著者のなせる技でしょう。 | ||||
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ホワイトアウト、私は読書をそれまでしたことは無かったのですが初めて手に取ったのがホワイトアウト。正直それまで本に興味なんてありませんでしたし、そもそも本を読んだところで途中で投げ出してしまったと思う。映画化されてるのも知っていたのでちょっと読んでみようかと、続きもしないと心の隅では分かっているのに買ってしまった。しかし読んでいくうちにどんどんこの世界に引き込まれていった。富樫のテロリストとの攻防、交錯するそれぞれの目的。特に富樫のテロリストとの戦闘シーンには驚かされた。文だけでここまでの緊迫感が出たのには正直驚き。一気に読んでしまった。気がついたら電車を乗り越していたり(笑私は映画を見ていません。小説も映画に勝るとも劣らないと思う。映画を見ていない方、映画を見ている方にでも是非読んでいただきたい一冊だと思う。 | ||||
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読者の想像力をかき立てる小説とは,まさにこの「ホワイトアウト」のことを言うのだと思います.地理,風景,天候,アクション,そして登場人物の心情に至るまで,実に緻密に描写されていて,圧倒的な臨場感を楽しめます.目の離せない展開の連続で,時速100ページで読み進んでしまいました. | ||||
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真保裕一は、これをはじめて読みました。ほんっっとに面白かった。とにかく臨場感がハンパじゃありません。まさにそこにいて、主人公と一緒に行動しているような錯覚に陥りました。最初から最後まで息もつかせぬ展開で、どっぷりのめりこみます。単純におもしろい小説を読みたい人には、これを勧めます。間違いない! | ||||
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真保祐一の作品では一番のおススメです。息詰まる緊張感で、最後まで楽しく読めますが、何といってもラストの数ページは最高です。本を読みながら泣いたのは初めてです。映画では主人公の感情までは上手く表現されないので、是非とも本で楽しんで頂きたいです。ただ、ホワイトアウトから真保祐一の作品を読んでしまうと、他の作品が期待外れに感じてしまうかも。 | ||||
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アクションを文章で表現するのはなかなか難しいものがあるはずなのにこの作品では充分に伝わってきます! | ||||
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新保裕一の本を読んだことのない人はまず本書から読むとよいです絶対ファンになります | ||||
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本の虫である私は文学から実用書までこれまでかなり大量の読書をしてきたが、この作品と、同じく真保氏の奪取が人生の最高傑作!特にホワイトアウトはすごすぎて言葉にならない。雪の降らない地域の人には理解できないかもしれないが、私は雪国育ちであり、雪の恐ろしさは知っているつもり。雪の恐ろしさを知れば、さらに100倍面白くなる。よくもこんな作品を生み出したものだ。「時間的にも地理的にも普通に、現代の日本での冒険小説」に挑戦した結果がこれ。ちなみに映画とは全然違う内容。映画は原作に比べればダイヤと玄武岩くらいの差がある。ヒロインにもむかつかない。「奪取」も読んで、真保ワールドにはまれ! | ||||
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真保さんのことを知ったのは,映画ホワイトアウトの広告を通じてだった。不幸な出会いであった。その映画作品への先入見から,真保さんの作品を読もうなどとは最近まで,一度も思わなかった。 最近になって,ひさびさに日本のハードボイルド小説を読みたくなって,あまり期待もせずに『連鎖』を買って読んだら,とても面白かった。それで『ホワイトアウト』も読んでみたら,とてもよくできたサスペンス小説で,夢中になって一気に読めた。 厳冬下の山岳地帯を舞台に,生きることよりも死が,ずっと甘やかな誘いになるような極限状態において,倫理への意志に支えられて,持続的な緊張感のなか,一歩ずつ事態を切り開いていく生き抜いていく主人公の姿を通じて,意志というものがもつ決定的な力を教えられた気がする。 | ||||
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映画は観ていないので、DVDを衝動買いしたくなりました。読み始めから引き込まれる、文章力に脱帽です。緻密に考えられた脚本、他に必要なものは何もありません。少し頁数の多い文庫ですが、リズムが良いので読み始めると止められません。富樫は、ダムの運転員。仲間と遭難者を救う場面から始まります。ホワイトアウトの表題に相応しい雪山の場面から武装グループが占拠するまでの息もつかせぬ展開は本当に冒険小説の域を超えています。そして432-433頁、今までの小説でも、たくさん涙腺が緩みましたけどこんなに質の違う涙が止まらなくなったのは、初めての経験です。上司の清水課長からの伝言「君は日本一のダムの運転員だ」この一言が、この小説のクライマックスだと思います。そしてラストシーン、この涙が乾いた頃に、また静かに泣けるんです。真保さんの奇跡の人も、読んでみたくなりました。 | ||||
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織田裕二主演により映画化もされた本作は、「このミステリーがすごい!」'96年度第一位を獲得した傑作です。本作で特筆すべきは、まず真保裕一氏の圧倒的筆力でしょう。極寒の冬山、降りしきる雪の厳しさと美しさ。そういった描写が行間からにじみ出てきます。それでいて一切エンターテイメント性を失わず、超一級の現代ミステリとしてページを繰る手が止められないほどの名作となっています。映画を否定する訳ではありませんが、原作を読んでしまうとどうしても見劣りしてしまう感は否めません。映画を見て本作に興味を持った方でも十二分に楽しめると思います。「奪取」と並んで、新保裕一を読んでみようかとお思いの方にまずお勧めしたいのがこの一冊。安心して読める純エンターテイメント作品です。 | ||||
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素晴らしい構成と描写力!本末転倒ではあるが、私は映画で表現されていた危機的状況がいかにして言葉で表現されていたのかに興味をもち読み始めた。結果、その微細な描写と展開に心を鷲づかみにされた。映画だけでは「ホワイトアウト」の世界観を味わうに十分ではない。原作には富樫の葛藤が詰まっている。映画は小説に勝てず、小説もまた映画に勝てず、、、再読の価値あり! | ||||
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私 日本や海外のあちこちで ダムを作ってきました。 で、純粋技術的な面から見ると よく勉強したけど大分違うねえ、というところでしょうか。ダムの爆破も佐久間ダムのような重力式コンクリートダムでは、小説にあるような量では不可能。トンネルの爆破も穿孔しなければそこまで 壊れないと思う もう30年以上前からトンネルはNATMで地山自体を強化しているので、それほど崩れないし、崩落岩石の撤去自体は汎用のピック付バックホー、ローダー、ダンプトラックでそれこそ数日で撤去可能かな ダム自体は非常に爆破はしんどいです。MIG21によって爆撃された(直撃をうけた)大ダムを見たことがありますが、損傷は軽微なものでした。もっと恐ろしいのは自然の力です。 小説については 一気に楽しく読ませていただきました。 | ||||
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久しぶりに、もったいなくて読み終わりたくない、このままずっとこの本を読み続けていたいと思える本に出会いました。主人公の富樫、かっこよすぎ。強い人間とはこういう人のことをいうのですね。人間は大自然の前ではとても弱い存在で、その自身の弱さを自覚している者こそが、自然に立ち向かう強い精神力を身につけることができるのだろうと感じさせられます。「奥遠和」の持つ寒々しい言霊から生まれたような作品。おすすめです。 | ||||
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言葉による景色・状況・空気の温度を想像しながら読むことで楽しみが倍増しました。読み終えて「男の根性・男の責任」ださい表現だが感じられたのは事実です。緻密に計画されたダム・ジャック、孤立し、死んだ友の恋人・ダム職員達を人質にとられてしまった主人公、友の事故死に責任をかんじる主人公が苦悩し、人質を救出に全力を尽くす。主犯の最後の計画まで超高速で進んで生きます。あなた好みのとびきりのヒロインを用意して、お楽しみください。 | ||||
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昔、角川映画はこのキャッチフレーズで映画と書籍のメディアミックスを始めました。で、いまでも続いています。が、大抵の場合、見てから読むとがっかりする場合が多いのですが、この本についていえば、見てから読んでもそれほどイメージの乖離がなく面白く読むことができるでしょう。でもやっぱり読んでから見るほうをおすすめしますが。 | ||||
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ホワイトアウト=ガスをまとった雪が周りを覆い尽くす様子。この小説自体がホワイトアウトだ、と言うのはまあ、言い過ぎかもしれないが。氏の小説はこれが初めてだったが一気に虜になる。スピーディーさ、ストーリー性は最高だ。読む目がとまらない、ページをめくる手が止まらない。読者を飽きさせず、なおかつミステリとしても完成されている。 死んだ友人、吉岡の婚約者が捕らわれてしまったのだから、燃えないわけもない。とにかく吉岡を安堵させたく、単独で無我夢中にテロリストに挑んでいく様は情熱性を感じさせられずにはいられない。そういう人間模様、テロリストの中で崩れていったりしていく様も濃い。心理描写も同様。富樫には何かと心打たれる箇所もある。それ故映画もヒットしたのだろう。個人的に映画を見ただけでは内容が分かりづらいと思うし、それこそ富樫のワンマンショーで好きじゃないのだが。 スーパーマンではないがもはや同等の富樫。常人なら8キロも往復できませんよ。まあ、現実離れこそしてるものもこの場合はそうしないと読者に迷惑というかなんというか。死にかけのシーンもちらほら。スリルもあるからよけいに読まずにはいられなくなるだろう。 | ||||
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やばい!!!カッコ良すぎ。原作最高。読み進むうちにいつの間にか自分が雪山に登っている。基本的には男の世界なんだけど映画のダイ・ハードも真っ青な展開だから読む人の想像力をかきたてる。もう暑苦しい夏にぜひ読んでクールになってくれ。ただし、冷えすぎに注意。映画の方はハリウッドにお願いして欲しかった。 | ||||
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