アマルフィ
- 映画化 (231)
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はっきり言って、がっかりした。 この小説はフジテレビ、開局50周年記念番組の台本として書かれたものを元に小説化されたものだと、作者の後書きにある。 テレビドラマ化されていることは知ってはいたのだが、読み進めるうちに、小説では不要なシーンが、そして、にもかかわらず、恐らくは映像ではあってほしいのだろうな、と思われるようなシーンばかりが目に付いた。 しかも、何よりもストーリーにムリが多すぎる。 例えば、イタリア国家警察が、誘拐事件の特捜本部を解散する、という話。 その理由は、被害者の母から、電話で「手をひいてくれ」という言われたから、という。 本人の意向であるのかの確認もせずに、電話一本でそんなことが決められる? しかも、その電話がニセ電話であることが判明するというのに。 あるいは、主人公が犯人が誰であるかに気づくシーン。 もっと早く気づいていてもおかしくない。 そうすると、このストーリーそのものが成立しなくなるのだが、あのタイミングで思いつくある疑問、というのがいかにもご都合主義なのである。 奥田英朗という、まず人物像を立ち上げて、その人物が自然に動き出すのを待つとうい作家を読み続けていたためか、真保の作品はあまりにもプロットをなぞるだけの作品になっているように感じる。 奥田作品の解説で、誰かが「最近はプロットを追いかけただけの作品が少なくない」と指摘していたが、まさにこの作品がその典型であるように思えた。 そういえば、真保の出世作である「ホワイトアウト」も、プロットなぞり型の作品であったことを思い出す。 登場人物が、まるで作品の中で活き活きと動き出さないのだ。 ただし「追伸」という作品には、あまり否定的な印象がないのだけれど・・・。 それはともかく、個人的にさらに不満なのが、アマルフィというタイトル。 かつて訪れたアマルフィを舞台にしているのかと期待したのだが、小説ではちょっと立ち寄るだけ。 物語の展開にも、さして重要な役割を果たしていない。 別の場所であっても、いや、メインの舞台であるローマを離れなくても、まったく構わないストーリ構成なのだ。 あくまでもテレビドラマとして、人気のアマルフィを映像にしておきたい、という狙いが見え見えで、読んでいて悲しくなった。 | ||||
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外交官黒田康作が活躍するテロ撃退作戦。 特に武術など特殊な技量があるわけでも無く何かと口出し本職を忘れのめり込んでいくタイプ。 それでも事件を解決していくところに面白さがある。 一般文学通算2425作品目の感想。2020/08/15 16:10 | ||||
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映画をレンタルで見て、外交官シリーズに興味が湧きました。 小説も面白かったですが、細部までもう少しちゃんと調べて作られていたらもっと良かったです。 イタリア語堪能な外交官という設定なのに、女性に対して「ブラーヴォ」はありえないです。 海外を舞台にした話では、その国の歴史や政治経済の状況などは簡単に調べられるんでしょうけど その国に暮らす人々のリアルな日常生活や言葉、国民性などの描写は、 実際に体験していないと難しいのかもしれませんね・・・。 お話が面白かっただけに、その辺りの雑なところが残念でした。 | ||||
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一人の英雄物語。 さすがのストーリー作りの巧みさに感服。 真保はやはり期待を裏切らないですね。 | ||||
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毎回に著者の想像力(というか創造力というほうが適切か)、に驚かされる。 このストーリーは海外ロケの話があってから作成されたものだという。 それをスタートにしてこれだけ壮大な物語が作られてしまうのだから、 本当に驚くばかりだ。 もちろん、内容についても日本人が海外でこれだけ頑張っているのを見ると、 すごく勇気づけられる。 いままで数多くの同著作を楽しんできたが、 それぞれが全く異なる背景で描かれている。 やはりすごいとしかいいようがない。 | ||||
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