正義をふりかざす君へ
- 食中毒 (16)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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2013年に発表された和製ハードボイルド小説。かつて逃げ出した故郷の街に戻った47歳の男が、地元の政治勢力の紛争に巻き込まれながら自分の生き方を自問自答する、出どころの無い私立探偵物語である。 | ||||
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正義、いわゆる正しいことを貫こうとしているはずなのに罠にかけられる。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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長野県棚尾市を舞台にかつてホテルでの食中毒死な絡み地元新聞社の激しい追及をきっかけに、窮地に追いやったそのホテルを買収した新聞社の社長を数々の事件を通して追及していく男を描いた作品。 最後は呆気なかった。 新聞社社長の自殺ではなく、悪事を暴きしかるべき責任を追及してほしかった。 一般文学通算2399作品目の感想。2020/05/16 09:10 | ||||
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非常に面白かった。読み始めたら止まらず、夜更かしして、一気に読み上げた。 主人公が急に地元に呼び出され、あれよあれよと事件に巻き込まれるが、中々、その全貌が掴めない。私も主人公と一緒に巻き込まれてしまい、なぜこんなことが起こるのか、真実は何なのか、が気になり次を読んでしまう。 正義は正しい、というのは誰でも知っているが、立場によって正義は異なる。それぞれの立場で正義を貫くことで、大きな事件や事故を引き起こす。それでも本人は自分こそが正義だと信じて疑わない。 | ||||
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真保さん(著者)、頑張ったなあというのが読後第一の印象。これでもかというほどエピソードを詰め込み、構成を練りに練り、凝りに凝った感じ。 しかし、幾つかのレビューにもある通り、それがゆえに読んでいて疲れる。展開やウラの仕掛けが目まぐるし過ぎる感じ。2~3のエピソードを削るなど、もうちょっと削ぎ落としても良かったのでは? あと読んでいて思ったのは、海外のハードボイルドに比べ、やっぱり和モノはスケールが小さいということ。こんな小さな町の、小さな小さな抗争。本来ならどうでもいい話やん。 | ||||
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元妻の依頼で、不破勝彦は故郷・棚尾市へ久々に戻った。不倫の証拠写真を撮った者を調べてほしいという。不破はかつて義父のホテル業を手伝うために地元紙・信央日報を退職した。しかし食中毒事件で義父は失脚、妻との不仲もあって、彼は故郷から逃げ出したのだ。七年ぶりに戻った不破は、ホテルが古巣の信央グループに買収されていたことを知る。そして、何者かが彼を襲撃する! | ||||
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このタイトルの意味は、読んでいくに従って明らかになってくる。 以前、主人公が関ったトラブルから逃避していた事を改めて直視 しないと解決のために動き回ることも出来ない。 また主人公が撒いたえさに過剰に反応されて、襲われた挙げ句に 警察から取り調べられる。 思わぬ展開に意外性はあるものの、無理はない。 知りたくなかった真実を知リ、失望するが・・・。 | ||||
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